「新型コロナワクチンを打っても半年たつと効果が無くなる」というデマが急増中

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

「新型コロナワクチンを打っても半年たつと効果が無くなる」というデマが急増している。 デマの元となっているのは、「接種から時間が経つと中和抗体の量が減少する」という情報だと思われる。

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人体の免疫は、ウイルスを直接攻撃する中和抗体（体液性免疫）だけではない。 ウイルスが体内に侵入してきた時に素早く抗体を産生するための免疫記憶（細胞性免疫）も持っている。

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中和抗体が少なくなると、血液中の抗体でウイルスをすぐに攻撃する速攻性は低くなるため、感染を予防する効果は低くなるものの、免疫記憶があることによって抗体を素早く産生でき、ウイルスの増殖を防ぐことで重症化を抑える効果が期待できる。

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ここ最近のオミクロン株の感染急増によって、「ワクチンは効果が無い」というようなデマもまた急増しているが、ワクチンはそもそも抗体を増やす（感染を予防する）ことだけが目的ではないのだ。

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新型コロナウイルスはもはや地球上から無くなることはなく、いずれ人類のほとんどが感染する。 「半年で効果が無くなる」とのデマに騙されて自分が接種すべき時期を見極めようとする人もいる模様だが、先に述べた通りワクチンの効果は抗体だけではないので、やはり接種時期は早い方がいいと言える。