新潟は上越、中越、下越、佐渡でかなり文化が違うので「そんな話聞いたことがない」っていう突っ込みは勘弁してください。また、佐渡自体が流刑地でもあったためかなり他の土地の文化が入り込んでいるので聞いたことのある話が多いかもしれません
2011-09-05 21:20:03あるところにとても意地の悪い姑がいて、何時も嫁を苛めていたそうです。ある日、姑が神社に奉納されていた鬼の面を嫁を驚かそうとつけたところ取れなくなり、それどころか肉と癒着し、そのまま姑の顔になってしまいました。その後姑は野山へと帰り心身ともに鬼へと成り果てたそうです
2011-09-05 21:29:41この話には諸説あり、仏心を取り戻した姑に免じて面が剥がれたり、僧の読経により面が剥がれたりとハッピーエンドで終る話が多いようですが中には、力ずくで剥がしたところ姑の顔の皮が剥がれてしまったというエグい終わりの話もあります
2011-09-05 21:34:03あるところに意地悪な継母がいて実の子供ばかり可愛がって前妻の子を苛めていました。継母はわが子可愛さに、自分の子を白米の壷に入れて寝かし、前妻の子を味噌壷に入れて寝かしていました。ある時あまりにも前妻の子が憎く、味噌壷に蓋をして閉じ込めてしまいました。
2011-09-05 21:45:51そしていつもどうり自分の子を白米の壷に入れて寝かしつけました。その次の朝、継母が味噌壷の蓋を開けると自分の実の子供が冷たくなって味噌に埋もれていました。その後、継母はおかしくなり病んで亡くなったそうです
2011-09-05 21:50:21ちなみにこの話は語り部の方によって味噌壷が糠床だったり、白米の壷に入れた実の子供がなぜか死んだりと話の中身自体がばらばらのようです
2011-09-05 21:52:18妙高山の山小屋である男が寒さをしのぐため火を焚いていたところ若い娘が入ってきて自分も火にあたらせてほしいと囲炉裏の側に座った。そして男の目の前で着物をめくり、男から陰部が丸見えになるような格好で火にあたり始めた。もちろん男は娘の股に釘付けになりなんかもう据え膳状態だった
2011-09-05 22:01:49男が娘に手を伸ばそうとした時、薪がはぜて娘の陰部に火の粉が飛び、「キャッ!」と悲鳴をあげて娘は山小屋から逃げ出した。その時、逃げ出す娘のお尻からは大きなムジナの尻尾が生えてて、真っ赤に火傷した金玉がぶら下がっていたそうな。 えちごぽんとさけた
2011-09-05 22:08:13昔、ある村に山の獣を戯れに鉄砲で撃って遊ぶ成金のどら息子がいた。大変な乱暴者で女子供だろうが暴力を奮って汚いジャイアン状態だったそうな。ある日どら息子はつがいのムジナの片方を惨たらしくもう一匹の前で殺すという遊びをして、それを近所に吹聴して回った。
2011-09-05 22:15:16その夕刻、どら息子の家の使用人の娘が自転車に乗った郵便配達員が家に入って行くのを見て「こんな遅くにおかしい」と思い、家の中に入ってみるとどら息子が血だらけになって死んでいた。死体の回りには泥だらけの足跡と濃い獣の臭いが漂っていて、村人は「つがいのムジナが仕返しに来た」
2011-09-05 22:20:38祖父が子供の頃、村の火葬場で人魂が出ると噂になったらしい。そこで祖父達は夜に火葬場に肝試しに行ったところ、確かに火の玉が出たのだ、まじこわい。その後、色んな人が火の玉を見て大きな騒ぎになった。
2011-09-05 22:28:45結果から言うと、火の玉の正体は燃え残った人骨を狸か狐がくわえて走っていた。という事になっている。しかし火のついた骨を野生の動物がくわえるだろうか?なぜ骨が燃え残っているか?回収されなかったのか?謎が残る どちらにしろ狸や狐が人骨を食うという事に私はちびりそうになった
2011-09-05 22:33:14ついでに越後平野一体では狐の嫁入り火が見られます。田んぼの真ん中をゆらゆら火が揺れながら一列になって進んでいく謎の現象です。まじで今でも原因不明の事象。ウチの母も見たことありますし、わたしもそれらしきものを見たことあります
2011-09-05 22:41:30でもわたくし、生まれも育ちも越後平野の田園地帯ですが一回も狐を見たことがありません っていうか狸しかいない、マミゾウさんおっぱらいすぎ
2011-09-05 22:44:46