アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、はじめの一歩3期11話脚本:アニメへの落とし込み

アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思って調べ始めたが、この方の歴史は膨大すぎた。 今回は、はじめの一歩3期11話(高屋敷氏脚本)について。 前回は、 『あしたのジョー2』47話(高屋敷氏脚本)について。 続きを読む
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まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本はじめの一歩3期11話 まとめ5 以前書いた、マイメロディの赤ずきん(高屋敷氏脚本)についてのブログ記事はこちら↓ makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2020/03/…

2021-05-02 14:32:03
リンク カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 マイメロディの赤ずきん脚本:作家性を探る鍵 - カイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡 作品概要: 『マイメロディの赤ずきん』は、1989年公開の劇場アニメ(サンリオアニメフェスティバルの一編)。サンリオキャラであるマイメロディが、赤ずきんを演ずる。総監督:波多正美氏、監督:窪秀巳氏、コンテ:石川康夫氏で、脚本が高屋敷英夫氏。 ─── 本作は、サンリオキャラがお芝居をするというコンセプト。司会のサム(サンリオキャラ)がリングアナ風な言い方をして「プロレスか」とつっこまれるが、リングアナといえば、はじめの一歩3期・あしたのジョー2(脚本)が想起される(こちらはボクシング)。 赤ずきんの芝居が始
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#高屋敷氏脚本はじめの一歩3期11話 まとめ6 また、高屋敷氏的な「悪役」の描き方にも注目したい。例えば、アンパンマン(脚本)の、ばいきんまんがわかりやすいが、勝つために悪知恵をめぐらせる姿には感心させられる事が多い。沢村にも、そういった要素がある。

2021-05-02 14:33:17
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#高屋敷氏脚本はじめの一歩3期11話 まとめ7 そもそもとして高屋敷氏は、善悪のラインを明確に引かない傾向がある。それは、作中でイカサマが横行するカイジ・ワンナウツ(シリーズ構成・脚本)でも活かされており、作品世界を深くしている。

2021-05-02 14:33:58
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#高屋敷氏脚本はじめの一歩3期11話 まとめ8 そういったポリシーが今回にも感じられ、全体的に沢村が、若干「憎めない」キャラになっている。高屋敷氏はキャラの掘り下げや形成に秀でるが、その本領が遺憾なく発揮されている。

2021-05-02 14:34:42
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本はじめの一歩3期11話 まとめ9 キャラといえば、試合を見守るキャラ達の台詞やモノローグのテンポがいい。あしたのジョー2(脚本)でも、その技術が光っていたが、時を経て更に洗練されている。常にアップデートを怠らない高屋敷氏の姿勢に敬服する。

2021-05-02 14:35:29
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本はじめの一歩3期11話 まとめ10 あしたのジョー2(脚本)も本作も、原作をそのままなぞらず、1話約22分のアニメとしてのリズムに合わせ、台詞の取捨選択が行われ、構成が工夫されている。何十年とアニメに関わってきた、高屋敷氏の技術の高さが感じられる

2021-05-02 14:36:21
まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本はじめの一歩3期11話 まとめ11 つくづく思うことであるが、原作をそのまま「なぞる」だけでは、原作の面白さをアニメにすることはできない。高屋敷氏は、アニメを「熟知」しているからこそ、原作をアニメに落とし込む技術に長けるのだと思う。

2021-05-02 14:36:58

続きはこちらです:

まとめ アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、はじめの一歩3期12話脚本:エンタメの基本 アニメカイジに感動し、かつ高屋敷英夫さんは子供~大人になるまで、よく見る名前なので気になった…と思って調べ始めたが、この方の歴史は膨大すぎた。 今回は、はじめの一歩3期12話(高屋敷氏脚本)について。 前回は、 はじめの一歩3期11話(高屋敷氏脚本)について。 https://togetter.com/li/1708092 今までのTogetterも参考までに。 https://togetter.com/id/makimogpfb 今までのまとめのバックアップや、その他高屋敷氏作品についてのブログ: https://makimogpfb2.hatenablog.com/ 887 pv 8