第38回AI美芸研シンポジウム「コンセプチュアルウイルス」
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■歌の遺伝子コードの進化 32bitの音楽コードを持っているロボット同士が交配することで、新しい音楽が完成していく →こういった多形的な試みから、交配・食事といったものだけでなく、知性の持つ多様な好奇心などについても扱えるのではないか? #AI美芸研
2021-12-11 16:54:04■メロディの人工知能的な評価 ・隣り合う音同士の周波数比率 ・同じ音がどの程度連続するか 与える評価関数によってランダムだった音の配列が音楽化していく #AI美芸研
2021-12-11 16:56:02銅谷:自己保存、自己複製に何らかの変異が起こり進化する。行動を学習することで報酬信号になる。報酬信号自体も変化していく。それは動物が美しいと感じる何かにも関わってくるかもしれない。モデルを作るために新しい情報を欲求するのが好奇心となる。 #AI美芸研
2021-12-11 16:59:40銅谷:唯一性。大腸菌みたいなものはだいたい一緒だと思っていいが、動物や人間は生まれてからモデルを獲得してく。脳をコピーするのは現時点では出来ない。個々の人間はかけがえのないものだといえる。その辺がデジタルAIの弱みかもしれない。ありがたみの問題でもある。 #AI美芸研
2021-12-11 17:01:11■AIはどこまで尊厳の認められるべきか ①遺伝情報のみならず様々な体験によって人間は多様性を増していく。この経路は複製が非常に難しい経路である。 ②AIは複製可能が故に、この掛け替えのない経路が無限に再現可能 ③このことを踏まえなければAIの尊厳に付いて考えることはできない #AI美芸研
2021-12-11 17:02:23質問:評価学習において状態価値と行動価値、生物はどちらを重要視しているのか? 銅谷:特定の行動の善し悪しを判断することもあれば、違う行動の善し悪しを判断することもある。アルゴリズムはどんどん複雑になってくる。 #AI美芸研
2021-12-11 17:03:32人工知能美学芸術展:美意識のハードプロブレム 第38回AI美芸研シンポジウム「コンセプチュアルウイルス」 銅谷賢治(沖縄科学技術大学院大学神経計算ユニット教授) pic.twitter.com/GW3ecn6KQp
2021-12-11 17:03:58質問:状態、行動の他に価値関数は? 銅谷:行動則から価値関数を決める事も出来る、それを記憶していく。学習のためには使うが行動のためには使わない。ミニマムには行動価値だけでもいいが、大きくみると状態価値や行動則も重要になってくる。 #AI美芸研
2021-12-11 17:04:49□強化学習における「状態」 環境から得られる情報とする □強化学習における「行動」 周囲の環境に対する働きかけ #AI美芸研
2021-12-11 17:06:18銅谷:状態というのは環境から得られる情報としている。内部的に変換や記憶を使って状態の情報を作り出すこともある。それは感覚信号や作業記憶を使っている。 #AI美芸研
2021-12-11 17:06:43中ザワ:例えばOISTのスマホロボットは数が多い。今回は2台で自然淘汰が使えないと思う。 銅谷:今回話を貰ったのが2ヶ月前。それで準備が出来なかったのと、90x180という場では四台走らせるのは難しい。10台くらいでやっても良いかもしれない。 #AI美芸研
2021-12-11 17:08:52中ザワ:美の話よりも進化の話が知りたかったりもする。生命っぽさとは何か、銅谷先生の振り子や負の報酬を増やしすぎると寝たきりになるなど面白かった。 #AI美芸研
2021-12-11 17:14:51中ザワ:水野さんは80台のコンピュータをサーバを通すのではなく、直接やり取りをすることで、シミュレーションと物理的な空間で動かすことの違いを考えた。 #AI美芸研
2021-12-11 17:16:05■情報的な等質性と物理空間の干渉 ①同じスペックで同じプログラムが動いている複数台のコンピュータは論理的に同じ機序が働くはずである ②しかしながら物理空間に於けるWifiの通信状態・工場出荷時における微細な個体差が結果に彩りを加える可能性はある。 #AI美芸研 #AI美芸研
2021-12-11 17:17:05