子殺しの「虐殺回路」に関する雑感

しばらく前に話題になった、子殺しをする際に活性化する脳内の回路がマウスで見つかったという実験に纏わり、なぜそんな回路が備わったのだろうかという雑感です。
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さすらい狼 @PzhHugWAatQJqSM

マウスが子殺しをする際にPeFA-UCN3が活性化するのはわかったが、じゃあそれはどういう理由で活性化するのかがわからんな。(´・ω・`) elifesciences.org/articles/64680

2022-04-29 08:36:49
さすらい狼 @PzhHugWAatQJqSM

つまり、子殺しの虐殺回路が活性化するきっかけ。 そしてなぜ、進化の過程でそんな回路が組み込まれたのか。 いや待てよ、環境は脳の特定部位をピンポイントで刺激するわけない。環境による様々な活性化のひとつに虐殺回路があり、結果子殺しをするのか?

2022-04-29 08:39:57
さすらい狼 @PzhHugWAatQJqSM

いま、「子殺しもある環境下では正解である」という結論が導き出せそうになっておののいている。

2022-04-29 08:41:00
さすらい狼 @PzhHugWAatQJqSM

正解は言い過ぎだな、「ある環境下では理由があり行われる」か。 一切の抗弁が許されない"子殺し"だが、それは環境がそうでない人々だから詰ることができるだけで、当人にとっては子を殺す理由が(進化心理学的に)ある、と考えられる。

2022-04-29 08:44:42
さすらい狼 @PzhHugWAatQJqSM

とか考えてゆくと結局のところ、共存共栄という社会の目的により"犯罪"は規定されるが、個は生存目的によりいつでもそれを犯す、ということになるのか。 それへの寛容が処罰で、だから処罰間のバランシングが重要なのね。

2022-04-29 08:50:45
さすらい狼 @PzhHugWAatQJqSM

「罪を犯す者は愚かである」という考えは進化にそぐわない。「たまたま私は罪を犯さずに済んでいる」が事実で、皆がそれを理解できれば社会はもっと寛容になれる。なぜなら、環境に従い"進化の母"が罪を成すことを要求することだってあるのだから。

2022-04-29 08:55:04