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ネコスケ「………………エッ!?」 シロウ「間違いなく、彼らがいなければ俺たちは何にも気づかずにあのまま終わっていたんだと思う。」 シロウ「ここにいられるのは、尽力してくれた彼らすべての存在のおかげだ。」
2021-07-18 00:13:07シロウ「俺たちに事情があるとしても、俺たちの事情で彼らの行いを、無かった事にしたくはない。」 シロウ「だから俺たちに出来る誠意で答えるべきだと思った。」 シロウ「だから委ねる、 何も無かったことにするのか、 それとも 何も無かったと思い込むのかを」
2021-07-18 00:14:37ネコスケ「……みんなブーイング言ってますけど、どうなの?」 シロウ「これでいい。これくらいしか返せるものは無い。」
2021-07-18 00:17:56この出来事は、確かに起こったことであり、この世界の交わりも確かに起こったことだ。 それぞれがそれぞれ答えを出すことだろう。 きっとそのどれもが、この確かな出来事を大切にするために
2021-07-18 00:22:22神は微笑む。 「皆さん、ありがとう。あなたたちがいなければこの物語はバッドエンドが約束されていました。」 「私のひとりあそびに付き合ってくださった全ての探索者に敬意を、そしてありがとう。」 「あなたたちの思いを私は確かに叶えます。」
2021-07-18 00:24:25神があなたたちが知るいずれの言語でもない言葉を紡ぐ、 覚えていたい、忘れたい、忘れたくない、無かったと思い込みたい。 様々な思いを抱いて、あなたはいつの間にやら眠ってしまった。
2021-07-18 00:27:45数日が経った頃、カンパニーの一室にて。 対応に追われているらしい彼ら三人は書類の束を捌いている途中なようだ。 ネコスケ「これ全部?マジで?サボっちゃダメ?」 ソウマ「流石にこの量の報告書はキツいっすよ〜」 シロウ「あるものはやるしかないだろう。」 シロウ「手を動かせ」
2021-07-18 00:30:19どうやら彼らはあの研究所の一件の報告書を捌いている真っ最中らしい。 が、そのどれもに「TwitterX」の存在は書かれていなかった。
2021-07-18 00:31:19シロウ「…………」 ネコスケ「マージで大変だったな……」 ソウマ「そうっすね……あのあとなんちゃら財団?って人達が来てそっからめちゃくちゃ聴取されましたもんね。結局帰ったのが朝……クタクタでしたよ本当……」 シロウ「……そうだな。」 ネコスケ「出た、伝家の宝刀そうだな。」
2021-07-18 00:33:12ソウマ「そんで……ホントにあれで良かったんすか?シロウさん。」 シロウ「あぁ、問題ない。」 ソウマ「神様さん結局うやむやな感じで消えちゃいましたし……その本も白紙になっちゃったんすよね?」 ネコスケ「……もう呼び出せないってことじゃねーかな……」
2021-07-18 00:35:20シロウ「恐らく、そうだろうな。」 ソウマ「じゃあこれから俺たち街で後ろ指指されるかもしれないってことっすよね!?」 ネコスケ「声でっか、流石に……」 シロウ「そうかもしれないな」 ネコスケ「え?マジ?」 シロウ「彼らが《同じ世界》に住んでいるのなら出会うかもしれない。」
2021-07-18 00:38:01シロウ「もしかしたらまた出会うかもしれないし、もう二度と出会わないかもしれない」 シロウ「それも全て、神のみぞ知るところだ。」 ソウマ「ほあ〜……」 ネコスケ「神のみぞ知るね〜」 2人はシロウの言葉にただただ感嘆するのみだ。
2021-07-18 00:39:19ネコスケ「ッカーーーーとりあえず書類捌くか〜!!!」 ソウマ「そうっすねやらなきゃ終わんないですし!!!」 シロウ「静かにしろ。」 そんな彼らの会話を、あなたたちは知っているかもしれないし、知らないかもしれない。
2021-07-18 00:40:54これから先 あなたたち探索者が、街を出歩く時 もしかしたら彼らとすれ違うかもしれないし、 すれ違うことなんてありえないのかもしれない。
2021-07-18 00:42:42ただ その全てを知っているのは あなたたち《探索者》だけなのだ。 エンド《2718:収容完了》《あなたたちだけが知っている》 参加者全員生還にてシナリオクリアです!!! 大変長い間、皆様 お疲れ様でした!!!!!!!!!
2021-07-18 00:43:18タグまとめツイート シナリオ参加者向け #CoC_after2718 シナリオ観戦者向け #CoC_after2718観戦 シナリオファンアート #CoC_after2718FA シナリオの感想ツイート #CoC_after2718感想
2021-07-18 01:26:35