３月１０日なので、母親の事等呟いてみた。

YUJI@_8964天安門。 反集近閉で国難(武漢ウィルス)に打ち勝とう。 @YUJI_SA_SD_SS

親の話を呟いてみる。 文字数制限あるから上手く書けなかったけど。

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３月１０日なので、母親の事など呟いてみる。 母は新潟の某豪雪地帯の出。小学校の頃は良く勉強の出来る子だったらしい。そんな事もあり、上の学校に行きたいと父親に云っていたが、女子供に学問は不要と反対されたが、働きながら学費を稼ぐから東京へ行かせて欲しいと説得して漸く許可された。(続く)

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2) 東京で学校に入り勉強していたが、20年3月10日、母親は、東京大空襲のため一晩中逃げ回っていた。 朝になり、住んでいた所も焼け、通っていた学校(淑徳の勤労者向けの学校）も被災した為、学友・教師の安否等を確認し、一旦帰郷する事にした。上野から新潟方面の列車に乗った。(続く)

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3) 乗り込んだものの焼け出された事もあり弁当は無く、他の客が食べているのを見て我慢していたと後に私に語っていた。(その時の事を後に「ひもじかったが唾を飲んで我慢していた」と話していた。)途中、空襲警報等で何度も止まりながら漸く新潟県の某町に到着。ここから山越えで故郷となる。(続く）

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4）峠を越え集落へ着き実家へ到着。今時はどうだか判らないが、いきなり玄関から上がるなど許されないため、庭から奥に向かって「●●●です、ただいま帰りました。」と挨拶をすると、奥から「何しに戻ってきた！」と怒声が聞こえ足音も凄まじく父親(私の爺様)が縁側に出て来た。(続く)

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5)「東京が大変な事はラジオニュースで知っている。それより何だ！お前があれ程やりたいと云っていた学問は、その程度で辞めてしまう程度の物だったのか！」と大変な剣幕で云われたそうだ。その言葉にハッとして自分の事を恥じた母は「私が悪うございました。これから東京に戻ります。」(続く)

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6)　挨拶を終えると踵を返して東京に向かうため、元来た道を帰って行った。 戻った後は、空襲で筆舌に尽くしがたい光景を見た為、焼け出された方の救護の手伝いをしていたのではないかと、私は推測している。（戦争後、東京女子医大の看護学校で資格取っているため。）

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３月１０日の内に呟けて良かった。