格無しPのアイマス140字SSまとめ・５～９月編

格無しP @kakunasisan28

【女性Pと貴音さん】湿気で髪がまとまらない……「少々癖がついてるようですね」髪伸ばしてるとこれがキツいわね。いっそショートにしようかしら「では、私もお揃いに――」だ、ダメっ！　貴音は髪長くないとダメっ！「でしたら、私があなた様の髪を見て差し上げますから」お揃いにしてたいわけね……

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【貴音さんとあずささん】貴「今宵は皆泊まり仕事なのですね」あ「せっかくだから、今日は貴音ちゃんの部屋にお泊まりしようかしら～」貴「わ、私の部屋にですか？」あ「ええ。あっ、貴音ちゃんに似合う家具とか探しに行ってもいいわね～。ね、行きましょ？」貴「あ、あずさは押しが強いのですね……」

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【貴音さんと高槻家】浩「あっ、銀色の髪のねーちゃんだ！」や「こらっ、指さしちゃダメっ！　ごめんなさい、貴音さん」貴「いいのですよ。浩司殿には物珍しいのですよね？」浩「うんっ。妖精さんみたい！」貴「よ、妖精？」浩「だって、すごくキレイだもん！」や「もうっ、浩司ってばませちゃって！」

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【あずささんinコミュニティFM】面接官「土日の昼メインでお仕事可能ですか」あ「はい。主人が芸能事務所のプロデューサーなので、土日がいいんです」面「プロデューサー……っ？！　あの、苗字とか髪型が違いますけど、三浦――」あ「はい～、旧姓三浦あずさです」面「さっ、採用です！　採用！」

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【女性Pと響さん】「ねえ、男の人を好きになったことってある？」な、何を突然？！「トモダチと話してたら、そーゆー話題になってさ」そ、そりゃまあ、ねえ。「へえ、どういう人だったの？」だ、誰でもいいでしょ？　まあ、響が男の子ならきっと惚れてたわねぇ。「ふぇっ？！」ふぅ……危ない危ない。

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【屋上にて】やよい「千早さん、家庭菜園で植えたところから芽が出てます！」千「あら、本当。ふふっ、社長から許可をもらった甲斐があったわね」や「はいっ！　いつかバーベキューができるぐらい、いっぱい作りましょー！」千「食べ物以外の植物も、天まで届くぐらい育てましょうね」や「はいっ！」

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【屋上にて】女性P「今日もなんにもありませんでしたねー」小鳥「そうですねー」P「なーんの出会いもありませんでしたねぇ……」小「そうですねぇ……」P「明日も独り身ですねぇ……」小「そうですねぇ……」P「……抜け駆け、しませんよね？」小「もちろんですって」P「ふふふふ」小「ふふふふ」

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【屋上にて】あずさ「この坂道をのぼる度に……」春香「どうしたんです？　あずささん」あ「っ？！」春「あ、あずささん？！」あ「ちょ、ちょっと曲に感情移入しちゃって……」春「わ、わかります」あ「ダメね、歌い手が泣いちゃ」春「大丈夫ですよ。それだけ、その世界が好きだってことなんですから」

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【屋上にて】響「ヤァッ！」真「はっ！　てやっ！」響「んしょっ！」真「……」響「……」真「ここまで、かな」響「そーだね。ふぅ……」真「はぁ……気が抜けたぁ～」響「自分も。まさか真に空手の心得があると思わなかったぞ」真「ボクも。時々、相手してくれる？」響「うんっ、望むところさー！」

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【屋上にて】貴音「どうしたのです？　今日は屋上で練習とは」響「いい天気だから、いいかなって思ってさ」貴「まあ、確かに佳き場所ですが」響「それに、ここからならよく見えるでしょ？」貴「見える？」響「父さんが、空からさっ！」貴「なるほど……では、私も」響「うんっ、いっしょにやるさー！」

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【屋上にて】亜美「そらみあげっ♪　てーをつなごっ♪」真美「このそらはーかがやいてるー♪」亜「楽しいよねっ、この曲！」真「きっと、みんなでうたおーねっ！」亜「うんっ。真美たちをプロデュースしてくれる兄ちゃん姉ちゃんに届くよーに！」真「亜美にもりっちゃんたちにも負けないかんねーっ！」

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【屋上にて】春香「ちーはーやーちゃんっ」千早「は、春香っ？」春香「あー、やっぱりワンセグ見てる！」千早「仕方ないでしょ。事務所じゃみんないて見にくいし」春「そういうことにしておきましょっか」千「もう、春香ったら」春「……負けてられないね。私たちも」千「ええ。私たちも、必ず……！」

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【屋上にて】美希「く～……おさぼりおひるねさいこーなの……」亜美「むぼーびだよね、亜美たちがいるのに」真美「ちょっぴり日焼けしても知らないもんねー」亜「あ、真美、そこ星形の紙乗っけて」真「うんっ。あ、肩には修正ペンで『夜露死苦』って書いちゃえ」律「……誰から怒るべきなのかしら」

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【屋上にて】伊織「雨、降ってるわよ」律子「わかってる」伊織「傘ぐらいさしなさいよ」律「いいでしょ、別に」伊「確かにアンタの勝手だけど」律「……」伊「プロデューサーが自分から何やってんの」律「だって……」伊「話しましょ。こうなったらとことんまで」律「えっ？」伊「つきあうわよ。私も」

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【屋上にて】響「貴音、やよいがおにぎり持ってきたってさー」貴「それは、とてもありがたきことです」響「今日のお月様はまんまるだし、晴れててよく見えるぞ！」貴「優しく、そして暖かき輝きです」響「うんっ。まるで、貴音みたい」貴「そうでしょうか？響「きっと、貴音のふるさとだからだねっ！」

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【あずささんと響さん】響「あずささんのお部屋って、ぬいぐるみが多いんだね」あずさ「かわいい子を見かけると、ついついね」響「わかるわかる。自分もかわいい子を見つけると飼いたくなるんだ」あ「ふふっ。響ちゃんの場合は動物さんよね？」響「えへへっ。あずささんも遊びに来てみるといいさー！」

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【貴音さんの麻雀】貴「ろん、ですね。申し訳ありませんが、計算をお願い致します」女P「り、リーチ一発混一色ドラ６、倍満……」小鳥「い、いえ、その前に八連荘が……」女P「や、役満！？」響「な、なんでそんなにツキがあるんだ？！」貴「はて、月でしたら私の故郷ですが？」全員「それかー！！」

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【女Pの語らい】女PA「今日もビールがおいしいです～」女PB「アンタはいいわよね。伊織が合格してご機嫌で」A「先輩のとこの千早ちゃんだって合格ですよね？」B「千早ってば上昇志向強すぎて、全く嬉しがらないし……ああもうっ、どうすれば喜ぶのよ」A「相変わらずちーちゃんマニアですね～」

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【女Pの語らい】B「千早、笑ったら絶対可愛いのよ。でもいつも真剣な表情で……千早の笑顔のためなら、どこまでもついていくわ」A「だったら、うちの伊織ちゃんみたいにほめてあげたらどうです？」B「ダメ。『まだまだ』って……」A「逆に距離を置くとか」B「いなくなったりしたらどうするの！」

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【女Pの語らい】A「私はちーちゃんの専属じゃないですし、わからないですよ～」B「本当？　その割には、最近千早とよく話してるみたいだけど」A「あー。ちーちゃん、外から見てどう思うかって聞いて来たりしますね」B「あの子、どこまで上昇志向なのよ……」A「(先輩のためなんですけどね～)」

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【女Pの語らい】B「伊織も、最近上昇志向よね」A「伊織ちゃんは、元々やる気フルパワーですもん」B「アンタのことだから、甘やかしてるのかしら？」A「甘やかしてませんよ～？　ほめてのびただけです。まあ、ひとつだけ言うなら……」B「何？」A「先輩と同じ、そばにいるようにしてるだけです」

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【女Pの語らい】B「やっぱり、そばで見守るのが一番なのかしら」A「うんっ、きっとそうです！」B「伊織もアンタといると楽しそうだし……いつか、私もそうなれたらいいな」A「大丈夫です、ちーちゃんとなら」B「ふふっ、ありがと」A「それに……私も、いっしょですから」B「……うん、そうね」

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【女性Pと響さん】響「プロデューサー、板とか買った？」P「ええ。でも、本当にコレでいいの？」響「事務所には大事な物があるんだし、台風対策はしないと。あと、食糧は……インスタントラーメンはやめとこ」P「どうして？」響「ほら、貴音が全部――」貴音「響、そこへ直りなさい」響「ひっ？！」

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【765プロ寮の生活】近所だけじゃなく、遠くから来ている子もいる765プロ。ほのぼの長女なあずささん。天然次女な貴音さん。しっかり三女な千早ちゃん。元気な四女の響ちゃん。そして、遊びに来たり転がり込んでくる仲間たち。そんな子たちが、今日も765プロ寮でわいわい生活しているのです。

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765プロに寮があるとして、おそらく響が一番年下になると思うのですよ。そうすれば末っ子チック響が貴音とかあずささんとか小鳥さんに懐いたり、同年代の千早にもなついたりして面白そうじゃないですか(握った拳をぶんぶん振りつつ