夏目漱石『三四郎』のヒロイン・美禰子は銀行員と結婚したのか?

夏目漱石『三四郎』のヒロイン・美禰子は銀行員と結婚したと大岡昇平は認識しているが、果たしてそれは正しいのだろうか。どこかにそう解釈できるヒントが隠されているのだろうか?
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大岡昇平の漱石論について① 美禰子は銀行員と結婚したのか?|小林十之助 @mokuhyokabuka #note note.com/kobachou/n/n9b…

2022-05-23 09:06:41
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“夏目漱石の『心』は失敗作であるとのたまうような作家の漱石論などどうでもいい。Kが苗字ではないと気が付かない作家の漱石論などどうでもよい。そんなものは読む必要がない。” note.com/kobachou/n/n9b…

2022-05-23 09:07:35
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“しかしあの『レイテ戦記』の作者でもある大岡昇平の漱石論の貧弱さの前に、私は正式に戸惑う。” 大岡昇平の漱石論について① 美禰子は銀行員と結婚したのか?|小林十之助 @mokuhyokabuka #note note.com/kobachou/n/n9b…

2022-05-23 09:07:59
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“私はすぐその前に読んだ『三四郎』を思い出しました。美禰子というヒロインは大学生三四郎と恋人として弄ばれながら突然富裕な銀行員と結婚してしまう。(「『明暗』の結末について」)”

2022-05-23 09:08:57
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“①美禰子の「恋人」といえばむしろ堂々とプレゼントを渡すことのできる野々宮が妥当ではなかろうか ②私には完全に三四郎が美禰子に弄ばれているように見える ③美禰子の結婚相手が「富裕な銀行員」だという記述はいくら探してもみつからない”

2022-05-23 09:09:56
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物語では、三四郎が里見美禰子という勝ち気で教育もある謎めいた女性に出会い恋をするが、美禰子はさんざん三四郎を翻弄した末に、三四郎の知らない銀行員と結婚してしまう。なぜ美禰子はこのような行動をとったのか。”

2022-05-23 09:12:14
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“しかし彼ばかりではないのだ。小谷野敦の『夏目漱石を江戸から読む 新しい女と古い男』(中公新書、1995年)にも、  美禰子はさんざん三四郎を翻弄した挙げ句、三四郎のよく知らない銀行員と結婚してしまうという筋を持っている。”

2022-05-23 09:13:15
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“『三四郎』批評では、美禰子は三四郎を愛していたのか、野々宮を愛していたのか、銀行員と結婚してしまったのはなぜか、といった問題がひところ焦点になったことがある。  ……と書かれている。つまり「美禰子の夫は銀行員」と認識している人は、大岡昇平と小谷野敦だけではないという理屈になる。”

2022-05-23 09:14:24
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私に探せないだけで本当に美禰子の夫は銀行員なのか? それともどこかで勘違いが伝染しているのか? もしも勘違いが伝染しているのだとしたら、その発生源はどこなのか?note.com/kobachou/n/n9b…

2022-05-23 09:15:27