「お受験」と「伝統校」と「ジェンダーギャップ」･･･子どもに授けたい教育と社会について

うさこぱん @usakopan

小学校受験について。👧の進学先として、伝統女子校に食指が動かない理由を改めて考えてみた。私が働いている業界では、40代後半以上でキャリアがある女性達は、ほぼ子供がいない。それはキャリアと子供、両方は手に入れられないと言われていたから。彼女たちは、キャリアのために子供を諦めたのだ。

うさこぱん @usakopan

今の会社も少し前までは、子供を産んだらもう居場所なんてないと雰囲気だったし、実際に出産を機に辞める先輩方を何人も見てきたが、ここ5年で急激に変化した。私たち世代を見て、「あなたたちは両方手に入れられて羨ましい」と上司に言われたこともある。今までは、女に産まれたからには何かを諦めて

うさこぱん @usakopan

当然である、という思いが私の中にずっとあったが、私の娘たちの代には本当に男女が平等になっているかもしれない、という期待もある。だからこそ、「良妻賢母」の精神を大事にする私立伝統女子校、つまりは共働き家庭よりも、女性は働かずに家庭に入ることが素晴らしいという価値観が透けて見える

うさこぱん @usakopan

伝統校に自分の娘を通わせたいと は思えない。何かを諦めることを当たり前に強いられてきた働く女性達を、沢山目の当たりにしてきたから。私には弟がいるが、私と弟が平等でないことに、小学校入学前に完全に気が付いていた。家制度において、女より男の方が偉いとあらゆる場面で示されてきたからだ。

うさこぱん @usakopan

私には、娘と息子がいるが、彼等は平等だ。私が感じていたような思いを、娘には絶対にさせたくない。

うさこぱん @usakopan

もちろん子ども達は大事だし、私の宝だ。ただ、お母様が仕事に夢中になっているような家庭は、子育てが疎かになるという専業主婦礼賛の考え方が、私には受け入れられない。どうしてそれが必ず女性の役割なのだろう。どうして、父親ではなく、母親が目を懸けることが求められるのだろう。

うさこぱん @usakopan

どうして、女性ばかりが子供のために自分自身の夢を犠牲にしなきゃいけないんだろう。私は、私の娘には何も諦めさせたくない。だからこそ私は小学校受験のために、母親が自分の仕事を犠牲にしなきゃ入れないような学校には、娘を入れたくない。（そもそも、向こうがお呼びでないのもわかっている）