SNS上で「重大な副作用の懸念」が叫ばれていても私がワクチンをなるべく早く打とうと思っている理由
振り返ってみれば、コロナとの戦いはデマとの戦いでもあった。 そしてそれは今でも続いている。新型コロナワクチンに関しても多くのデマが流れているからだ。
2021-06-27 15:05:56もちろん、新型コロナワクチンに対する懸念の全てがデマだとは言わない。 しかしそれでも私がワクチンをなるべく早く打とうと思っている理由を今回は述べていこうと思う。
2021-06-27 15:06:03新型コロナには早かれ遅かれいつか感染する
まず、つい先日にも既に言ったことだが、新型コロナウイルスをもはや撲滅できないことは生物学的に言ってほぼ確定しており、普通の社会生活を送る限り早かれ遅かれ全世界のほぼ全員がいつか新型コロナに感染する。 togetter.com/li/1736079
2021-06-27 15:06:11「今まで感染対策してて感染しなかったから、今後もしっかり感染対策していればワクチンを打たなくても大丈夫」と言っている人も多いが、容易に空気感染するほどの感染力の強い変異株が次々と出てきている現状を考えれば、今までの感染対策ではいずれ行き詰まるのも必定だ。
2021-06-27 15:06:16「早かれ遅かれいつか感染する」ということは、つまるところ「いつ感染するのか」という感染時期の問題になってくる。 極端な話、感染するのは明日かもしれないし、10年後かもしれない。 「いつか感染する」とは言っても、具体的にいつ感染するのかは誰にも分からない。
2021-06-27 15:06:21しかし「いつか感染する」と分かっているのであれば、なるべく早く対応した方がいいとも言える。 ワクチンを打たない方が感染時に重症化するリスクが高いことを考えれば、なるべく早くワクチンを打っておいた方がもし感染した時に後悔しなくて済む可能性は高い。
2021-06-27 15:06:26「今ワクチンを打っても、半年後にはまた打たなければならないんだろ?」と言っている人も多い。 だがワクチンの製造会社はワクチン効果の持続期間について「少なくとも6ヵ月程度」としており、効果は半年よりも長く続くと考えていいだろう。 jiji.com/jc/article?k=S…
2021-06-27 15:06:31ただ、ワクチンの効果は恐らく一生続くわけではないので、例えば1年おきなどの間隔で定期的に打たねばならない可能性はある。 それでも、その1年の間に感染するかも知れない以上、やはり早めに打っておいた方が良いと言える。
2021-06-27 15:06:36未知のリスクと既知のリスク
「ワクチンは短期的には安全でも、数年後や数十年後に重大な副作用が出るのでは」といった懸念の声もあるが、確かに薬害エイズ事件などの実例が存在する以上、そうしたリスクが完全にゼロであるとは言い切れないのかも知れない。 だがそういったリスクは「考えすぎ」の類のものである。
2021-07-03 18:19:45なぜなら、そうした「ワクチンの長期的リスク」はあくまで「未知のリスク」であることに注意が必要だ。 誰もが将来的に新型コロナに感染することが確定的である以上、新型コロナ感染という既知のリスクに備える方が妥当である。
2021-07-03 18:19:51具体的に言うと、新型コロナ感染によって生じるリスクは死亡リスクの他、後遺症によって働けなくなったりしてそれまで通りの生活が送れなくなることが挙げられる。
2021-06-27 15:07:03そういったリスクと比較するなら、ワクチン接種による死亡リスクが(新型コロナ患者の致死率の)数%よりも少なく、なおかつ働けなくなるレベルの重い副作用が生じる確率が10%以下であればワクチンを打った方が良いと言える。
2021-06-27 15:07:08いくらワクチンの長期的な影響が不明だとは言っても、ワクチン接種によって数%以上の人が死亡し、また10%以上もの高確率で重い副作用が生じる可能性までは無い。 だから私は「なるべく早くワクチンを打とう」と考えている。
2021-06-27 15:07:12また、そもそもの話になるが、「長期的な影響が不明」というのは、ワクチンだけでなく「新型コロナ感染」そのものも同様である。 新型コロナに感染すること自体が数年後や数十年後に影響を残す恐れを具体的に指摘されているのに、ワクチン慎重派でそのことに触れる人は少ない。
2021-06-27 15:07:18実際、新型コロナの感染者で治癒から数ヵ月たっても肺の線維化や血栓の残存がある事例が確認されている。 asahi.com/articles/ASP57… >新型コロナウイルスによる肺炎が治って3カ月たっても、肺を硬くさせる「線維化」や血の塊で血管が詰まる血栓が残っていることを、東邦大のグループが確認した。
2021-06-27 15:07:27肺の線維化は、いったん起きてしまうと治らないことも多い。 すると肺におけるガス交換の効率が低下してしまい、若いうちはあまり問題が起きなくても歳を取ると軽い肺炎でも死亡してしまうことに繋がる。 また、血栓が残っていると、将来的に脳梗塞や心筋梗塞のリスクが増大する。
2021-06-27 15:07:46そういった既知の重大なリスクに備えるためにも、重症化を防げるワクチン接種はやはりなるべく早く行なった方が良いと言える。
2021-06-27 15:07:56様々なデマについて
新型コロナワクチンに関しては、「接種した猫が2年後に全て死んだ」とか「卵巣に蓄積する」といったデマが横行している。
2021-06-27 15:08:05ただ結論から言えば、本当にそうした重大な副作用の可能性が少しでもあるのなら、菅首相やトランプ大統領といった各国の首脳をはじめ、世界中の富裕層や医療従事者がこぞって打つはずは無い。
2021-06-27 15:08:12