2011年9月1日東京地裁 【いすゞ雇い止め裁判】傍聴絵日記
いすゞ雇い止め裁判。08年末の非正規切りをめぐる裁判。他の退職者には手厚い退職出費をしていながら、最後まで残った組合員は雇い続けられないという矛盾。09年エコカー減税による需要回復の見込みをひた隠しにし惚ける会社側。9月1日東京地裁103法廷(大法廷)。会社側証人3。原告側1。
2011-09-03 10:47:49会社側証人①渡邉(総務人事部部長)/「経営状態も悪くなく、5億5000万円かけて首切りを行うのに、この数人の組合員は、金の面で雇い止めの理由がない。そして、余ったから切っていいのか!」と原告代理人。
2011-09-03 10:53:012002年には3700人の正規の退職を募り、4200人退職。それを非正規に置き換えた。排ガス規制で増産なのにだ。つまり、生産計画と人事は全く関係がない。2009年4月のエコカー減税導入を08年12月に総務人事部や会社経営陣が知らなかったなど、常識的にみて不自然。
2011-09-03 10:58:41会社側証人②山田(人事部の現地栃木のスタッフ。組合結成通告時に覚書=労働協約扱いを取り交わした当事者)/会社側弁護団は上司との電話連絡などせず、効力がなかったと主張。原告側は事前連絡しており守衛も担当者も待ち構えていたのでサインに効力がないというのは言い逃れと主張
2011-09-03 11:04:42会社側証人③大沢(原告須藤さんの直接の上司)/雇い止め一ヶ月前に「〇〇(部署)に行けば仕事があるから」と須藤さんにつたえた。仕事があるのに雇い止め。本人は納得してなかったのを知っていた筈(証人は「知らなかった」と)。正規社員登用制度を広く告知していなかったこと。
2011-09-03 11:10:07原告側証人 JMIU書記長三木さん(組合の上部団体):組合結成を世に知らしめて世に問うために前日の結成大会にはマスコミを呼んだ。そして翌日の結成通告(団交)も取材にきていた。→つまり焦点の覚書は公衆の面前で取り交わされたのだ。被告弁護士は覚書が手書きであることなどでケチをつけた
2011-09-03 11:16:02被告代理人。これまで組合団交などでも日頃から立ち会って来たであろう会社側弁護士。腕関節の動きがちょっと可愛い。 http://t.co/wykHs6c
2011-09-03 10:31:35おまけ画像。右側に鎮座まします女性裁判官。前髪が黒々とご立派でとてもきりりとしたおしゃれな判事さんです。前回まで資料担当してましたが今回は左のお兄ちゃんにタッチです。 http://t.co/BEB63Zx
2011-09-03 10:35:569月1日東京地裁いすゞ雇い止め裁判後、弁護士会館508/ABCにて報告集会。証人尋問を担当した原告代理人の弁護士さんが次々、尋問の意味や意義・成果などを報告した。続いて三人の感想、小説家の田島さん、キャノン、日産、キャノン電子、JFE協和物産争議の方々が挨拶した。
2011-09-03 11:23:35