SFマガジン「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本 特集」炎上→企画中止 (2021/12)/まとめのまとめ
2021年(令和3年) 12月
2021/12/01
『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」のイケてる略称をゆるく募集します。こちらのツイートにリプライください。
2021-12-01 17:46:22
2021/12/02
『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」ですが、複数の方から不快感を示されています。真摯に受け止めさせていただきます。
2021-12-02 12:00:21特に、当事者である絶版本の著者の方からの言葉は重く受け止めました。私は加害性に対して無自覚でした。これはひとえに私の未熟さ・認識不足に起因するものです。実在する具体的な個人としての被害者の方への配慮、その存在、その感情に対する想像力が足りておりませんでした。申し訳ありません。
2021-12-02 12:00:48私は私の企画によって誰かを傷つけたいわけではありません。また、その気持ちは本企画に賛同していただいた執筆者や編集者も同様だと思います。本企画が、具体的な個人、実在する固有の人間に対する加害性を帯びているとわかった以上、執筆者や編集者の方々も巻き込むわけにはいかないと考えます。
2021-12-02 12:01:14こうした考えのもと、企画の中止・取下も含め編集部と相談し、既に依頼済の執筆者の皆様には正式にご連絡させていただければと思います。結論はまた追って公開いたします。最後となりましたが、この企画に不快感を持たれた当事者の方々には、今一度深くお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした。
2021-12-02 12:01:43
SFマガジンで予定しておりました「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」は、企画者の樋口恭介氏とも相談の上、中止を決定いたしました。
2021-12-02 12:16:46絶版の書籍が生まれている状況に対して、あまりにも無自覚で、配慮が足りませんでした。出版社の人間として、ご不快に思われた方々に深くお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。すでに依頼させていただいた作家の方々にもお詫び申し上げます。
2021-12-02 12:24:18相談し、結論が出ました。取下・中止となりました。依頼済執筆者の皆様へはのちほどメールさせていただきます。どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。 twitter.com/shiozaway/stat…
2021-12-02 12:19:30
2021/12/06
- 『SFマガジン』「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」について〔2021年12月6日〕|樋口恭介|note https://note.com/kyosukehiguchi/n/nece935ee9419
2021/12/07
SFマガジン「幻の絶版本」特集の中止について hayakawa-online.co.jp/new/2021-12-07…
2021-12-07 18:16:22- SFマガジン「幻の絶版本」特集の中止について|早川書房 https://www.hayakawa-online.co.jp/new/2021-12-07-180928.html
■SFマガジン「幻の絶版本」特集の中止について (2021/12/07)
SFマガジンでは、今年〔2021年〕6月号の「異常論文特集」の発売後に、前編集長の塩澤快浩から作家の樋口恭介氏に第2弾の特集企画を依頼しました。それに対して樋口氏から、「読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集」という企画案が寄せられ、既存の書籍タイトルから内容を想像する短篇という切り口の面白さから、当特集の内容を塩澤が承認しました。
〔2021年〕12月2日、当特集を予定していることを樋口氏が自身のツイッターアカウントで告知したところ、絶版書籍の著者や読者の方などから不快感が示されました。絶版の書籍が生まれている状況に対して、出版社としてあまりにも無自覚で、配慮が足りなかったと判断、樋口氏と相談のうえ、企画の中止を塩澤の個人アカウントで発表、謝罪いたしました。
12月7日朝、樋口氏が、弊社の見解とは異なる内容のnoteを、こちらへの事前通告なく公開しました。すぐに塩澤から、特定の方々への加害になりかねない内容の不適当さを指摘した上で、いったん取り下げられないか申し入れましたが、樋口氏には聞き入れられず現在に至っております。(12月8日追記:7日夜に同noteは削除され、樋口氏による謝罪が表明されました)
今回の特集企画に関して、ご不快に思われたすべての方々に謝罪した弊社の姿勢は、まったく変わっておりません。樋口氏のnoteでの見解はあくまで樋口氏個人のものですが、今回の事態の責任は、ひとえに樋口氏に特集企画を依頼した弊社にあります。note内で樋口氏の批判を受けた大野典宏氏、北村紗衣氏、そして読者の皆様に、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。
早川書房 SFマガジン編集部
SFマガジン、予定していた「幻の絶版本」特集を中止に 企画発表後「複数の方から不快感」 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/21… 「絶版の書籍が生まれている状況に対して、出版社としてあまりにも無自覚で、配慮が足りなかった」とも pic.twitter.com/uC4dOrxe0F
2021-12-08 12:19:49絶版本企画への批判に「いつまでもネチネチ叩くな」 SF作家「逆ギレnote」に波紋も...版元苦言で結局謝罪 #note #SF #SFマガジン #塩澤快浩 #早川書房 #樋口恭介 #炎上 j-cast.com/2021/12/084266…
2021-12-08 18:34:02自分の絶版本が取り上げられたとしたら・・と想像してみた。本を読んだ上で論評されるなら何ら問題はないが、読みもしないで好き勝手に書かれたらたまったものじゃない。(滝) →SFマガジン、「幻の絶版本」特集を中止に 企画発表後「複数の方から不快感」 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/21… @itm_nlabより
2021-12-08 18:33:26
(まとめ)
(資料LOG)
2021/12/02