第四話

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

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＿＿＿の箱庭 @kami_bake

それは、例えるならば一条の光明。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

この醜く悍ましい、恐怖に満ち満ちたる匣の中、唯一。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

きっと、美しい、だとか、清廉、だとか。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

そういう言葉は、あの方のためにあるんだ。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

会いたい。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

遇いたい。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

逢いたい。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

貴方の微笑みが、一切合切を塗りつぶすように脳内を支配していく。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

いつもなら、箱庭のはずれから動こうとしないし、動くつもりもないけれど。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

恐怖が消えたわけではない。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

いつもと違うことをしている分、いつもより怖くて、恐ろしい。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

でも、この感情は確かに恐怖を上回っている。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

俺の、俺の唯一の神様。あなたは何処にいるんですか？

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

俺、貴方の為に、勇気を振り絞って、ここまで来たんですよ。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

ほんとうは、何もかもが怖くて怖くて仕方ないけど。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

貴方を、探しに来ました。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

だって、あなたがいないと、恐怖でおかしくなってしまいそうだから！

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「もうとっくに頭狂ってるくせに、何ブツブツいってんのぉ？キチガイ！」 pic.twitter.com/HOiu3gokwI

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反射的に武器を振りかざす。

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にやついた笑みは剥がれないままに、避けられる。

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「なぁんだ、ちゃんと殺る気あんじゃぁん！ブツブツブツブツ独り言言いながら歩いてっからついにぶっ壊れたかと思ったわ(笑)」

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

拳が飛んでくる度に恐ろしくなる。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

攻撃を避けられる度に恐ろしくなる。

＿＿＿の箱庭 @kami_bake

殺される。死にたくない。