資料_計算機c

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なにがし某 @sovtron

動画とツイートで説明するテスト。Waltherの機械式計算機 RMKZによる355÷133という除算をするよ。 まずキャリッジを右端に移動、被除数355を結果数ダイヤルに設定。次に入力ノブで除数113を被除数355と上位桁が揃う位置(左揃え)に入力。 pic.twitter.com/eL7aW4oV4y

2021-04-09 14:47:21
なにがし某 @sovtron

次に被除数355の小数点位置(10)と除数113の小数点位置(3)に位取り指針を置く。そして被除数の指針位置(10)-除数の指針位置(3)となる指針位置(7)に回転数ダイヤルの位取り指針を合わせる。 pic.twitter.com/HADjIpK3uc

2021-04-09 14:52:34
なにがし某 @sovtron

Waltherロゴの上のクラッチレバーが中立位置にあることを確認してメインクランクを減算方向に回す。(レバーがマイナス方向に移動し、回転数ダイヤルの数字が増えることを確認) pic.twitter.com/xizejiGIfe

2021-04-09 15:00:37
なにがし某 @sovtron

結果数ダイヤルの被除数355から除数113が引かれ、数字(余り)がマイナスになったらベルが鳴るので、メインクランクを加算方向に一回転して余りをプラスに戻し、キャリッジを左に一桁移動する。これを繰り返すと回転数ダイヤルに商が算出されていく。余りがゼロまたはキャリッジが左端に着くと計算終了。 pic.twitter.com/XUAr3FVRx2

2021-04-09 15:02:27
なにがし某 @sovtron

計算結果は355÷133=3.1415929 円周率の近似値のやつ! pic.twitter.com/Z5zxbiuimV

2021-04-09 15:05:41
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なにがし某 @sovtron

各ダイヤルをリセット。クラッチレバーは入力ノブのリセットバーに連動してリセットされる。 pic.twitter.com/Skmy2hWYD7

2021-04-09 15:08:31
なにがし某 @sovtron

というわけで最近購入の待ちくたびれ物件。デーテーヴェーって読むのかな? DeTeWe (Deutschen Telefonwerke und Kabelindustrie A.G.) の機械式計算機 Hamann Manus。1953~1959年 ドイツ製。設計はクリステル・ハマン氏。 pic.twitter.com/0ECTcuiDxJ

2021-04-09 22:14:23
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なにがし某 @sovtron

DeTeWeの機械は国内では見たことないけど、ebay見張ってるとちょくちょく出てくる。このモデルはHamann Manus R。無印Manusシリーズに結果数転送機能(連乗機能)を搭載したモデル。めっちゃ緑! pic.twitter.com/N6iAhFtpQC

2021-04-09 22:15:18
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なにがし某 @sovtron

見た感じはよくあるOdhnerタイプの手回し計算機。キャパシティは9×8×13、数字間のピッチがOdhnerの7mmに対して8mmちょいあるのと台がついてるので、Odhnerと比べると一回り大きく感じる。あんまりスマートでないヘンテコなゴテゴテしたデザインだけど位取り指針のレール基部の旋盤加工とか良い感じ。 pic.twitter.com/dbKL7Nb5ht

2021-04-09 22:17:56
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なにがし某 @sovtron

入力ノブに指掛かりのプラキャップが付いてて、ノブが回転しない構造に工夫してあることが見てとれる。キャリッジ操作や各ダイヤルのリセット操作は右手側にまとめられている。 pic.twitter.com/m3deZr5iDG

2021-04-09 22:20:57
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なにがし某 @sovtron

内部構造は、入力ノブで数値を設定すると内部のカム位置でメインクランクを回すと設定した数字分、ラッチがオンになって歯車を回転し、加算を実行する。タイガー計算器の扇型歯車とかに似てる。(あっちはカム位置に応じて歯車が出てくる) youtube.com/watch?v=y1EgDd…

2021-04-09 22:21:36
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なにがし某 @sovtron

加算123+456。入力レバーで123を設定しメインクランクを一回転すると結果数ダイヤルに加算され、リセットバーがメインクランクの回転に連動して入力ノブをリセットする。続いて『456』を入力しメインクランクを一回転すると、結果数ダイヤルの『123』に『456』が加算され、和の『579』が表示される。 pic.twitter.com/Z46mN9jsKy

2021-04-09 22:24:09
なにがし某 @sovtron

結果数/回転数ダイヤルのリセットは右手側にまとめてあるレバーで行う。隣接してるので両方同時リセットも可能。 なお、メインクランクの回転方向は一方向のみで、逆転はできない。入力ノブの構造に起因するもの…ではなさそうな…普通に逆回転できそうな気がするけど。 pic.twitter.com/az4xoJzVpF

2021-04-09 22:26:22
なにがし某 @sovtron

で、減算はどうするかというと、メインクランク下の切り替えレバーで減算モードにすると、キャリッジが右に半桁ずれて間にギヤが一枚噛み、結果数/回転数ダイヤルを逆に回して減算を実行する。この『ハンドルの回転方向が単一』『キャリッジ位置で加算と減算を制御』というのがこの機械のミソである。 pic.twitter.com/d17WYFxNd2

2021-04-09 22:28:47
なにがし某 @sovtron

減算5432-1111。入力レバーで『5432』を設定しメインクランクを一回転すると結果数ダイヤルに加算される。切り替えレバーで減算モードにし、『1111』を入力しメインクランクを一回転すると、結果数ダイヤルの『5432』から『1111』が減算され、差の『4321』が表示される。 pic.twitter.com/p8zXX4al4B

2021-04-09 22:30:15
なにがし某 @sovtron

入力ノブの自動リセット機構は加算減算時はちょっぴり便利かも。当然この機能は乗除算を実行する時のために解除できる。…けど、乗算の時には大体解除し忘れててああああってなるので不便かも。デカマイナスねじがくるくる回るの素敵。 pic.twitter.com/GpTinTQqXh

2021-04-09 22:31:42
なにがし某 @sovtron

キャリッジは正面のレバーでロック解除して一気に移動することも可能。一桁ずつの移動レバーは右手側にまとめてある。 pic.twitter.com/VaH08dTsZq

2021-04-09 22:34:56
なにがし某 @sovtron

乗算は加算の繰り返しで計算する。これは普通にOdhnerタイプの計算機と同じ。5×3はメインクランクを3回回して5+5+5のように操作し、この時の乗数=加算の回数『3』は回転数ダイヤルに表示される。

2021-04-09 22:38:53
なにがし某 @sovtron

乗算221×498。100の桁221×400、10の桁221×90、1の桁221×8のように、キャリッジを移動しながら一桁ずつ計算する。結果数ダイヤルに積『110058』が表示される。 pic.twitter.com/xiHeYOE9CU

2021-04-09 22:40:22
なにがし某 @sovtron

ちなみに221×498は、221×(500-2)でもあるので、まず221×500の計算をして、そこから221×2を引いても計算可能。(結果数ダイヤルに10進機構が搭載されている機械でのみ可能な操作) pic.twitter.com/fG3PDGXzKj

2021-04-09 22:42:02
なにがし某 @sovtron

というわけで、きれいに繋がってない箇所があるのでまとめておいた! DeTeWe の機械式計算機 Hamann Manus - Togetter togetter.com/li/1695104 @togetter_jpより

2021-04-09 23:54:59
なにがし某 @sovtron

文章あちこち間違えてる355÷113だorz

2021-04-10 07:50:13
なにがし某 @sovtron

WaltherもいいけどHamann Manusの自動除算機能ですよ!機械式計算機で割り算を自動でこなしちゃうよ!ハイテク! twitter.com/sovtron/status…

2021-04-10 08:28:28
なにがし某 @sovtron

除算355÷133。キャリッジ移動ノブを手前に引き出して除算モードにし、キャリッジを右端に移動。被除数355を結果数ダイヤルに設定。次に入力ノブで除数113を被除数355と上位桁が揃う位置(左揃え)に入力。 pic.twitter.com/phoaTyPwml

2021-04-09 22:49:37
なにがし某 @sovtron

昨日クソ長文投下したけど、実はあまりにも待ちくたびれたので、ほとんど届く前に書いたのであったorzでも大筋はWebで調べてわかっても、細かいディテールやら操作感やらは触らんとわからん!大きさ具合とか音とかリセットレバーの繊細な感触とか…

2021-04-10 08:42:53
なにがし某 @sovtron

機械式計算機 Hamann Manusの自動除算、ヤワな折りたたみ机がキャリッジの動きで揺れるのでちゃぶ台で撮ってみた…1÷7。ゴム脚替えたら滑らなくて良い。 pic.twitter.com/EaSSKRbEvY

2021-04-10 12:00:37