SFで作者自身による「異稿」が存在する、有名な作品の対は?
@ShindyMonkey @mundburg ロバート・シェクリイ『七番目の犠牲者』と、その映画化「華麗なる殺人」のノヴェライズ『標的ナンバー10』。趣旨が違うかもしれませんが念のため。
2018-12-30 16:40:07@ShindyMonkey @Sakai_Sampo 平井和正「超革命的中学生集団」は連載に大幅加筆したうえで、青い鳥文庫では「超人騎士団リーパーズ」と改稿されています。ただ、中身はそれほど変わっていなかったかと。
2018-12-30 16:41:46@ShindyMonkey 『エンダーのゲーム』は長編化にあたってテーマ性や世界観の拡張で大きく手が加えられたと思います。タイトルが変わったものでは「指の冬」と『幻詩狩り』とか。神獣聖戦もPerfect Editionでかなり変わってますよね。
2018-12-30 17:23:10@hi_doi @ShindyMonkey さらに『戦闘妖精・雪風』と『戦闘妖精・雪風〈改〉』がありますね。
2018-12-30 18:21:04@m21991yamato @ShindyMonkey 無印と〈改〉の改稿部分も結構ありますよね(個人的には「放火」のカットが大きい)とはいえ無印と〈改〉の改稿の場合は「異稿」と呼ぶべき違いかどうか、ですね。
2018-12-30 18:24:07@ShindyMonkey 光瀬龍「派遣軍還る」は、S-Fマガジン版と宇宙塵版が両方本になってますね。短編を長編化であれば、豊田有恒ファンなので、「ぼくのスペースオペラ」と「スペースオペラ大戦争」が思い浮かびました。もっとも、いずれも現在では「有名な作品」ではないかも知れませんね。
2018-12-30 18:35:33@ShindyMonkey 漫画でよければ「超人ロック」シリーズかな。50年ほど続いてるけど、作者の聖悠紀氏は初期の作品をもとに色々と新しい作品を描いてる(異稿というかリメイク)。
2018-12-30 19:09:27@ShindyMonkey クラークの長編化案件2つ追加。「海底牧場」「遥かなる地球の歌」 長編化にあたってテーマが変わっていないというか、短編部分がそっくりそのまま残っていますけど。
2018-12-30 19:39:15@ShindyMonkey 有名かどうかはなんですが。 茅田砂胡氏の「デルフィニア戦記」。もともとは「デルフィニアの姫将軍」というタイトルで2作目まで書かれたものが、出版社の倒産により一旦終了。他社で再開の際、起点を変更しての開始のため、あちこち微妙に違ってます。
2018-12-30 19:40:06@ShindyMonkey @RappaTei 手塚治虫先生の『火の鳥』。SF要素満載で…先生御本人は異稿とは思われていなかったようですが。
2018-12-30 19:46:37@ShindyMonkey P・K・ディック「ユービック」 「ユービック:スクリーンプレイ」 筒井康隆「男たちのかいた絵」 「写真小説 男たちのかいた絵」 は如何でしょう。
2018-12-30 19:47:03@ShindyMonkey SFという括りからは大きくずれてしまうのですが、幻想的な作品まで含めてよいなら、稲垣足穂の『一千一秒物語』は、出るたびに改稿を繰り返しヴァリアントが大量に存在する、という意味で要確認かなと。
2018-12-30 19:48:09@AEycYtThRRHEIAM @ebunko8 @ShindyMonkey F F外から失礼します。平井和正関連なら「エリート」と「超革命的中学生集団」、「エイトマン」と「サイボーグブルース」、「スパイダーマン」の中に「魔女の標的」の元ネタがありますね。そもそも「幻魔大戦」も。範囲広げ過ぎですかね。
2018-12-30 19:53:11@ShindyMonkey アニメ化が発表された賀東招二『コップクラフト』はきぬたさとし名義で竹書房から『ドラグネット・ミラージュ』として刊行され2巻で賀東作と明かされながら中断、ガガガ文庫移籍にあたり異世界から来た女騎士の設定がグラマラスな美女(篠房六郎絵)から少女(村田蓮爾絵)に変わり改稿もされました。
2018-12-30 21:08:46@ShindyMonkey "対になる"「異稿」という括りからは逸脱するかもしれません(すみません)が、短編を束ねて幕間を追加することで長編化している場合も「異稿」と呼べるなら、他にもありそうです。 ジェイムズ・ティプトリー・Jr.『たったひとつの冴えたやりかた』、山本弘『アイの物語』など。
2018-12-30 21:41:54