茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第2845回「ハメロフさんと養老孟司先生、６０分３本勝負」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート２８４５回をお送りします。文章はその場で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日、来日中のスチュワートハメロフさん、三枝英彦さん、そして養老孟司先生と４人でお話するという会があり、１時間のセッションを３回やった。ぼくは養老先生とぼくだけを撮っている「ラブリーショット」（笑）をiPhoneで撮ったので、本編が公開された後、良きところで公開したいと思います。

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かなり難易度の高い設定で、このメンバーで意識の話をするということと、メタバースのことを入れなければいけないということで、ぼくが「回す」役割らしいということが現場入りしてわかって、それでいろいろ工夫した。

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養老孟司先生はオーストラリアに留学されていたし、今でも英語の小説を飛行機に乗っている間に一冊読んでしまう人なので、英語はすべて聞き取れているのだけれども、なにしろ、ご本人が英語を話すのを面倒だと思っていることが隣に座っていて伝わってくる（笑）。

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それで、最初だけ、養老先生、認識における同一性の問題を、ラッセルのパラドックスなどに言及されて英語で話されたけれども、その後は面倒くさい雰囲気をされているので（笑）、私が切り替えて、英語も日本語も話す人格になって、養老先生の日本語の発言にうまく「接続」できるようにした（笑）

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このフォーマットがうまく行って、ハメロフさん、養老孟司先生の間に実質的な対話が生まれるようになって、それが非常に深いところまで降りていったように思う。最後に、奇跡のようなことが起こった対談となった。

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奇跡の第一は、養老孟司先生が、「ハメロフさんがマイクロチューブルになぜそんなにこだわるのか、わかったよ」とおっしゃったこと、奇跡の第二は、メタバースの未来と、「森」が結びついたことだろう。

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最初はどうなるかなあ、と思ったけれども、深い対話で最後は奇跡が起こった。ハメロフさん、養老孟司先生、三枝英彦さん、そしてスタッフのみなさま、ありがとうございました！ pic.twitter.com/6sgXigvIkl

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以上、連続ツイート２８４５回、「ハメロフさんと養老孟司先生、６０分３本勝負」をテーマに７つのツイートをお届けしました。