- Uroak_Miku
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jbpress.ismedia.jp/articles/-/600… これ面白いです。絵画にタイトルつけるようになったのは18世紀フランスから。
2021-12-10 09:27:52Salon de Paris(パリ官展)が回り出してからです。ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5…
2021-12-10 09:30:13>フランスの王立絵画彫刻アカデミーが18世紀にパリで開催するようになった公式美術展覧会。その後、フランスの政体が変わりながらも1880年までアカデミーまたは政府によって開催されたので官展ともいう。
2021-12-10 09:30:43>1745年、ロココ美術の余りに官能的な描写の氾濫に対する危惧もあって、アカデミーの改革が行われ、不適切な作品は投票で排除するというサロンの審査制度が明確化された。
2021-12-10 09:32:14四コマまんがに小さくタイトルが付くようになったのはいつからだろう。 pic.twitter.com/VvA7rKFBoZ
2021-12-10 09:33:13昭和の4コマニューウェイヴ。タイトルは付いていないんだけど読む側に「タイトル付けてごらん」とうながしている感じ。 pic.twitter.com/h0EaPPaOEY
2021-12-10 09:34:30これなんてそうだけど、ただの男子用便器に「泉」とタイトル付けただけでアートになっちゃうの。 pic.twitter.com/h9zh0IwSSZ
2021-12-10 09:37:06昭和の4コマニューウェイヴ。タイトルは付いていないんだけど読む側に「タイトル付けてごらん」とうながしている感じ。 pic.twitter.com/h0EaPPaOEY
2021-12-10 09:34:30絵画なり彫刻なりがあって、タイトルはあくまで整理整頓用のナンバーや通称でした。それが18世紀パリ官展が制度化して、タイトルと作品のペアでアート扱いされる時代に入った。
2021-12-10 09:38:43思うのですが昭和のいしいや平成のあずまの4コマまんがの革新性は、こういう西洋アートの制度がコミックストリップに混入して生じたものなのかもしれないです。
2021-12-10 09:40:16絵画なり彫刻なりがあって、タイトルはあくまで整理整頓用のナンバーや通称でした。それが18世紀パリ官展が制度化して、タイトルと作品のペアでアート扱いされる時代に入った。
2021-12-10 09:38:43思うのですが昭和のいしいや平成のあずまの4コマまんがの革新性は、こういう西洋アートの制度がコミックストリップに混入して生じたものなのかもしれないです。
2021-12-10 09:40:16以下、参照用に
jbpress.ismedia.jp/articles/-/600… >そもそも西洋絵画には、画家自身がタイトルをつけるという習慣はなかったのである。画家自らが自分の作品にタイトルをつけるようになったのは、18世紀以降のことなのだ。
2021-12-07 10:32:36>これは、サロン(官展)(図2)などの展覧会へ画家が出品するようになり、作品同定のためにタイトルが必要になったからである。 pic.twitter.com/YByBr0aAcg
2021-12-07 10:33:37>図2:ピエトロ・アントニオ・マルティーニ 『1787年のルーヴル宮のサロン展』1787年、エッチング フランス国立図書館蔵
2021-12-07 10:34:12>それ以前に画家自身がタイトルをつける必要がなかったのは、多くの場合、絵画は発注芸術であり、何を描いてほしいかは教会や王侯貴族などの意向で、最初に決まっていたからである。
2021-12-07 10:36:13>教会や王侯貴族の作品においても、「タイトル」が必要となる場合がある。それは、絵が動産として取り扱われ、移動の可能性がある場面である。この場合は、財産としての同定が必要となり、まさに、インデックスとして管財人などが、絵の内容を見て暫定的なタイトルを付けたのである。
2021-12-07 10:36:42>また、教会に飾られた絵など、多くの人々がその絵を鑑賞し、話題になると、自然と「通称」が付けられるようになる。さらに、芸術作品を批評する評論が登場すると、文字情報として絵を同定する必要から、場所と主題によってタイトル的なものが付けられるが、これらも、いわば「通称」でしかない。
2021-12-07 10:38:03さらにおまけ
再掲。この男の子の服というか胴体部分にどうして細かく文字テキストが書きこまれているのか? 謎は解けた、と思う。 pic.twitter.com/13uXlmd0X0
2021-12-07 10:14:23これはもっと前の時代のもの。フランス語ですね。画面下にあるテキストこそが本体で、絵は実は挿絵です。そういう建前になっています。 pic.twitter.com/5xZhq0KeTS
2021-12-07 10:20:221726年版『プリンキピア』。図に「図1」とかのキャプションは見られない。 pic.twitter.com/6huNCkPVmn
2021-12-07 10:51:13