これを行政サイドの問題、というのは、行政側にとっても酷な話でしょう。なにしろ想定していない運用設計を求められているのですから。想定すべき人間が、想定する作業を放棄した、結果として、当初の枠組みで実運用を検討するしかなくなる典型的な例と言えます。
2022-06-21 13:19:29ボクがこのツイートと並行して、志田先生(@YyYySinger)に状況を確認したのは、こういった理由からです。んで、これを読んでいる人にわかってほしいのは、志田先生や適性AV業界はこんな仕打ちを受けたにもかかわらず、AV女優のために仕事をしているってことです。
2022-06-21 13:19:29せっかくバズってるので、適正AVの見分けかたについてコメントしておくよ。 適正AVはパッケージのどこか(大抵裏面)にこのマークがついてる。 こんな被害が出てることだし、ちょっと買って確認してみよう。 pic.twitter.com/bDBfjkFkyH
2022-06-21 18:50:05そしてプロダクションにもある。 これが適正AVプロダクションのロゴマーク。 こちらはAVプロダクション、リンクスのHPだが、下段にこのマークが掲載されているよ。 linx.live pic.twitter.com/ytAvU1djXS
2022-06-21 18:50:06だから、AV女優を考えている女性は、この適正プロダクションマークのあるプロダクションに連絡するといいです。また、念のために適合してるか、確認してみるといいです。 念には念を…と思う方は、こちらに事業者確認をしてみてください。 avjinken.jp/index.php
2022-06-21 18:50:07どうしても理解できない(したくないだけかも知れんが)人に、事例で説明します。 女優さんに出演を依頼したいメーカーが八月撮影の相談を持ちかけ、仮契約書をプロダクションと女優側に打診していたとします。 この場合、八月に向けてメーカーは撮影機材、場所の準備など調整を始めます。
2022-06-21 19:04:11一方、女優、プロダクション側は打診された条件を確認します。ギャラ、販促広告、巡業など、販売に関する一連の取組、自分の予定調整やギャラ、あるいは経費負担責任などを確認します。 最終的に全ての条件に合意したら、予定された撮影日に撮影場所でこれまでの調整内容通りか確認して契約します。
2022-06-21 19:04:11さて、今回の新法で、契約から撮影まで一ヶ月あける事になりました。 この場合、考えられるのは 1.契約を前倒し 2.撮影を後ろ倒し のいずれかになります。 1の方が負担は少なそうですが、来月の仕事の予定を調整できるでしょうか?2は更に厳しいですね。
2022-06-21 19:04:12更に、今回の「撮影から公開まで四ヶ月」が追い討ちをかけます。つまり、撮影した潜在は四ヶ月先まで公開できないので販促、宣伝契約が守れなくなります。これにより、販売数によるインセンティブなどがある場合もメーカーからの契約条件の再提示が必要になります。
2022-06-21 19:04:12巻き直さずに押し進めると、AV新法か、民法のどちらかに違反が発生します。また、撒き直したとしても、販促計画は見直しが必要です。巡業がある場合は、相手先の日程キャンセルも発生します。 これが施工前なのに契約見直しが迫られる理由です。
2022-06-21 19:04:12こういう事を、事業に関わる立法を行う際には、関係者間への連絡、有識者会議、議会への参考人招致といった手続きの中で擦り合わせます。 また、法運用を担当する行政からも質疑、QAの作成などを行い、運用を引き受けられる体制を作っています。 これが「普通の」立法です。
2022-06-21 19:07:35AV女優の方で、今後の仕事がキャンセルになった、契約のまき直しになった、というツイートがありますが、これはAV新法への抗議行動ではなく、商習慣の契約プロセスを考えれば十分にあり得ることです。 彼女たちへの誹謗中傷はやめ、この事情を鑑みて理解をしてあげてほしい。
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