@shinichiroinaba 情報が断片的だし、今見たばかりで、よくわからないけれど、ロス暴動は局地化されていたような印象もあるので、現れ方が違う感じがする。 http://bit.ly/nRPbVW
2011-08-09 20:59:20そういえばカステルがフランスの若者について触れて、「闘争は集団と未来に向けた計画の存在を前提している。不用な存在と見なされてしまえば、ありうる選択肢は断念か、あるいは散発的な暴力、つまり……ほとんどの場合自己破壊に終わる「暴発」である。」と書いていた。
2011-08-10 04:14:35「[リヨン郊外]マングエットの若者たちは一九八一年の夏のあいだ、貪欲なメディアによって煽られ、繰り返し発生した騒乱の長い夜に多くの車を焼き討ちにしたが、ではいったいそこでほんとうに求められていたものはなんであったのか。それが正確に何であったのか、やにわに判然としがたい…
2011-08-10 04:17:46が、若者たちは饒舌に語ってもいる。ときに労働に従事するにせよ、労働者階級を代表するわけではなく、ときに違法行為に手を染めても、その出自が危険な階級というわけでもない。また諦めきっておらず生活保護をも受けてはおらず、日々なんとかやりくりしているのであれば、文字通りの「貧民」でもなく
2011-08-10 04:19:11その年代の消費文化という価値を共有していることからも、特殊なゲットー文化を表現しているわけでもない。またたしかに不十分とはいえ通学している以上、教育秩序の完全な余所者でもないなど、これらの若者たちはこれらのどれでもないと同時に、こうした特徴のすべてを少しずつ持っている。
2011-08-10 04:19:29若者たちはあらゆる社会化の機関に訴えかけているが、しかし誰もそれに答えることができない。若者たちは横断的な問いを提起しており、それは若者たちの統合にかんする問いであるということができるだろう 。
2011-08-10 04:20:52そしてその問いは、労働、生活環境、警察、司法、公共サーヴィス、教育など、さまざまな局面にしたがって変化する。それは場所の問題、社会のなかにひとつの場所を獲得するという問題、言い換えれば、社会的な基盤についての問いであると同時に、社会的有用性と相互に関連した問題なのである。」
2011-08-10 04:21:06「場所」の問題は、たんに教育の問題でも、職業訓練の問題でもない。むしろその機能不全の問題であって、ではなぜそれが機能不全を起こすのか、ということが第一の問いとなる。
2011-08-10 04:33:30今日ロンドンで起きている問題もやはりそのような問題であるのだろうか? それはまだよくわからないが、はっきりしているのは、TL にRTされる在英の人々のツイートは、はっきりと分断の兆候を見せている。
2011-08-10 04:36:04第二次世界大戦以降の半世紀弱、相対的に欧州の大都市が「安全」と「安定」を享受しているように見えたとすれば、それはどのようなそうだったのか、そして逆に近年の不安定化の背景になにがあったかを考えてみるべきだろう。われわれ日本人は水と安全は無料で手に入ると思い込んでいる。
2011-08-10 13:15:01