「尋ねるひと」か「調べるひと」か
鈴木みき「あした、山へ行こう!」という漫画を読んで、笑う。登山未経験の筆者が山ショップへ行き、店員に「どこの山行くの? 近くのドコ? 奥多摩? 八ヶ岳? どういう山登りしたいの?」と聞かれて、登ったことないのにわかるかそんなもん、と内心でキレる。SFと同じだーバイクと同じだー。
2011-09-01 18:55:44山ガール関係の書物を読んでると、むさくるしい男には想像もつかない世界が広がってて面白いぞ。まず「二十代までは一人で外食できなかった→山も一人で登れなかった」が地続きとして書かれてる。その一人とこの一人が同じ抵抗感なの? と目からうろこ落ちる。
2011-09-01 19:00:29そして読んでるうちに、これ女だけの本じゃないな、と気づく。基盤ゼロの状態からまず1へ挑むって状況においては、男もこれと同じ境遇に多々おかれる。ただ男は強がってそのあたりのことはあまり吐露しないので、こう文書化されてるもの見るのは大変新鮮。
2011-09-01 19:07:44@nojiri_h 逆にお聞きしますけど、野尻さんが鉱石なりラジオなりに基盤ゼロから挑んだとき、先達に冷たい扱いをされたらどう思われました?
2011-09-01 19:10:29初心者が最適問題を出題できないのは当然です。 RT @suzumori_haruka 初心者側の「初心者なんだから聞けば教えてくれるのが当然。経験者なら答えられるのが当然」という学校教育的な意識も問題かなとは思います。必ずや最適解があると思うあたりも。
2011-09-01 19:13:06初心者は最適解があると思っているわけではなく、解のある形での問題をうまく作れないだけ。しかも「人に聞く」以外での知識の得方を知らなかったりする。
2011-09-01 19:17:33「初心者は最適解があると思っているわけではなく、解のある形での問題をうまく作れないだけ。」というさっきの自分の文はおかしい。あとで直そう。
2011-09-01 19:18:47そういうのこそ「他者依存性症候群」とか名付けたい気がするけどな。これだけ情報入手がしやすい時代なのに。RT @ogawaissui: @nojiri_h 「調べる」の第一選択が「人に聞く」になってる種類の人がいるんですよ。
2011-09-01 19:18:56「要するに聞くほうが子供だから」で済む気もした。子供は聞いてくるし、むしろ聞けと教えられている。あと、その「教える/教わる」が結局誰のためなのか、というところへの帰着。
2011-09-01 19:34:20