@at_akada はてなブックマークでチェックなさってる Hacking (1972) とかも,読んでみたいですね.(ぼくにとってはたいへんそうですけどw)
2010-05-01 00:16:32@optical_frog そうそう。Ian Hackingが書いた論文があって、スタンフォード哲学事典の記事もこれをかなり参考にしているようなんですが、わたしもまだ入手できていないんです。
2010-05-01 00:21:56パスカルの賭けについてはクリフォードの批判がおもしろいかもしれない。「パスカルの言う通り、信仰は合理的かもしれないけど道徳的にダメ。全然ダメ。証拠もなしに物事を信じるなんて共同体をかき乱します。あいつら危険なギャンブラーです」(大意)
2010-05-01 02:19:18@at_akada 宗教と確率論は、ヒュームの「人間悟性論」の奇跡の章以来、現代に至まで、ものすごく議論されているテーマですよ。
2010-05-01 10:14:10@at_akada Cliffordはパスカルに言及してませんし、彼に対するJamesの応答でごくわずかに言及されるだけです。あと、Cliffordが信仰が合理的だと言っているのが記憶にないので、どの箇所か分かれば、教えていただけないでしょうか。
2010-05-01 10:23:40@kasa12345 すいません、わたしはたぶんこう書くべきでした。「パスカルの賭けに対しては、クリフォードのように、不十分な証拠によって信じることを害だと考えるタイプの論者からの批判がおもしろいだろう。彼らはもし仮に信仰が合理的だと認めても、道徳的に非難するのだから」
2010-05-01 11:41:39@kasa12345 非常にいいかげんに書いてしまいましたが、クリフォードを読んで先述のポストを書いたわけではないです。すいません。 単に「パスカルの賭けに対する道徳的な批判はおもしろいな」と言いたかったのに誤解をまねく書き方でした。
2010-05-01 11:46:52@kasa12345 あと宗教と確率論は、議論されていることは知識として知ってはいたものの、実際見てみるとおもしろいなーという感じでした(素朴な感想として)。
2010-05-01 11:52:14パスカルの賭けについて、クリフォードを引きあいに出した議論をいくつか見たせいで勘違いしていた。直接パスカルを批判しているわけじゃないのか。
2010-05-01 12:20:52@at_akada いえいえ、何か細かいことを言ってすいません。JamesとCliffordの論争は、Ethics of Belief(何を信じるべきか)というテーマとして、今の認識論でも議論されます。
2010-05-01 12:28:18宗教哲学は、こちらではかなり専門的にやっている人も多いし、なにより哲学系のクラスで、倫理と並んで学部生に一番人気がある。僕自身も、分析哲学入門として最適だと思う。理由は、argumentの分析、批判を勉強するのに向いてるから。
2010-05-01 12:34:29うちの大学では、哲学入門という1回生向けの授業で、必ず宗教哲学を入れることになっている。かなり宗教哲学に特化した哲学入門のTAを一回やったので、自分自身もかなり勉強になったなあ。
2010-05-01 12:37:59JamesとCliffordの論争は、そのときのテキストの一部だったし、去年非常勤で認識論を教えたときにも、テキスト(の一部)として使った。これはやはり、今読んでも面白いと思う。
2010-05-01 12:42:48