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2021年8月12日

SFで作者自身による「異稿」が存在する、有名な作品の対は?

牧眞司さんからのお題(*1)に答えるツイートを集めました。 *1『…SFで、ウエルズ「時の探検家たち」と「タイム・マシン」、クラーク『銀河帝国の崩壊』と『都市と星』のように、作者自身による(大幅な改変がほどこされた)“異稿”が存在する、有名な作品の対って、ほかにどんなものが思いつきますか? 海外作品の場合は、既訳があるものを。…』 2018年12月30日
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牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey

お知恵を拝借したく。 SFで、ウエルズ「時の探検家たち」と「タイム・マシン」、クラーク『銀河帝国の崩壊』と『都市と星』のように、作者自身による(大幅な改変がほどこされた)“異稿”が存在する、有名な作品の対って、ほかにどんなものが思いつきますか? 海外作品の場合は、既訳があるものを。

2018-12-30 15:18:50
Nanako Hisamura @hisamura75

@ShindyMonkey ご要望ずばりかどうかわかりませんが、短中編を長編に書き換えた、とかならわりとあるような気がします。「アルジャーノンに花束を」とか…… あと「ロカノンの世界」の冒頭はル=グィンの別の短編をそのまま持ってきていたと思います。

2018-12-30 15:29:58
海野螢 @unnohotaru

@ShindyMonkey クラークの前哨と2001年はちょっと違います? 漫画ですが手塚治虫の地底国の怪人とアバンチュール21とか、星野之宣のヤマトの火とヤマタイカとか?

2018-12-30 15:31:06
炭屋 @carbonsumi

@ShindyMonkey @Sakai_Sampo 佐藤さとる「井戸のある谷間」からの「誰も知らない小さな国」と「てのひら島はどこにある」。

2018-12-30 15:33:11
Sad Juno @Sad_Juno

@ShindyMonkey 眉村卓「文明考」と『燃える傾斜』、飛浩隆『象られた力』所収作(特に表題作)、ディレイニー『エンパイア・スター』の『プリズマティカ』所収版とそれ以外、などがぱっと思いあたりました(『エンパイア・スター』は大幅場改変とは言えないか)。

2018-12-30 15:33:49
えんじ @enzienzi

@ShindyMonkey 長編化したもの ということでよければ、ブラッド・ミュージック、サターン・デッドヒートが思い出されます

2018-12-30 15:36:54
えんじ @enzienzi

@ShindyMonkey 日本人を含むのであれば、ウィザードリィと、アラビアの夜の種族。

2018-12-30 15:38:21
Jörg Heisen @Jorg_Heisen

@ShindyMonkey @ttouya 漫画ですと木城ゆきと『銃夢』なんかも該当しますでしょうか。

2018-12-30 15:39:09
横山信義 @AEycYtThRRHEIAM

@ShindyMonkey 平井和正「悪徳学園」と「狼の紋章」は入るでしょうか?

2018-12-30 15:45:18
吉田隆一/SF音楽家 @hi_doi

@ShindyMonkey 神林長平『妖精が舞う』→『妖精が舞う空』(『戦闘妖精・雪風』収録) 『……雪風』は連作短編集なので、この場合は長編化ではなく短編の異稿ですね。 pic.twitter.com/QPURhg4NzJ

2018-12-30 15:46:23
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炭屋 @carbonsumi

@ShindyMonkey 長編化であればクラークの「守護天使」と「幼年期の終わり」も。

2018-12-30 15:46:23
えんじ @enzienzi

@ShindyMonkey 漫画ですと北斗の拳、デスノート。変わったところでは乙一版ジョジョは雑誌に序章が掲載されましたが、ほぼ全面改稿というか、破棄されて長編になりました。

2018-12-30 15:46:55
foxhanger @foxhanger

@ShindyMonkey 堀晃さんの『バビロニア・ウェーブ』。短編版は「情報サイボーグシリーズ」の一編でした。

2018-12-30 15:49:49
kemofure @kemohure

@ShindyMonkey 長編化による内容変更であれば、アシモフ&シルヴァーバーグの「夜来たる」でしょうか。

2018-12-30 15:49:50
横山信義 @AEycYtThRRHEIAM

@ShindyMonkey もう一つ、思い出しました。 かんべむさし「カメガルー・コート」と「公共考査機構」。 前者はSFマガジンで三回に分けて発表されましたが、単行本化はされていなかったと思います。

2018-12-30 15:51:05
樫原辰郎 @tatsurokashi

@ShindyMonkey 大江の『同時代ゲーム』と『M/Tと森のフシギの物語 』は出ました?

2018-12-30 15:52:07

クラーク『銀河帝国の崩壊』と『都市と星』の関係はじつは希少かもしれません。

  • 「短篇・中編を長編に書き直した作品」ではない。
  • 「雑誌掲載時の作品を単行本収録する際に手を加えた作品」ではない。

どういう経緯で『都市と星』が書かれたのかについて、下記の記事が参考になりそうです。

「『都市と星』完成への道程とクラークの作家性 | NHKテキストビュー」
https://textview.jp/post/culture/41046
2020.03.30

幾度もの書き直しを経て一度世に出た『銀河帝国の崩壊』に、さらに大幅な加筆と修正を加え、タイトルも変更して完成に至った『都市と星』という作品の特徴を作家の瀬名秀明(せな・ひであき)さんに伺いました。

クラークは、一度書いた作品をさらに練り直す作業をよくおこなう人でした。『都市と星』はその最たるもので、もともとはクラークが商業誌デビュー前からこつこつと書いていた、実質的な第一長編です。なかなか出版契約に至らず、何度も書き直し、いったんは1948年に雑誌掲載されて、1953年には『銀河帝国の崩壊』として本にもなったのですが、世のなかの科学技術の進歩は速く、クラークは出来映えに不満を持っていました。そこで再び改稿に取りかかり、さらに大幅に加筆して描写に厚みを持たせ、タイトルも変えてもう一度世に送り出したのが本作です。

炭屋 @carbonsumi

@ShindyMonkey 岩本隆雄「星虫」の新潮文庫版とソノラマ文庫版。(新潮の方が好き)

2018-12-30 15:52:12
foxhanger @foxhanger

@ShindyMonkey 小松左京さんの「物体O」と「首都焼失」、「結晶星団」と「虚無回廊」みたいなのは入るのでしょうか? (すみません、不適当だと思うものを削除しました)

2018-12-30 15:52:22
横山信義 @AEycYtThRRHEIAM

@ShindyMonkey 有名どころで思い出しました。 栗本薫「パロスの剣」と「グインサーガ」。 漫画原作を小説に書き改めたものも可ということでしたら、平井和正「デスハンター」と「ゾンビーハンター」。

2018-12-30 16:02:21
zeroset @Zeroset7

@ShindyMonkey 半村良の「赤い酒場を訪ねたまえ」と『石の血脈』。 ディックの『ニックとグリマング』と『銀河の壺なおし』…はちょっと違うでしょうか。

2018-12-30 16:04:30
式亭馬琴 @shikiteibakin

@ShindyMonkey ジョン・ヴァーリイの短編『空襲』を映画化するにあたって長編版『ミレニアム』が書かれました. ただし,有名な作品かどうかは疑問です (特に後者). ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F…

2018-12-30 16:10:58
式亭馬琴 @shikiteibakin

@ShindyMonkey もしかして『前哨』と『2001年』のこと,まだ誰も書いてない?

2018-12-30 16:13:33
Z河早駿代@ゲームお休み中 @kawahaya

@ShindyMonkey 小野不由美さんの魔性の子と十二国記とかも、そんな感じな気がします。

2018-12-30 16:27:22
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コメント

良太郎 @ryotarox 2021年8月12日
SFじゃないけどサリンジャー「ライ麦畑でつかまえて」と『僕はちょっとおかしい(I'm Crazy)』。 小説じゃないけど萩尾望都「11月のギムナジウム」と「トーマの心臓」。
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良太郎 @ryotarox 2021年8月12日
アシモフ『宇宙の小石』 https://ja.wikipedia.org/?curid=486635 『…原型はある雑誌の依頼で描かれた中編『我と共に老いよ(Grow Old With Me)』であり、編集方針の変更により採用されずお蔵入りになっていたのを、友人のフレデリック・ポールが出版社のダブルデイ社に紹介、長編化…』
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良太郎 @ryotarox 2021年8月12日
かんべむさし「サイコロ特攻隊」 https://kotobank.jp/word/サイコロ特攻隊-1832033 『…「S-Fマガジン」1975年12月号に短編小説として発表。その後改稿して長編小説とし、1976年に刊行。 第8回星雲賞日本長編部門賞受賞。…』
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良太郎 @ryotarox 2021年8月12日
J.G.バラード『燃える世界』 The Burning World(1964)と『旱魃世界』The Drought(1965)https://en.wikipedia.org/wiki/The_Burning_World_(novel)
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良太郎 @ryotarox 2021年8月12日
漫画だとこんな:石森章太郎『変身忍者嵐』(1972)と『新・変身忍者嵐』(1972年-1973)、手塚治虫『新宝島』(1947)とリメイク版(1986)。
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個人の感想です @Charlie3_y 2021年8月12日
ゆうきまさみ『鉄腕バーディー』 旧版(週刊少年サンデー増刊号掲載版)と新版(週刊ヤングサンデーとビッグコミックスピリッツ掲載版)がある。
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ティルティンティノントゥン @tiltintninontun 2021年8月12日
筒井康隆の「ブルドッグ」は、雑誌に掲載されたときはプードルだっけか買ってもらえなくてとぼとぼ帰るところで終わっていたけど、文庫に収録されたときは奥さん(ブルドッグのもともとの飼い主。主人公はブルドッグ飼ってた女性と結婚した)もブルドッグと話せるようになっているシーンが付け加えられているんだけど、そういうの?
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くりあ/CLEA-R-NOT-3 @Clearnote_moe 2021年8月12日
漫画入れちゃうのはどうなのかな。手塚治虫は掲載媒体変わるたびに加筆修正してごっそり変わることもあったみたいな話があるし、そこまで極端でなくても、雑誌掲載から単行本化にあたりページ調整して結末変更なんかは小説より多い気がする(要出典)
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瑞樹@ウェーイワクチン接種2回終了 @mizuki_windlow 2021年8月12日
「機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー」と「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア・ベルトーチカチルドレン」とか?(「ハイ・ストリーマー」は映画とほぼ同じだが、前日譚や映画では描かれなかったエピソードなんかが描かれてる。「ベルトーチカチルドレン」はチェーンが居なくてベルトーチカが居たり、クェスを殺したのがハサウェイだったりする後に「閃光のハサウェイ」に繋がる話)ガンダムをSFに含めるかどうかの議論はしたくないwww
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フラスケ @birugorudi 2021年8月12日
短編の長編化っていうと小林泰三の『天獄と地国』があるなあ。
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砂手紙 @sandletter1 2021年8月12日
短編・中編の長編化はちょっと違うのでは?
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良太郎 @ryotarox 2021年8月13日
クラーク『銀河帝国の崩壊』と『都市と星』の関係は意外と希少かもしれません——  ◉「短篇・中編を長編に書き直した作品」ではない。  ◉「雑誌掲載時の作品を単行本収録する際に手を加えた作品」ではない。 ——どういう経緯で『都市と星』が書かれたのかについて、次の記事が参考になりそうです。  ▼「『都市と星』完成への道程とクラークの作家性 | NHKテキストビュー」2020.03.30 https://textview.jp/post/culture/41046
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