【プレ】事件発見

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◈ 開始時刻となりました。イベントを開始致します。 発言可能の合図があるまで、なり垢は発言停止してお待ちください。

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◈ 1週間。 入学式に足を運び、この島に連れてこられてから……1週間経った。

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◈ 助けを呼ぶ手段は分からず、警察がやって来る事もない。 それでも……それでも。比較的、穏やかな日々が過ぎて行った。 多忙な人物には、普段より落ち着いた時間ですらあったかもしれない。

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◈ そうだ。 コロシアイなんて起こるはずも無い。だって、メリットが無いじゃないか。

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◈ ただ殺し合え、だなんて。誰も聞くはずがないのだ。

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◈ ……大丈夫、きっと助けが来るのはもうすぐ。 半ば祈るように、目を開ける。

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◈ 床から体を起こして、あくびをひとつ。 さて、非日常な今日をどう過ごそうかと考えを巡らせた。

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◈ ……ああ、でも。 今日はなんだか、何かあるような。そんな気がした。

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◈ 雨はざあざあ、雷ごろごろ。 全く、お昼時だっていうのに。今日のお天道様は、随分と機嫌が悪い。

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◈ 晴れだと思ってたんだけどなあ。ここ最近、ずうっと晴れだったから。 ま、そんな事もある。だってここ、天気予報も無いんだし。

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◈ 全く不便だと、口を尖らせる。 まあ、そんな事をしても、腹は減っている訳で。 ご飯は歩いて来てくれないのだ。仕方なく、彼はレストランへ足を運んだ。

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◈ 【該当者発言可能】

空樹 深伽 @flavonor_hope

「メシどうすっかなー。かんたんにできるもんがいい…レトルトにすっかー。（レストランに向かいつつ）」

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◈ 濡れたレンガの地面を踏み、空樹深伽は歩を進める。

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◈ レストランの食堂へは、外から階段で一直線。 階段の下までついて、何となしに見上げると、どうやら厨房に人がいるらしい事がわかった。 だって、窓から灯りが零れてるから。

空樹 深伽 @flavonor_hope

「（灯りに気づき）…あら先客？それなら、なにかありつけるかも～」

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◈ てっきり天気が悪いから、居ないかもと思っていたけど。人がいるなんて、ラッキーじゃん。 雨で滑らないよう気をつけて、けれど、雷が落ちては嫌だから足早に。誰がいるのだろうと、彼は2階へ向かおうとする。

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◈ とんとんとん＿＿＿＿

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◈ ＿＿＿＿バチン

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◈ そんな音が聞こえた。 ……そういえば。1週間前に、似た音を聞いたっけ。

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◈ 一瞬の間。 レストランの窓からさしていた灯りが、消えた。

空樹 深伽 @flavonor_hope

「（目を細めて）…え、なに…？もしかして停電……？雷おちてないのに？」

空樹 深伽 @flavonor_hope

「しかも、なんかめっちゃ大きな音した気するんだけど…（ちょうど厨房あたりを見て）……えー、きになるし行っとくー？」