アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、じゃりン子チエ58話脚本:スタッフの尽力
- makimogpfb
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#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 25 一方、お好み焼き屋にてテツは、ミツルにリベンジするようカルメラ兄弟を煽る。ここのテツ・カルメラ兄弟・百合根のやりとりもポンポン進み、小気味がいい。 pic.twitter.com/L3jeeJzZhg
2021-09-05 17:38:31#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 26 そこに朝子が来て、皆をラグビーに誘う。カルメラ兄弟はミツルら警察を、テツは拳骨を、試合のどさくさに紛れて叩き潰そうと息巻くのだった。ここもコミカルでテンポがよく、うまくまとまっている。 pic.twitter.com/qu55rbN44P
2021-09-05 17:39:19#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 まとめ1 どこを切り取っても、キャラの幼さ・可愛さが際立つ。とにかく高屋敷氏は、色々なタイプの「可愛さ」を表現することに長ける。
2021-09-05 17:40:05#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 まとめ2 これは、本当に高屋敷氏の強み・魅力の一つ。何も意識しなくても、「今回は妙にキャラが可愛いな」という印象を視聴者に与える。実際私も、同氏の担当作を見ていく上で、早めにそれに気付いた。
2021-09-05 17:40:43#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 まとめ3 あと、複数あるキャラの動向を裁き、最後に合流させる脚本技術も、相変わらず見事。キャラの多い本作は、そういう技術が必要不可欠であり、高屋敷氏も、本作で相当に技術力が磨かれたと思う。
2021-09-05 17:41:17#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 まとめ4 今回は、ちょこちょこ原作のエピソードがカットされているのだが、結構うまく繋がっている。 本作は原作に忠実だが、必要な時はカットや改変が行われる。それも上手いので、スタッフが単に原作をなぞっているだけではないのがわかる。
2021-09-05 17:41:50#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 まとめ5 つくづく原作つきアニメは、原作をなぞれば名作になるわけではないことが、本作を見ていくとわかる。本作は、高畑勲監督はじめ各スタッフが、「漫画とアニメ」の違いを理解した上で、原作の魅力を損なわぬよう尽力している。
2021-09-05 17:42:34#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 まとめ6 本作が今日まで残り、名作たりえているのは、その尽力の賜物であると思う。原作つきアニメの「意義」といったことについて、本作を見る度に考えさせられる。
2021-09-05 17:43:10#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 まとめ7 アニメを「原作の単なる販促」と捉え、ダラダラと原作通りに流しても、スタッフの自己主張の場と捉え、オリジナルだらけにしても、「名作」とはなりえない。 本作は、落とし処が絶妙であると言える。
2021-09-05 17:44:22#高屋敷氏脚本じゃりン子チエ58話 まとめ8 原作をどうアニメに落とし込んで、どう原作の魅力を引き出すか。高屋敷氏含め、本作のスタッフは、その技術が高かったと考えられる。原作つきアニメも、高度な技術が求められることは、もっと意識されるべきだと思う。
2021-09-05 17:44:55続きはこちらです: