藤田直哉氏によるカオスラウンジ問題への再言及と『アート無罪』への考察等

SF・文芸評論家の藤田直哉氏が、先日一連の騒動への見解を発表したカオスラウンジに再び発言をしました 前半は藤田氏のカオスラウンジに対する考え方の確認、後半はchim↑pomと対比しながら『アート無罪』への考察 さらに、イラストレーターの高橋けんじさんが登場したことでネットのネタ画像投稿の話題へと移っていきます <参考URL・まとめ> 続きを読む
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@KENXY

「ホームランか三振かのパワーヒッター」はキャラクターとして魅力だけれど、商業では(一部の例外を除けば)「平均値くらいは進塁に貢献するバッター」でないと、まず打席を貰えないからなー。

2011-09-01 19:00:30
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

.@KENXY あれは高度でしたね。ルールを理解してそのギリギリのラインを狙うことには、峠を攻めるような面白みがありますよね。他の作家と連続を成功させたり、相互作用の中で発展していく「流れ」の面白みも重要だったと思います。「生成力」とはこういうものだと思いました。

2011-09-01 19:01:25
藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

「生成力」は、アーキテクチャの設計だけではなく、その共同体の道徳なりルールの規範が存在した上で、個々人の「作家」の高度な知性と技術に裏打ちされた上で生まれているということが、よく見えました。

2011-09-01 19:03:46
@KENXY

@naoya_fujita 言葉の解釈の誤差ギリギリを利用して獣道を見つけコースにしたり、それが常套化(陳腐化)した隙を突いて、正コースをこれまたギリギリ魔改造の珍車が走ってくるとか、あの意表と裏の突き方は実証の伴ったハッカー気質そのもので、非常にネット的な流れだったと思います。

2011-09-01 19:08:31