モンスターペアレントが作る会社に適応できない子供

親の姿を子供はじっと見ていると言う実例を紹介。 親が、学校や教師を怒鳴る姿を見て育った子供は、社会人になると、家庭と実社会のギャップに耐えられない。
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Hiro's news comment @Henry_Oakland

【1】モンスターペアレントと言われる親がいる。給食費を払わない。子供が学校で注意されると、例え悪い事をして注意されたとしても、「教師が家の子供を差別した」と教育委員会に怒鳴り込む。親の奇怪な行動ばかりがクロースアップされるが、一番の弊害は、子供が適応障害になりやすいと言う点。

2011-08-21 02:11:40
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【2】親が学校に怒鳴り込んだり、文句を言ったりする「後姿」を子供は見ている。これが、子供に「僕/私は何をしても親が文句を言ってくれる。僕/私の親は偉いんだ。世の中文句を言えば通用するんだ。」と言う潜在的な観念を植え付けてしまう。

2011-08-21 02:12:26
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【3】例えば、習い事や塾が長続きしない子供たちの共通点がある。この様な子供たちの親の多くは、子供の前で、「習い事の先生は、教え方が下手なのではないか?」等と教育機関や講師の悪口を言う。逆に、長続きする子供達の親は、「丁寧な先生でよかったね」等と教育機関や講師の良い所を見て褒める。

2011-08-21 02:14:54
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【4】これは、決定的な違いだ。子供たちは、親が文句を言う教育機関や講師を信頼して、真剣に学習しようとは思わない。相手に文句を言う事は、一時的な発散にはなるが、将来的に負の結果が必ず戻ってくる。

2011-08-21 02:15:27
Hiro's news comment @Henry_Oakland

【5】話しをモンスターペアレントに戻そう。ここからは、実話なので、仮に4月入社のMさん(女性)としよう。Mさんは、大人しい性格からか、中々就職が決らなかった。Mさんは、震災が起こった3月11日に、ある会社の面接に参加した。面接中に震災が起こった。

2011-08-21 02:16:00
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【6】この会社(A社)の2次面接が震災後に日を改めて行なわれた。震災直後で多くの人が辞退する中、Mさんは、A社の面接に参加した。A社は、震災直後にもかかわらず面接に参加したMさんを、前向きだと捉えて採用を決定。Mさんは、4月からA社に勤務する事となった。

2011-08-21 02:16:33
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【7】勤務開始後、Mさんは、何時も顔色が悪い。何時もマスクをしている。(決して悪い事ではないが。)上司が、「何処か悪いの?」と聞くと、喉が痛くて声が出ないと言う。Mさんは接客を要する部署に配属されたが、一切自分からお客様に声を掛けない。

2011-08-21 02:17:14
Hiro's news comment @Henry_Oakland

【8】入社1ヶ月もすると、「頭が痛い」「吐き気がする」と遅刻、欠勤が多くなる。当然上司は、体を気遣って、余り仕事を回さなくなる。Mさんは、突然来なくなってしまった。

2011-08-21 02:17:39
Hiro's news comment @Henry_Oakland

【9】退職後、母親から上司に電話があり、「お宅の会社は過重労働で、娘が病気で休みたいのに理解も示さない。同じ部署のY氏は、なんだか、3日も4日も休んだと聞きましたが?」と喚き散らす。上司が、「Mさんの労働時間は、部署の中で一番短く、連絡の無い、遅刻、欠勤んが多かった」事を説明。

2011-08-21 02:18:27
Hiro's news comment @Henry_Oakland

【10】又、同じ部署のY氏は、診断書も提出しており、手術を受ける為に入院したのだと説明したが、母親は納得しないで、一方的に上司を怒鳴り散らす。この親は、気付いていないのだ。親の姿が子供の自立心の障害になっている事を。実話を通して、モンスターペアレントの弊害を説明しました。

2011-08-21 02:19:05