ちょっとだけ帰ってきたラムネ＆４０四方山話

yao @izakayayaochan

たまさんとの飲み終了。まどかマギカの話をしたら「ループもののアンサーは三十年前にたがみよしひさが化石の記憶で出してる」と言われる。すいません、そのマンガ十年前に薦められて買ってから未だに読んでません。

yao @izakayayaochan

先日の飲み会でまどかマギカからラムネの話になったのを思い出したのでメモ。ＶＳがループものとして致命的に抱えてる欠陥に「何故ラムネードがループから脱出出来たのかを描けてない」という点がある。

yao @izakayayaochan

正確には「これまでの敗北と今回の勝利との間に如何なる行動の差異があったのかが描けていない」。犠牲になったドラム達にせよ、犠牲にしたラムネードにせよ、何が今までと違っていたのかが視聴者に伝わらなければ、（そもそもループというギミックを使って）何を伝えたかったのかもわからなくなる。

yao @izakayayaochan

移動中に昨日の続き。まどかマギカがループものとして秀逸なのは、ループの中で唯一記憶を保持し続けるほむらの行動が、結果として主人公であるほむらに脱出の為の意志と能力を与えた所。つまり「ループは無駄ではなかった」と視聴者に思わせればループものとしては「勝ち」なんだよね。

yao @izakayayaochan

間違えた。「主人公であるまどか」ね。 RT @izakayayaochan: 移動中に昨日の続き。まどかマギカがループものとして秀逸なのは、ループの中で唯一記憶を保持し続けるほむらの行動が、結果として主人公であるほむらに脱出の為の意志と能力を与えた所。つまり「ループは無駄ではなか

yao @izakayayaochan

翻って「ラムネ」におけるほむらのポジションである所のオルガンはどうかと考えれば、両者を隔てているのが運命を自らの力で切り開く努力、「諦めない」という意志の力の有無である事がわかる。

yao @izakayayaochan

というより、古今東西のフィクションにおいて人が運命に抗う為の唯一無二の武器は「意志の力」以外にないんだよね。だからこそ「それ」を何よりも信じる少年少女達は物語の主役足りうる。

yao @izakayayaochan

そんな訳で仲間を犠牲にする事で発動する、運命に抗う事を止める事でしか使えない、「諦め」の象徴であるあのバカみたいな信号機カラーの剣の存在は「ラムネ」としてもループものとしてもフィクションとしても到底受け入れられないのでした、まる。

yao @izakayayaochan

あとはなんだっけ。コミック版のＶＳの評価が高いのは、まどマギにおけるほむほむのポジションをオルガンとパフェで分け合っていたからなんじゃないかと思う。運命に抗う事を止めた闇ほむほむがオルガンで、それを打ち破った光ほむほむがパフェ。

yao @izakayayaochan

その場合、オルガンがループの果てに生み出したのがパフェ達というイレギュラーだった、という流れだとＳＦ的にも非常に収まりがいいんじゃないでしょうか。