幻想郷鉄道考
- SaladSomen
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鉄道にとって勾配は最大の敵である。
道路・自動車では10パーセントの勾配は一般的だが、鉄道では条件が良くなければ登ることはできない。
国内最大の勾配は80パーミル(8パーセント)。
想定上は長野諏訪地方といったところのため、現実に当てはめると電車では115系や165系、183系。古くて70系などもおかしくないだろう。気動車ではキハ52やキハ57など主に2エンジン車が入ると考えられる。
2011-08-15 16:52:55現在では1つの大型エンジンを積むことが多いが、過去は国産のDMH17型エンジンが国鉄では全面的に採用されていた。
B型では170馬力。設計の古いエンジンで、重量の割には馬力は出なかった。
山岳線などのような路線では、主にこれを2機積んだ車両が使われていた。
電車でもさすがに横軽仕様レベルのものは必要ないと思われるが、それでも寒冷地仕様かつ山を登ることができるように強力なモーターを積む必要がある。
2011-08-15 17:02:02さらにだトンネルも多くなるのも目に見えており、建築水準から考えて身延線レベルの狭小トンネル対策も必要となるだろう。当然、シングルアームパンタグラフなんて存在しないだろう。
2011-08-15 17:07:48身延線はトンネルの高さが低い上に急勾配が続く条件が非常に厳しい路線。
過去にはパンタグラフの部分のみ屋根が低くなった、いわゆる低屋根車(モハ114形2600番台や101系800番代など)や、狭小トンネルに対応する特殊なパンタグラフ(PS24など)を搭載した車両が投入・運用された。
現在ではシングルアームパンタグラフの登場により、菱形パンタグラフの時代よりも制限が減ってきている。
そもそも幻想郷に安定した電力なんて存在するのかね?間欠泉を利用した地熱発電も考えられるが、そこまで出来るかどうか。まあ河童だしどうにかなりそう。
2011-08-15 17:39:09間欠泉地下センターのこと。東方地霊殿参照。
では時代をさかのぼり蒸機の時代まで戻ったらどうなるか。蒸機では主に重量が問題となる。長距離かつ簡易線に近い路線を走れる車両が条件だ。
2011-08-15 17:44:08つーかぶっちゃけC62なんて論外でC56ぐらいしか運用できんよな。60系客車のような鋼体化車両が製造できるかどうかも心配だし。
2011-08-15 17:48:46C56は長距離簡易線用に開発されたテンダー機関車。
愛称はシゴロクもしくはポニー。ここだったら幻想のポニーとでも言われよう。
ちなみに上諏訪機関区にも所属していた。
客車に関しては何でも良し。
ディーゼル機ではどうなるか。B耐寒仕様のDE10がいいところだろうか。ここまで考えたはいいが、幻想入りの概念を忘れてた。
2011-08-15 18:11:02DE10は簡易線の無煙化(蒸気機関車の駆逐)を推し進めた国鉄の中型ディーゼル機関車。
現在でも貨物運用や入れ替え運用に充当されている。
DF50は幹線や亜幹線用のディーゼル機関車。
電気式のディーゼル機関車でデザインもかっこいい。しかしながらかなり非力でDD55が登場すると早々に引退した。
路線等級のはなし
1級線が特甲線のことで東海道本線など。
2級線が甲線のことでいわゆる幹線に当たるもの。
3級線が乙線でいわゆる亜幹線。
4級線は簡易線のことをそれぞれ指し示す。
ちなみにここでは2級線or3級線と言っているが、正直3級線がいいところだろうか。
寒冷地と地方線の一般的な装備で十分。冷房は…?