ヒーローと賠償金と賠償責任保険。【TIGER & BUNNY】

みなかみ @no_nashi

虎徹の賠償金関係ざっくりまとめ。彼は会社員（有休があることからも個人事業主じゃないのは明白）。なので業務中に発生した損害に対する賠償義務は彼個人ではなく雇用主にある。（続

みなかみ @no_nashi

続）その賠償額を彼個人に転嫁するのは少なくとも日本では違法。皿洗いのバイトが皿割っても店主がバイトに皿代を請求してはいけないのと同じ（もし払わされてる人がいたらその店ブラックですよ！）。たぶんシュテルンビルトでも同様。（続

みなかみ @no_nashi

続）なので虎徹が物を壊しまくるとその分の賠償はすべて雇用主のアポロン（以前ならTopMag）に支払義務が発生する。５話でユーリさんもそういう判決だしてましたな。（続

みなかみ @no_nashi

続）（さっきの呟き 業務中に物を壊しまくると に訂正。まあ判っていただけますよね）（続

みなかみ @no_nashi

続）（あと、人命救助等のしかるべき必要に基づいた破壊であれば、公的な補償が下りて損害賠償は発生しないのだろうと、やはり５話から推測）（続

みなかみ @no_nashi

続） で多分、ヒーローを抱えてる企業はそういう損害賠償に備えた損害保険に入ってます。かなり特殊なのでおそらくオーダーメイド、ハイリスクなので保険料は高額と思われますが、事前予測は難しいので、おそらくいったん暫定保険料で契約して保険期間終了後に確定精算するかたちかと。（続

みなかみ @no_nashi

続）（ヒーローは企業の宣伝活動として見返りも絶大なものの、コストもリスクも絶大なので、損害保険加入という基本的なリスクヘッジ抜きには、経営陣／オーナー／株主のゴーサインが出ないと思われ）（続

みなかみ @no_nashi

続）話が飛びましたが、この場合の暫定保険料がどう決められるか。それは前契約以前の過去のリスク実績から。なのでヒーローの場合は、主に過去の損害賠償額。つまり虎徹の場合はたぶん保険料バカ高い＆補償限度額に低めの制限つけられてる可能性大です。（続

みなかみ @no_nashi

続）その上さらに期間中の賠償額（支払保険金）が膨らめば、保険料の確定精算時に追加保険料請求、かつ何らかの引受制限・つまり最悪は「もう来年はワイルドタイガーの保険は弊社でお引受けできませんので…」（続

みなかみ @no_nashi

続）これで人気があればともかく最下位争い常連では、そりゃTopMagの経営陣も株主に対して虎徹のクビを切らない言い訳が思いつかないわけで。これが１話のベンさんの「考えてくれなきゃ、俺がお前を守れないんだよ」に繋がると。（続

みなかみ @no_nashi

続）やや蛇足ですが、大技をもたない折紙なんかはそもそも器物損壊のリスクが低いから、他のヒーローたちと比べて保険料はぐっと安そう。そもそも所属企業＆スポンサーから期待されてるのも犯人逮捕＜見切れなので、危険度からして段違いだし。

みなかみ @no_nashi

以上、真面目な話だから公式タグつけようと思ってたのにすっかり忘れたｗので、虎徹と損害賠償の話について興味がある方はこの呟きからさかのぼってみてください。 #tigerbunny

みなかみ @no_nashi

ヒーローと損害保険バナシのオマケ。７大企業のうちに金融は当然あったよね、と思って調べたらヘリペリデス。お抱えヒーローは折紙。…なるほど、最少の投資で最大の宣伝効果を期待する、いかにも金融らしい選択だなあ、と感心しました。 #tigerbunny

みなかみ @no_nashi

ヒーローと損害賠償保険の話は考え始めると面白くてやめられないですｗ 前述の通り通常は前年の実績を参考にリスクを量って保険料決めるけど、じゃあ一年目のバニーはどうやって決めたんだろうとか。 #tigerbunny

みなかみ @no_nashi

他の、というか普通だとヒーローたちの能力は唯一無二だから、新しい能力の新人の場合はざっくり前年の他のヒーローたちの平均を参照して決めるのかなあと思うのです。が、あいにくバニーには虎徹という全く同じ能力のありがたくない先輩がｗ #tigerbunny

みなかみ @no_nashi

（で、そういう平均を取るときに極端すぎる値は外したりするので、もしかしなくても高すぎる虎徹は除外して計算されてるんじゃないかな） #tigerbunny

みなかみ @no_nashi

通例通りヒーローたちの平均を取るのか、それとも虎徹と同じ保険料を適用するのか、保険会社とアポロンと、多分それぞれの社内でも、揉めに揉めまくったんだろうなあと思うと楽しい。できっとそんなのをバニーは何となく判ってるけど、虎徹は考えたこともないｗ #tigerbunny