祭りに感じたまちの温度

町内のお祭りで、子どものために汗する大人たち。地域で、社会で、子どもたちを育てていく重要性を再確認しました。
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乙武洋匡 @h_ototake

おはようございます!今日は、昼から長男と近所のお祭りへ。子ども神輿を楽しみにしてるみたい。

2011-09-04 08:53:44
乙武洋匡 @h_ototake

さあ、いよいよ出発です! http://t.co/BQRNZIm

2011-09-04 11:59:03
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乙武洋匡 @h_ototake

町内のお祭り。3歳の長男は、頑張って山車をひいています。ただいま、アイスキャンディ休憩中♪ http://t.co/4TfVo3n

2011-09-04 12:38:26
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乙武洋匡 @h_ototake

町内の山車。ふたたび動き出しました♪ http://t.co/fRtLPxS

2011-09-04 13:07:13
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乙武洋匡 @h_ototake

子ども神輿も、「わっしょーい、わっしょーい!!」 http://t.co/bQTOFsG

2011-09-04 13:29:55
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乙武洋匡 @h_ototake

町内のお祭り。うちの3歳になる長男も、2時間、頑張って山車をひいてきました。子どもたち、お疲れさま(^o^)/ http://t.co/TfCMGGc

2011-09-04 14:08:14
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乙武洋匡 @h_ototake

1.今日は、町内のお祭り。正午過ぎに山車と子ども神輿が出発するというので、3歳になる長男とワクワクしながら集合場所へと向かった。主にお世話をしてくださったのは、“おじいちゃん世代”。60~70代くらいの男性陣が声を張り上げ、笑顔をふりまいていた。そう、汗だくになりながら。

2011-09-04 21:41:18
乙武洋匡 @h_ototake

2.山車&子ども神輿が2時間ほど練り歩く途中、4回ほど休憩する。そのたびに、ジュースやアイスキャンディーが配られる。そこでの担当は、“おばあちゃん世代”。あったかい笑顔で、「よく頑張ってるね」「もうちょっとだからね」と声をかけてくださる。子どもたちも、うれしそうに受け取っていた。

2011-09-04 21:48:41
乙武洋匡 @h_ototake

3.主力を担う年配層の横で、見よう見まねで動いているのが、たぶん僕と同世代。動き方がわからず、「そうじゃねえよ」なんてアゴで指示されながらも、子どもたちのために奔走してた。汗が光ってた。世代を超えて、「子どもの笑顔のために」「いい思い出をつくってくれたら」――いい時間だったなあ。

2011-09-04 21:54:17
乙武洋匡 @h_ototake

4.10年前のカシマスタジアム。敗戦後はふてくされて、サポーターへの挨拶がおざなりになってしまう若手選手もいるなか、秋田豊選手らベテラン勢は、負けてもサポーター席の前で深々とお辞儀を繰り返していた。その姿に感銘を受けた僕は、秋田選手にそのお辞儀に込められた意味を訊いたことがある。

2011-09-04 22:07:24
乙武洋匡 @h_ototake

5.秋田豊氏「このまちに住んで、このまちで子どもを育てていたら、いろいろな方にお世話になる。学校の先生方。習いごとの先生方。近所の方々。鹿島なんて小さなまちだからさ、それがまち全体への感謝の想いにつながってくる。試合後のお辞儀っていうのには、そういう意味も含まれているんだよ」

2011-09-04 22:15:07
乙武洋匡 @h_ototake

6.秋田さんの言葉。今日、すごく実感した。これまでお話ししたこともなかったまちの人々が、長男にあたたかい笑顔を向け、あたたかい言葉をかけてくださる。心から、「ありがたいな」と思った。まちの温度を感じ、まちへの感謝が生まれてきた。そして、僕もまたこうして育ってきたのだろうなあ、と。

2011-09-04 22:20:54
乙武洋匡 @h_ototake

7.僕が30歳から3年間、小学校教員を務めた理由もここにある。僕自身は大人たちに愛情いっぱいに育てられ、ここまで来ることができた。だから、自分の好きなことだけやってきた20代を終えたいま、今度は自分が“大人”として、子どもたちのために力を尽くしていきたい。恩返しをする番だ、と。

2011-09-04 22:26:05
乙武洋匡 @h_ototake

8.小学校教員として3年間の契約を終えた僕が、今春から「まちの保育園」の運営に携わるようになった理由も、ここにある。子育ての責任を持つのは、もちろん家庭。でも、家庭「だけ」ではしんどい。もっと、地域で、社会で子どもを見守り、育てていく仕組みをつくっていければ――そんな思いがある。

2011-09-04 22:37:12
乙武洋匡 @h_ototake

9.教育を志すようになった思い。「まちの保育園」を開園しようと思った経緯。そんな僕の“いま”につながる原点を、今日は町内のお祭りに思い出させていただくことができました。また、そうしたまちとのつながりを生んでくれた長男にも感謝。今日は、とてもいい一日になりました。連投、失礼。(完)

2011-09-04 22:42:47