茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2706回「スキージャンプのレギュレーションはタコ」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２７０６回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日の北京オリンピック、スキージャンプ混合団体で、高梨沙羅選手がスーツの規格で「失格」になって、他のチームでも失格が続出した問題だけど、こんなの、レギュレーションがタコなのに決まっている。

茂木健一郎 @kenichiromogi

どんな規定があるか知らないが、そもそも、そんなに多くの「失格」が出るようなルールにしていたら競技としての本質が損なわれるし、試技のあとに検査をして判定するというプロトコルも、バカすぎて、真意を疑う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

一部に高梨選手の筋肉が極寒で萎縮してしまって、スーツのサイズが大きくなりすぎた、というような報道があったけれども、そんなに繊細な身体のコンディションに依存するようなレギュレーションにしている競技実施団体が愚鈍なのであって、早急に是正した方がいい。

茂木健一郎 @kenichiromogi

スポーツのルールは、その下でアスリートがみな平等の条件でベストを尽くせるように決めるべきであって、予測不能なかたちで、半ば恣意的に失格になったりするようでは、そもそもスポーツとしてのフェアネスが担保できない。スキーのジャンプは、その点でアホなルールが放置されていることが発覚した。

茂木健一郎 @kenichiromogi

これまでもそういうことはよくあったのだという報道があったが、そんな愚鈍なレギュレーションは廃止、改善すればいい。少なくとも試技の前にスーツをチェックしてゴーサインを出す体制にすればいい。今回のことで、スキージャンプのレギュレーションはタコであることが衆知のこととなったのだから。

茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート２７０６回「スキージャンプのレギュレーションはタコ」をテーマに５つのツイートをお届けしました。