何かと苦労した、田舎の葬式についての、つぶやきのまとめです。

田舎の葬式は、親戚やら、近所の人やらと、あちらこちらに顔を立て、あちらを立てれば、こちらが立たずです。急なこともありましたが、わからないなりに、乗り切りつつあります。
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@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 虫の知らせ編 妻の父の急死、数日前のこと、スーパーの喪中葉書受付のお知らせが、やたらと目につき、妻と、早いなあ、そんな季節かと話していたら、何となく文面が浮かんで、頭から離れませんでした。ここ最近、耳も遠くなり、目も悪くなり、体調も、一定しない状況でした。

2011-09-17 15:06:26
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 遺影編 いざとなるとないのが遺影用の写真です。私の父も、急死だったので、困りました。当座は、怖い顔でしたが、あった写真を代用。そこで、私の母もそうでしたが、妻の父の場合は、たまたま笑顔の写真があったので、数年前、こっそりと作っておきました。結構、好評でした。

2011-09-17 15:07:13
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 船頭多くして編 急死後、何となく実務一切を任されることに。喪主を妻の母とし、葬儀社も、正式決定し、ホールを予約し、親戚に連絡をということで、決めて行きました。たまたま同じ集落でもう一人亡くなっているので、一日繰り延べになりました。暑いので遺体が心配でした。

2011-09-17 15:07:39
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 船頭多くして編 その分、ゆっくり準備ができるなんて、とんでもありません。次々にやってくる親戚、一度決めた祭壇やらなんやらが気に食わないのか、もう1回業者に来てもらって、ドンドン変わっていきました。祭壇も、大きくなり、家族葬もできなくなり、参列者は増えます。

2011-09-17 15:08:18
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 船頭多くして編 そのうちに、お供え物が足りない、参列者で誰それが抜けている……。お供え物は、親戚が出すということではなかったでしょうか。参列者は絞っているのですが。はいはい、何でもどうぞ。ホールの小さな部屋では入りきれないと思い、大きな部屋に変えてもらうことに。

2011-09-17 15:08:46
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 船頭多くして編 口々に言いたい放題を言う。断れば、おれの言うことが、きけないのかの世界。近所の人も、なんやらかんやら。喪主さん「言うとおりにしてやってくれ」、それなら、あんたらがやりよと、喉まで出かかりながら、そこはにこにこ、はいはい。3時過ぎまで寝られません。

2011-09-17 15:09:25
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 船頭多くして編 誰だったかなこの人、親戚、あらら。田舎の人は、とにかく話をするだけでも、後日が違います。妻に、あれは誰と聞くと、近所の人だったり……。結局最後のお客さんが帰ってから、あいさつ文考えたり、食事の必要な人を出欠確認で数え直します。肩がこりました。

2011-09-17 15:09:45
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 香典編 最初は、香典は取らないことにしていました。ところが、地域の役員さん、同じ集落だけでも取っておけよということで、いただくことに。親族と重なることで、もらわない人もいたのですが、案の定重なってしまい、また、手元にあって、留守で、返せていません。そもそもが。

2011-09-17 15:10:14
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 香典編 そもそも、香典とは、急な出費に対して、親戚や近所が援助するのが目的だったとか。ところが、段々に派手になって、半返しや、全返し、裕福な人はおまけつき。貧乏な農村はたまりません。ある家では子どもを大学に入れてお金がないとか。気の毒で。変な習慣になっています。

2011-09-17 15:10:55
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 お通夜編 いざ、お通夜。ホールを借りると、遺族はすることがありません。習慣で、自宅に安置していした仏さんを納棺し、運ぶと、急に暇になりました。受付の地域の役員さんと話をしたのですが、重なったので、地域の老人会館で式をしたら、さらに一日延ばすとのこと。正解でした。

2011-09-17 15:11:30
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 お通夜編 来るは来るは、どこから聞いたのというくらい。黙っていてと言っていたのに、うすい親戚にも広まり、近所の人まで、たくさんの参列者。通夜振舞の数、危うく足りなくなるところでした。かなり疲れていたのもあり、お経は子守唄に。さらに一日、考えるとぞっとします。

2011-09-17 15:11:54
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 戒名が違う編 食事も終わり、ゆっくりしていると、とんでもないことに気が付きました。仏さん、生前戒名を付けていたのですが、祭壇の位牌、どこかが違う。おいおい、と妻の母に聞くと、あらら。急いでお寺さんに電話して、聞くと、住職さん絶句。先々代から聞いていなかったとか。

2011-09-17 15:12:37
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 告別式編 喪主の妻の母、ほとんど寝ていないので、帰らせて寝かせたはず。ところが、翌朝、来ない。私や親戚が泊まりました。朝食が来ても、来ないので、電話をすると、早速不要になった仏さんの服や布団などを粗大ゴミに出すと片付けていました。おいおい。何してんだよー。

2011-09-17 15:13:07
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 議員編 葬式には、議員が来るのが付きものです。付き合いのある議員には、事前に言わないと後がうるさいので、連絡しました。後は、業者が、情報を公開しますかと聞くので、議員関係ですかと聞くと、そうですとのこと。誰が来るか楽しみなので、公開しました。案の定、来ましたね。

2011-09-17 15:13:41
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 議員編 葬式があると必ず顔を出し、何かの委員会をすっぽかして、大恥をかいた某市会議員、臆面もなく、私に、何やら声をかけ、明日は本会議だか委員会だかで来られないのがなんとやら。いやあ、先生に来ていただいて仏さんも幸せでなんとやらと返して、ご無事のお帰り。

2011-09-17 15:14:08
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 議員編 告別式には、弔電もきます。3通は本文披露。市長、これは仕方がない。吉井議員にいただいた。これは読んでもらおう。残りの1通。民主の現職、自民の前職。どうせ来るのは秘書だからと嫌いな民主現職を飛ばしました。現職なのにと、秘書のふくれっ面、忘れられません。

2011-09-17 15:14:51
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 議員編 民主と府知事の選挙互助会の府会議員、紹介の順番をどうするか。一瞬迷いましたが、選挙互助会を後にしました。自民前職と選挙互助会の秘書、仲よく談笑していました。同じ穴のムジナ、本領発揮です。民主の府会議員の母親でしょう、私以外の立礼者に頭を下げて帰りました。

2011-09-17 15:15:16
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 議員編 選挙互助会の秘書と自民前職の秘書、2人とも、誰にも頭を下げずに、帰って行きました。頭が高いとはこのことでしょう。他の弔電、農協やデイケアに行っていた施設、それぞれの会社、そちらを先に読んでもらいたいくらいでした。集落の役員の顔を立てたようなものです。

2011-09-17 15:15:49
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 議員編 4月の市議選で、誰の紹介か私の家にまで来た隠れ民主の無所属議員。奥さんが来ました。4月に、原発をどうしますかと聞いたところ、とたんにしどろもどろになり、さらに福井には原発たくさんありますねというと、ぐうの音も出ませんでした。さすがにご本人、来られない。

2011-09-17 15:16:24
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 後日編 慶弔休暇は限られています。そのうちに済ませておけよという意味です。しかし、農家はいつでも、時間はあるという感じで、諸手続きはいつでもいいと言います。でも、私の父の時に苦労したので、早めに手を打ったのですが、やはり時間が足りません。火曜日以降、休まないと。

2011-09-17 15:17:18
@straycat1378

田舎葬式こぼれ話 総括編 親戚や近所の人の言うことも、聞かないといけません。しかし、どこかで話は半分くらいにしておかないと、身が持ちません。思いもかけない参列者もいます。急なことも、多々あります。普段から、シュミレーションのように、頭に描いておいても、いいのかと思います。

2011-09-17 15:17:52