2011/9/2・17:00開始 経済産業省原子力安全・保安院による記者会見

ERSS言及部分 質疑後で追加
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プラント状況割愛

保安院「ERSS資料についてご説明。
タイトルは東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故解析結果
本件は一部官邸HPに公開されておりますし情報公開請求のもとで公開させていただいておりますがご要望がたくさんございましたので資料を配布。保安院は3/11事故後にERC内において事故の進展を予測して11~13日危機管理センターに予測結果送付 別紙1~3WORDの紙ですが 別紙1福島第一2号機今後の進展14:27原子炉スクラム プラント状況評価書いてある。ERSS本来の使い方ではなくERSSに入っているデータベースから2号機と同じ出力炉形のものを選んで打ち出している それを元にやや丸めた数字でこのような予測を作った 別紙1の内容が官邸HPに掲載されている。別紙2 上の表が推移炉圧認識していた内容 下の方には2号機のもの 炉心の露出あって被覆管まで1時間 燃料溶融まで1時間 設計最高圧力まで燃料溶融から2時間30分という紙。別紙3 3号機状況変化13日 13日時点での状況を書いてある。3/13 2:44 HPCIポンプ駆動部分の原子炉からの蒸気医道停止してHPCI停止という経緯書いていて 原子炉水位6時現在TAFから-2100mm 4:00~4:45TAF到達これを起点に燃料被覆管破損燃料炉心損傷時間書いている 2号機と同じデータ使っていて2日立っていて崩壊熱下がっているので時間2倍に伸ばしている。これらの資料はERCプラント班がJNESに解析依頼して実施した結果に基づいて作成した。2号機については11日21:30 JNESがERC解析班に解析結果送付 22:45 12日0:17官邸危機管理センター保安院職員 リエゾンに送付してオペレーションルーム内で共有された 解析結果1-1 1-2ある 1-1 2号機は実線1次系圧力 点線が格納容器ドライウェル圧力となっている 今回のパラメータを入れたわけでなくて型式出力過去のデータ持ってきた 解析結果1-2にその際の放射性物質放出率 PBS plant behavior date system 過去のデータを使った物 この赤い字で全交流電源喪失と非常用DG失敗という前提で評価したもの打ち出しているのが2号。1号については12日1:57JNESがERCプラント班に解析結果送信しておりその結果はSPEEDI入力データとして使われていて 6:07計算結果出力されているが官邸には送られていない。解析結果2-1 2-2あるが1号機と同じ出力のものから持ってきて打ち出したもの。3号機については13日6:29JNESがERCに解析結果送付 6:50リエゾンへ送付されオペレーションルーム内で共有された それが解析結果3。解析結果1と3全く同じ 2,3号出力型式同じなので全く同じものになっている 2日経って崩壊熱下がっているのでJNESの方とも打ち合わせしてエンジニアリングジャッジとして進展遅くと。解析結果1~3はプラント挙動データシステム用いて解析実施した 同じものをピックアップしてきた。解析4、5ある これは解析4は2号機 解析5は1号機 ERC内解析予測しシステム使おうとしたが正確なプラント情報得ることできずこれでは使えないと 計算はある程度予測入れてしたが4~6号は解析行なってない。実際の時間ではなくコンピュータシステム起動のために仮に置いているので実際の原子炉停止時刻ではないし 実際の計算時刻ではない。計算するために仮に入れたもの。

ROの淡水化装置1-Aフィルターの大きさ カートリッジの大きさ長さ75cm直径6cmのものが18本ある 線量18本仮置きしている場所から1mでβ線線量 50mSv/h。ビニールは遮蔽効果ない カッパ着手の作業はあくまでも汚染防止 胸に線量計。今回の作業ではベータ線影響支配的であることに十分思いが至っていなかったので局部線量使用していない、十分作業環境踏まえてリストバッチなど対策考える必要。」

AERA大鹿「ERSS SPEEDIデータ活用されなかった理由は」
保安院「2,3号はWORD文章にして送っている。保安院と官邸を結ぶ端末で送っている。SPEEDIに入れた結果が送られた形跡はない。ERSSで出した結果をSPEEDIに入力してSPEEDIで計算した結果は出ているがそれ以外は送られた結果はない」
AERA「保安院は初期に4十数回試算」
保安院「官邸に送られて共有されたことが確認されているのは1つ 保安院のPCと官邸結ぶ共有フォルダには一つ入っていたが」
AERA「ERSSは一部官邸へと このデータなぜ住民の避難誘導に使われなかったのか」
保安院「参考には持っていたが使うところに思いが至っていなかった。結果的には問題があったと認識している IAEA報告書にも書いてあるとおり。ERCにいるものの役割としてプラント挙動把握重要な仕事 何か進展を把握できる方法はないかとERCによるプラント班からJNESにに依頼をしたと 実際の進展はなかなか難しいが同じ型式、出力のものあるので打ち出してもらった、その結果は官邸にもWORDスタイルだが送った。しかしこれはあくまでも過去の例を使ったものですと 実際にはよく現場分からないがこういう評価しましたと送ってあると」
AERA「SPEEDIデータともからむ粗々のデータ SPEEDIなら原子力災害対策特別措置法に基づく緊急時環境モニタリング指針 一定の仮置きの試算で推定値を出しなさいという取り決め 迅速性必要なので精度荒くてもいいので避難誘導に供しなさいと書いてある。本来の運用の仕方から外れている」
保安院「指針では1Bq/hおいてやるとそれは文科省からご説明あって 保安院では本来できるだけ実際の事故の進展ERSSで行ってそれをSPEEDIに入れて評価するのが本来の姿。ご指摘の通り指針に書いてある1Bqとは違うがお示しするのがよかったのかも。じっさいには活用することに思いが至っていなかった。ERSSではある程度予測して送っているということ」
AERA「何で思い至らなかったのか」
保安院「それはよく分からない」
AERA「責任者は」
保安院「全体としては院長だが院長は官邸に行ったり緊急参集したり戻ってきたりと ERCには防災課長もいるがそれを使うところには結果として至っていない」
AERA「3/7津波についての資料開示」
保安院「請求があれば開示 東電に意見照会する手続きはあるが」
AERA「下の情報公開窓口でと。2年前の津波試算」
保安院「2009年9月に保安院担当レベル 東電の担当者と認識違うが保安院は6m超えるものあると説明を受けている 資料はもらってない 担当者はたぶん今もいると思う。耐震室がやっている。」

Googleニュース2 @GNewsAll2

[社会] 1号機の事故解析結果、官邸に報告せず 保安院 - 朝日新聞 http://j.mp/qpt5bo 経済産業省原子力安全・保安院は2日、東京電力福島第一原発事故直後の3月11~13日、事故の進展を解析していたが、1号機の結果は首相官邸に報告していなかったことを明らかに…

2011-09-03 01:55:07
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

これはひどい。RT @iidatetsunari: 東北・女川でも露骨なヤラセが・・点応募した324人の79%・255人が最終日の2月5日に応募。しかも1人(ブログ主)を除く254人がプルサーマルに賛成の立場。( 原子力発電を考える石巻市民の会) http://p.tl/tePb

2011-09-02 22:20:44
ONETOPI「原発・放射線」 @genpatsu_1topi

11日午後10時ごろの2号機の予測では、約2時間後に燃料の被覆管が破損し、約3時間後には燃料が溶融、12日午前3時20分には原子炉格納容器のベントが必要となるとした :東京新聞:当日に2号機溶融を予測 官邸に送付、説明せず http://t.co/vOlKCMA #1tp

2011-09-03 00:00:15
リクゥイッド @liquid7r

「2011/09/03 ETV サイエンスゼロ「原子炉で何が起きていたのか? 炉心溶融・水素爆発の真相に迫る」におけるTweetまとめ。」をトゥギャりました。 http://t.co/YD108Cl

2011-09-03 00:40:34
橋本麻里 @hashimoto_tokyo

【ZDF】ドイツの放送局ZDFによる『福島原発事故、その後(日本語字幕)』」動画について、元番組動画や番組のフルテキスト、関連情報のリンクなど、網羅的な検証ブログ記事。気になってた人は確認をどぞ。 http://t.co/j7al0GD

2011-09-02 23:43:46

まとめ 2011/9/2 鉢呂経済産業大臣記者会見 ちゃんときいてたところだけ 2019 pv 11

たかよし @ystricera

5/26 福島原発事故の深層 事故はなぜ防げなかったか 原子力防災技術者からの報告 (PBS言及) pdf http://t.co/ByodmFF

2011-09-03 01:40:57