「原爆投下」をめぐって――米調査報道、AJEドキュメンタリー、日本人ジャーナリストの回想
http://english.aljazeera.net/watch_now/ この番組、効果音楽使ってないですね。アルジャジーラの原爆被爆者のドキュメンタリー(肥田先生を追ったもの)。番組名はWitness. あとでオンラインでアーカイヴ化されます。再放送もあるはず(多分明日)
2011-08-04 21:46:59アメリカにいたころ、被爆者の人たちがやってきたことがあった。スミソニアン博物館でエノラゲイが展示されたことに対する抗議署名を手渡すためだ。展示会場まで同行して、実物を前にしてちょっとお話をしたのだが、「ちくしょう、って感じですよ」と仰られていたのが忘れられない。
2011-08-04 21:53:21AlterNet's version of my Hiroshima Cover-Up story posted last night. http://t.co/pVNHCBj
2011-08-04 21:53:14つらい話。被団協でのインタビュー。当時16歳で看護をしていた女性が語る。「逃げてきた母親がおぶっていた赤ん坊の首がなかった。私はつい『あら、この赤ちゃん首がない』と言ってしまった。それを聞いた母親は、せっかく逃げてきたのに、その場に倒れて息を引き取った」 AJEドキュメンタリー
2011-08-04 21:54:03ちなみに、当時、エノラゲイの説明版には「戦前における米工学の精華」といった類の賛辞が書かれていた。「誇り」なのだ、あの飛行機は。展示場所はDC郊外のダレス空港の近くだったが、開館式には、チェイニー副大統領と、レンキスト最高裁判所判事が招かれていた。国家的プロジェクトだった。
2011-08-04 21:56:18アルジャジーラのドキュメンタリー終了。番組サイトは http://english.aljazeera.net/programmes/witness/ 明日になれば今日のこの放送分もアーカイヴされるはず。
2011-08-04 21:59:13余談だが、当時レンキスト最高裁長官はなにか重い病を患っておられ、壇上に歩む足取りは相当におぼつかなかった。しかし、いったん口を開かれた後の堂々たる語りぶりは、その老いたお体に明晰な精神が宿っていることをはっきりと示しており、深く感じ入った。
2011-08-04 22:07:03レンキストさんはすでに泉下に入られたが、あの方が指揮された米連邦最高裁は、前大統領の長い8年間の治下においても、The Last Arbiterとしての役割を全うしたと、僕は思う。
2011-08-04 22:09:5895年にスミソニアンがエノラゲイ展示を企画し、大圧力団体でもある退役軍人諸団体が強く反発して中止に追い込まれるという事件があったが、911と前後して、アメリカの空気はさらに大きく変わったのだと思う。このへんは肌感覚がないので、よくわからいのだが。
2011-08-04 22:12:49Today's edition of my "Countdown to Hiroshima" for Aug. 4, 1945-- Enola Gay pilot reveals mission. http://t.co/forp0nY
2011-08-04 22:39:28数年前、ミネアポリスであるおじいさんに話を聞いたんですが。フィリピンで旧日本軍の捕虜になって、大村の炭鉱で強制労働させられていた人。彼に、広島、長崎に原爆が投下されたのを知ったとき、どう思ったか聞いたんですね。ちょっと考えた後、済まなそうな顔をして「これで生きて帰れると思った」
2011-08-05 00:11:59おじいさん、当時は原爆のことなんか何も知らなくて、終戦後にやってきた記者(バーチェットね)に「radioactivity(放射能)がいっぱいだから長崎には近づくな」といわれたとき、「radio(無線)がいっぱいって、どういうことだ」といぶかしんだそうな。
2011-08-05 00:14:49すみません。原爆関連の一連のツイートに重大な間違いがありました。誤:ミネアポリス>正:セントポール。ミネソタ州の隣り合った「双子都市」でもあり、取り違えました。謹んで訂正します。
2011-08-05 06:57:48個々の米軍兵士にとり、原爆投下がもたらした(ように見えた)終戦は、自らを死から解放したと感じられたという話は、それはそれで、すとんと胸に落ちる話でした。米国政府の「原爆投下は日本降伏を早め、本土決戦を回避し、米兵の犠牲を減らした」という主張は、そのあたりを織り込んだかと思う。
2011-08-05 00:25:41長崎に強制連行された朝鮮人被爆者たちも、「原爆に救われた」と語っていました RT @spearsden: 個々の米軍兵士にとり、原爆投下がもたらした(ように見えた)終戦は、自らを死から解放したと感じられたという話は、それ… (cont) http://deck.ly/~S2hcn
2011-08-05 00:44:54ただ、忘れてならないのは、原爆投下に対しては、米国の宗教界などからも、かなりきびしい批判が出ていたことです。その非倫理性に対して。それもあって、先のRTで言及した公式スタンスを、米政府関係者だったか政府委員会だったかのメンバーが、たしかThe Atlanticに寄稿したんですね。
2011-08-05 00:31:04「朝日新聞報道「米空軍、核ミサイル発射担当将校にキリスト教で聖戦教育」への反応」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/170397
2011-08-04 18:23:06大草原の小さな家で出てきた街っすね。@spearsden 全くの余談ですが、ミネアポリスは長崎の姉妹都市です。いいところですよ。
2011-08-05 00:37:07@KiyomuTomita おお、そうでしたっけ。ローラの家、いきましたよー。物語のメイン舞台ではない場所でしたが、ちっこくって、平原の真ん中でした。
2011-08-05 00:46:54@spearsden そうですね。今までの一連のツイート、米兵の心情は十分理解できますが、広島に居る者としては非常に複雑です。上の世代交代には禁句の内容ですので。
2011-08-05 00:32:51@rosebleue67 ですよね。私も大阪にいたころ、何度か広島にはお邪魔させていただきました。今も被爆者の方とお話させていただく機会はあるので、ぼんやりとですが、そうした心情はわかります。
2011-08-05 00:35:38