【パノ備】３章『おとぎ話の顛末は雪解けのように』前編

盲目的パノプティコンにて備忘録を綴る【完結】 @b_panopticon_6

【発言停止】全ての会話が途切れます。

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──────ピチャン

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テラスから1階の床に向かって、水滴が落ちていく。

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1滴、2滴、時の流れを刻むように そこにあった出来事を、思惑を、物語るように

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滴り落ちていく。 徐々に落ちる頻度は緩やかになって、

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残された時間が僅かであることを物語っていた。

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ﾌﾞﾂｯ…ｷｲｲｨｰｰﾝ……

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「……捜査期間は終わりだ。全員、裁判場へ集合するように」

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「…さて、お前らに真実が導き出せるかな？」

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【発言可能】裁判場へ向かってください pic.twitter.com/qPEHKq1OQG

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15 @M___m_H

「(席については空いた隣を見て)」

17 @1_H_I_

「…………(静かに向かい)」

16 @pano16_UU

(顔を顰めつつ席に着き)

07 @Pan0_07

「…………（席につき隣の席を撫ぜると目を伏せて）」

08 @panopticon_08

「……始めましょうか。…14番さんと６番さんを殺したのは誰か、探しましょう。」

08 @panopticon_08

「先ずは、…あの、14番さんについてなんですけど、現場がかなり特殊だったと思うのですが、あれ…どのような状況だったのでしょうか？ずっとあの場に死体があったんですか？」

？？？ @panob_9

「あの時、大きな物音がした後に、アーチャンの叫び声が聞こえた」

12 @P______n__12

「えっと、起きて散歩してたらななちゃんと会ってね？それでお話ししてたら急に落ちてきて…すごくびっくりしちゃった……」

08 @panopticon_08

「急に落ちてきた、ですか…。死体が…？」

12 @P______n__12

「ゆらゆら〜ってしてたところ、ちゃんとみた訳じゃないし……誰が落としたとかは分かんなかった…かな……(口を袖元で隠して)」

12 @P______n__12

「うん、不思議だよねぇ……びっくり！」

07 @Pan0_07

「……そうだね。落ちてきた、上から。ただ、12番の彼女と話してたのもあってそれ以外は私たちも分からないかな、」

08 @panopticon_08

「上から、落ちてきた？…そうだったんですか…」

？？？ @panob_9

「テラスから落とした人間がいるということだろうか」