十二話

登場人物:トウテツ、ヴァラ、アリア、ゼルシー スチル担当:んち、ぷお、スモモ
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___の箱庭 @kami_bake

開き直るでも、怒るでもない。むしろ、悲しみさえ孕むような表情だった。

2021-10-02 22:10:08
___の箱庭 @kami_bake

「我ら『神』は、彼奴……ゼルシーを除き、我さえもが、生まれた時点で役割の終わった、無為に生きるのみの存在よ。」

2021-10-02 22:11:09
___の箱庭 @kami_bake

「だのに、彼の者は、……トウテツは、生きることに意味があり、役割がある」

2021-10-02 22:12:06
___の箱庭 @kami_bake

彼女は寧ろ、「羨ましい」とでも言いたげだった。

2021-10-02 22:13:29
___の箱庭 @kami_bake

「…なら、あんたがやれば」

2021-10-02 22:14:38
___の箱庭 @kami_bake

「あっはっは!お主もなかなか面白いことを謂う。」

2021-10-02 22:15:20
___の箱庭 @kami_bake

「しかし、我はな、____」

2021-10-02 22:15:30
___の箱庭 @kami_bake

「ッしね、しね、しね……!!!!」

2021-10-02 22:17:34
___の箱庭 @kami_bake

戦いの最中に考え事などするものではないな、といたく実感した。

2021-10-02 22:20:05
___の箱庭 @kami_bake

でなければ、今の一撃で右腕が持っていかれていたかもしれない。

2021-10-02 22:20:49
___の箱庭 @kami_bake

それでも、避けきることはできない。

2021-10-02 22:22:06
___の箱庭 @kami_bake

攻撃は頬を掠め、髪を掠め。

2021-10-02 22:22:38
___の箱庭 @kami_bake

避けることで精いっぱいだった。

2021-10-02 22:23:21
___の箱庭 @kami_bake

「死ね!!!殺す、殺す!!!」

2021-10-02 22:24:04
___の箱庭 @kami_bake

覚悟とやらを決める時なのだろう。

2021-10-02 22:24:53
___の箱庭 @kami_bake

或いは、年貢の納め時、とでもいうべきか。

2021-10-02 22:25:25
___の箱庭 @kami_bake

「やってみろ、バァーカ」

2021-10-02 22:26:25
___の箱庭 @kami_bake

お前なんかにできるものかと、そう言わんばかりに。

2021-10-02 22:26:59
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