@UCI_LAMNE いえ、私は単に、ミクストメディアでありつつ小説の話法を変形したものに関心があって、その関心越しでしか小説に触れてなかった時期があったのですよ。「描写の生々しい運動」を一切使えないにもかかわらず、どうやるか、みたいな発想からです。
2010-05-06 23:12:09@ttt_ceinture ああ、なるほど。 ひぐらしの場合、テクストほぼそのまんまの小説版とか出しちゃってますからねぇ...
2010-05-06 23:14:17@ttt_ceinture ミステリ過ぎない田舎の因習とか、お役所とか警察とか、細かい社会ネタが中盤の味でしたもんね... 萌え→オカルト/ミステリ→ある種の社会劇、っていう展開は、当時朧げながら感じ入るところがありました
2010-05-06 23:03:05@UCI_LAMNE しかし私が全編通して一番好きなのは、大石狙撃シーンだったりしますw 空間の接合をどうやるのか、ついにきたーって感じで大うけ。電話と連絡網の混乱とかもあればよかったのになあ、と思う。<田舎の因習とか、お役所とか警察とか、細かい社会ネタ
2010-05-06 23:14:31@ttt_ceinture あそこですかw 当時は、そういう視点全然なく物語として楽しんでたからなー。今一度読み返す必要がありそうだ。...長いけど
2010-05-06 23:16:20@UCI_LAMNE なぜなら疑心暗鬼とは、言葉の意味が確定できないことによって生じるもので、つまり、多義的な媒介物によって生じる。ならば、媒介物である電話、手紙、手記などはもっと活用できた、とみなしていたからです。TIPSシステムが大好きだったんですよ。もっと使える!ってね
2010-05-06 23:20:31@ttt_ceinture なるほど! 断片的なテクストであり、また多元視点的な断章ともなるTIPSを活用して疑心暗鬼を... 最終的には「カケラ紡ぎ」、「真実の断章」みたいな感じで回収された感はありますね
2010-05-06 23:24:14@UCI_LAMNE 私は「真実なんかどうでもいいんじゃね。ミステリにしたばっかりに真実やらなきゃいけなくなってつまんないなあ」とか思ってた層でしたしw さまざまな記録物・手記などの群れみたいなTIPSは面白かったな。遠隔性とかもっと出してほしかった。
2010-05-06 23:27:22@ttt_ceinture 現在に至るまで、竜騎士書き下ろし編はどんどん増えてってるみたいですが(もう追っかけてませんが...)、ブレアウィッチプロジェクトが出発点だと言う通りに、単なる「答え付きの絵解き」には終わらしたくない気持もあるのか...
2010-05-06 23:30:06@UCI_LAMNE 3部完結とされていた時代の初期構想の推測までスレでやってたから、もう大抵のことはやってました。このまとめにもurl紹介したけど、本編冒頭のフレデリカ詩の鬼編・綿編の旧詩(初期ver)を知ってる。http://togetter.com/li/12288
2010-05-06 23:33:24@ttt_ceinture なんかもうやり尽くした感がw あー、画鋲の方の詩には、どこかで辿り着いた覚えがあります。タマゴの方は覚えないかな....
2010-05-06 23:37:00@UCI_LAMNE 画鋲の方の詩の方は『ファウスト』掲載の竜の小説「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る」に近似してるので、あれはひぐらしの初期構想の匂いにかなり近いですよ。鬼隠し編は、回収不能になった細部が結構多いですからね。
2010-05-06 23:39:39@UCI_LAMNE 「階段」で類推できるのは、要するにあの画鋲ネタって梨花じゃね? みたいな面かな。作中の梨花と鷹野のポジションってよく似てるんですよ。どっちもメタレベルに立つキャラだし。「50人」の生徒ってのがどの設定にも符合しないので奇妙だと当時も言われてました。
2010-05-06 23:45:25@ttt_ceinture そうこう考えていくと、やはりひぐらしにはまだまだ語り残していた構想がいっぱい詰まってそうですね... それにしても精査組には恐れ入りますw
2010-05-06 23:49:46@UCI_LAMNE でも、この手の言説は基本的に表に出なかったと思いますけどね。私は当時の表に出なかった集合知を保持してる珍しい部類なのでしょう。竜騎士の同じ高校を出た、「部活」のモデルとなった活動について言及してるブログまで発掘してたw
2010-05-06 23:31:33@UCI_LAMNE どうせ誰も知らないので、こそっと教えちゃうと、この記事です。http://mp.i-revo.jp/user.php/ewalrqsy/entry/403.html たぶん初期詩とこの件はファンでも知ってる人は100人いないと思います。
2010-05-06 23:36:35@UCI_LAMNE 一応、実名出して本業のある人が、(山っ気や宣伝などをまったくせずに)回顧してる記事なので、嘘である可能性はそんなに無いと思いますよ。でも、記事の中に変なくだりがたまにあるので、あれw? とは思うけど。
2010-05-06 23:52:26