小田嶋隆氏、間違いを指摘され不貞腐れか?

tamastent☆ @tamastent

@dragoner_JP 個々人から演算し直した,共同体利益(全体利益)に,しないと (結果の,国民,世界民全体,総,総合景,配慮も「踏まえた」返し直し,個々人配慮も,していけないのではと

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

先日、小田嶋隆氏が、患者増加で医療崩壊が起きるのをトヨタシステムに原因を求めていましたが、実際に医療の現場でトヨタ生産方式が導入された例があります。それも、今最も重要な、感染防止のための手洗いの徹底のために導入された例です。続く

ろそん だ も-も-の-ｺﾛ-も㌠ @0k4yut4

@dragoner_JP 小田嶋隆も増々キレが鈍くなって 痛々しいかぎりでつ

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

@0k4yut4 昔は結構好きなライターだったんですよね……

ろそん だ も-も-の-ｺﾛ-も㌠ @0k4yut4

@dragoner_JP 25 年前までわ優秀だったのでつけどね・・

JOHNSON @johnson_h8

@mapple2015 @0k4yut4 @dragoner_JP ３０年前コンプティークでコラム書いてた人？

nitro @nitro_k10

@johnson_h8 @mapple2015 @0k4yut4 @dragoner_JP 懐かしい〜。あの頃は面白かった。

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

結果、MRSAによる創部感染がゼロになったという話でした。「ポジティブな逸脱」概念は、色々な分野に使えると思いますよ。劣悪な環境でなぜあそこだけ良いのん？　ってのを突き詰めていく

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

この院内感染防止の取り組みの話は『 医師は最善を尽くしているか――医療現場の常識を変えた11のエピソード』にあります。ミリオタ的にも朝鮮戦争から湾岸戦争まで進歩がなかった負傷兵の死亡率が、イラク戦争で改善を見せた一因も書かれててオヌヌメ amzn.to/2UvSvDb

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

院内感染防止にトヨタ生産方式を導入した話が想定外に伸びたので、少し補足します。トヨタ方式によるリードタイム短縮で、病院スタッフの時間を作って手洗いできる時間を確保し院内感染を劇的に減らしたものの、推進していたトップが抜けると元に戻った。その後どうしたか twitter.com/dragoner_JP/st…

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

トヨタ方式を導入したエンジニアは、外科医と協力して再び院内感染減少に取り組む。ここで外科医はタフト大学のメンバーによる、ベトナムの飢餓防止プログラムについての論文を発見し、このアプローチが使えると判断した

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

栄養失調に苦しむ村でも、栄養状態が良い子供が少数いる事を発見したメンバーは、その家庭が村の常識から外れた事（村人が食べない作物の部分を食べる等）をしていた事を見出した。この逸脱を村全体の常識にすることで、栄養状態を改善する「ポジティブな逸脱」アプローチが生まれた

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

つまり、今までのトップの指導による改善だと、トップが変わると元に戻ってしまうので、スタッフが元々持っている能力の積み重ねる形の「ポジティブな逸脱」アプローチを院内感染対策に採ることにした。

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

病院の全職種から小さなチームを作り、短いミーティングで改善のアイデアを出させ適用し、それを病院全体に周知するようなアプローチを採用した。トップから言うのでなくて、それまで黙ってた看護師が医師に注意したりするようになるなど、職場が変わっていく

gear_lord @gear_lord

@dragoner_JP @matomesu いいスレ 勉強なるいいスレッドです。 ありがとうございます。

すまとめ @matomesu

@gear_lord こんにちは！dragonerさんの「先日、小田嶋隆氏が、患者増加で医療崩壊が起きるのをトヨタシス...」に関するスレッドまとめを作成しました。 sumatome.com/su/12423991240…

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

先日、小田嶋隆氏が、患者増加で医療崩壊が起きるのをトヨタシステムに原因を求めていましたが、実際に医療の現場でトヨタ生産方式が導入された例があります。それも、今最も重要な、感染防止のための手洗いの徹底のために導入された例です。続く

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

ブッシュ政権時の財務長官だったオニールは、退任後にピッツバーグで院内感染問題解決を指揮する。そこで、工業エンジニアを呼んできて、病院スタッフに手を洗えない理由について聞き取りを行う。手洗いが院内感染防止に有効なのは明白なんだけど、実務で徹底できないのが現実なのだ。

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

スタッフの回答は「暇がない」が最も多かった。そこで、トヨタ方式を導入し、スタッフの時間を作る、つまりリードタイム短縮を行った。必要な時に必要な物が手元にあるように、様々な衛生小物をベッド横に常備してスタッフが取りに戻る必要を無くし、また病原菌を拡げる聴診器を消毒し病室毎に設置した

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

他にも様々な工夫をこらし、MRSAによる院内感染を9割減少させる劇的な効果をおさめた。しかし、エンジニアが他の病棟に移ると感染率は元に戻り、オニールも辞めてしまった。まだまだシステムに属人的な管理に頼る部分があり、根本的な解決に至らなかった。

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

しかし、院内感染を防止できる事は証明されたので、発展させていくことになった。エンジニアはスタッフ個人の能力を上げていく方針にし、アイデアをスタッフに出させ改善を行い、それを病院全体に周知していくようにした。この実験開始から1年後、MRSAの感染がゼロになったと

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

というわけで、トヨタ生産方式だけじゃダメだけど、改善する手法（リードタイム短縮）の一つとしては十分な有効性があって、病院で取り入れられていますよという話でした。