ヨウ素131とヨウ素132について。take2602さんのつぶやきより

テルル132→ヨウ素132。
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@take2602

(1)ヨウ素による甲状腺被曝について僕が気になる事を書いておきます。甲状腺被曝は放射性ヨウ素131からのガンマ線で被曝量を測定しますが、原発爆発直後の被曝で考慮すべきヨウ素は131だけではありません。爆発後にテルル132が観測されていますので、ヨウ素132を考慮すべきです。続く

2011-08-28 01:36:06
@take2602

(2)テルル132は半減期約3日でヨウ素132に崩壊し、その後半減期約2時間でゼノン132になり崩壊が止まります。テルル132が観測されたという事はヨウ素132も考慮する必要がある事を意味しています。甲状腺被曝を測定する際にはおそらくヨウ素131のみを考慮していると思います。続く

2011-08-28 01:36:22
@take2602

(3)しかしテルル132—ヨウ素132チェーンの方が半減期が短いので、取り込まれた重さが同じなら、単位時間辺りの被曝量は132の方が多くなります。しかし半減期が短いので今は確認が難しいと思います。続く

2011-08-28 01:36:41
@take2602

(4)またヨウ素132起因のガンマ線のエネルギーは667keVで、今よく観測にかかるセシウム137起因の662keVとエネルギーが近く、ゲルマニウム検出器を用いないとわけることはできません。発表されている甲状腺被曝量は「少なくとも」と解釈しておくのが妥当な気がします。

2011-08-28 01:37:06