『ゼーガペイン』一人語り。「リセットを前に微笑ったトミガイとハヤセ」

アニメ『ゼーガペイン』についての一人語り。8/31のリセットについてふと思った、トミガイとハヤセのこと。
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雪見バーガー @H926

リセット。『ゼーガペイン』。舞浜サーバーのリセットで印象深いのは、ハヤセの「また喧嘩のやり直しか。…ダリいな」、トミガイの「僕とはまた仲良くしてね」という、リセットされてしまうことを自覚している2人の笑顔である。

2011-08-31 13:22:34
雪見バーガー @H926

世界がリセットされ、自分の記憶は持ち越されない一方で、全てを憶えたままの友達がいて、たった今話したことすらも忘れる自分と巻き戻された世界で再会する。それを知っていての、笑顔。

2011-08-31 13:32:38
雪見バーガー @H926

自分は忘れる、相手は覚えているという非対称。記憶・意識の連続しない、謂わば別人といっていい自分と、よく知る相手との新しい日々を思うということ。自分は何一つ約束できない。でも願うもう一度。「僕とはまた仲良くしてね」。

2011-08-31 13:41:18
雪見バーガー @H926

トミガイの願うもう一度、「僕とはまた仲良くしてね」というのは、今生でキョウと過ごした日々が、もう一度繰り返したいと思える程に幸せだったということであり、仲良くしてくれたキョウへの最大限の感謝と好意の表明である。

2011-08-31 13:46:07
雪見バーガー @H926

一方で「また喧嘩のやり直しか」と言うハヤセというのもまた、それを「ダリい」と言いつつ微笑むその表情からは、心底それを嫌がってはいないことが伺える。むしろ楽しそうですらある。トミガイもハヤセも、今生のキョウとの日々をまた繰り返すことを否定的ではなく、好意的に受け止めている。

2011-08-31 13:53:27
雪見バーガー @H926

同じ日々、人生をもう一度繰り返すことを否定しない、好意的に受け止める。それは永遠回帰に近い心境かもしれない。そしてそれを彼らに思わせるのは、キョウという、自分を忘れないでいてくれる友人の存在だ。

2011-08-31 13:57:19
雪見バーガー @H926

キョウには多分、2人が微笑った意味はわからない。2人も敢えて説明しない。そこにはキョウへの甘えがあっただろうし、照れもあるだろう。でも何よりも彼への信頼というものがあったのではないだろうか。

2011-08-31 14:05:49
雪見バーガー @H926

トミガイとハヤセがキョウに向けた言葉と微笑み。それもまた、友情と呼ばれるものが表現された場面であったように思う。

2011-08-31 14:10:16
雪見バーガー @H926

「『まどか☆マギカ』を気に入った人は『ゼーガペイン』も見るといいよ」、というのは、そういう友情なんかの表現の辺りのことでもあります。

2011-08-31 14:13:37
雪見バーガー @H926

8/31という日はセレブラントを饒舌にさせる…

2011-08-31 14:15:48