個人的まとめ

りん🍸 @ruins36

【つばゆず】「なあ譲」珍しく弱り切った翼さんの声。何でかなんてわかっているけど、ぼろぼろと溢れ出る涙は留まることを知らない。紡ごうとする言葉は嗚咽と共にこぼれて形にならなくて、もどかしくてたまらない。けれど小さいため息の後、優しく瞼に触れた唇の温度がたまらなくくすぐったかった。

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【まさやづ】「柾輝さん柾輝さん」「…何？」「素敵なカフェを見つけたので今度お付き合いしてくれませんか」「それ、俺じゃなきゃダメなの」「ダメなんです」にっこり笑えば、参りましたと言いたげに柾輝が首を振る。なんだかんだ言いながらも、わたしの我儘に付き合ってくれるところ、好きだよ！

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【三笠】「お前ほんと可愛げなくなったよなあ」昔に比べて。そんなふざけたことを向かいの男が言うもんだから、酔いも手伝っていつもよりイラついて。「当たり前ですよ。可愛げだけであんたみたいに捻くれた男と付き合えませんからね」吐き捨てるように言えば、隣りの中西先輩が勢いよく笑いだした。

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@kawo48 「何、また飲み会？」「友達とだもん！」呆れた、といった風な翼さんを少しだけ上目遣いで睨む。「はいはい、いってらっしゃい」じゃあいってきます、扉に触れたときぽんと肩に手を置かれる。「今度はちゃんと連絡すること。どこにいても迎えに行くからね、僕が」振り返れば、笑顔。

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【三真】いっつもにやにやしてるしいちいちからかってくるし言い方は嫌味っぽいし、すんげえ余裕ですって顔してるから俺ばっか焦ってるのかな、って思ってたのに、ふと触れた手がものすごく熱かったのを知って、なんか。「…何見てんの。そんなに俺かっこいい？」「別に、見てねえし！」調子、狂う。

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@kohta2525 「あれ、一馬何してんの」「何してんのじゃねえよ！」改札を出て目の前、いるはずのない姿に首を傾げる。「遅くなるって言うから、迎えに来たんだよっ」「えー別によかったのにー」「よくねえよ何時だと思ってんだよ！」夜道危ないだろ！素直じゃないその言い方が、愛しいね。

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【梅渋】黙りこくった背中にそっと触れる。びくり、揺れる背中に後ろから手を回して、抱きつく。「ねー、拗ねてる？」返事は、ない。ぺたりと頬をつけて呟く。「…心配しなくても、一番は克朗だよ？」数秒の沈黙の後、「梅華、それはちょっと、…ずるい」見上げた耳が赤く染まっているのが、わかった。

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@a_10n 「…何、誠ちゃん」「今日、すっぴん？」そう言って顔を覗き込んでくるもんだから、咄嗟に手で顔を隠す。「寝坊したの、今日」「ふーん」「眼鏡でごまかしてるんだから、あんま、見ないで」「そのままだって可愛いのに？」…藤代誠二という人間は、こういうことを素で言うから、困る。

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【つばミサ】「ミサキはさっきから何してるの」「翼さんはさっきから人の髪の毛いじって何したいんですか」「べーつに？」くるくる、くるくる。髪をいじる手つきが、くすぐったい。「翼さん」「なーに？」「もしかして拗ねてる？」ずっと放置してたから。振り向いて尋ねれば満足そうに笑う、綺麗な顔。

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【なるチカ】「ちょっと冷蔵庫のプリン食べた!?」「はあ？」「取っておいたのに！」「あーもううるせーなあ買ってくりゃいいんだろー？」「…コンビニじゃ売ってないんだけど」（あっ今めんどくさいって顔しやがった）「…わかった、プリンとゼリーとアイスね」…仕方ないからこれで勘弁してやろう。

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【シゲ律】「シゲさん、みんながわたしのこと変態って言うんだけど、ひどいと思いませんか！」「…なーんも間違ったこと、言っとらんと思うで」「え」にやりと浮かべた不敵な笑みと、低い声。それにぞくり、心と体が震えるのが自分でもわかる。…ああ、やっぱり。（わたしには、この人しか、いない）

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[@kura_aruk]「何してんの」「え、ネイル」塗ってるの。そう言ってひらりと振る麻衣子の手を、有希はじっと見つめる。「…何よ」「貸して」たじろいだような声は聞こえない振りをして、その手を取る。ピンクのネイルの上に、白い花を咲かせていく。「…ほら。こっちの方がかわいい」

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[@xxrei_sxx]電話の向こうから聞こえる声は心なしかいつもより弾んでいる。「…ユン、ご機嫌だね？」『えー？当たり前じゃん！だって今度はレイが会いに来てくれるんだよー！もう楽しみで仕方ないよ！』嬉しそうな声を聞いていると、なんだかこっちまで照れてくる。ああ、早く会いたいな。

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[@kohta2525]目線を合わせようとすると逸らされる。「ねえ、拗ねてんの？」囁いた言葉に反応して、困ったように下がる眉毛。「そんなんじゃ、な」「―あるくせに」言いかけた言葉を遮るように、その唇に指で触れる。「妬いてもらえるのは嬉しいんだけど、その顔は反則だよ、…ねえ一馬」

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[@toma0125]「最近冷えてきたね」「もう秋だからね」日もすっかり短くなって、夜はもう半袖で過ごすには寒くなってきた、そんな今日この頃。「えーしさん」「どうしたの」「寒いので手を繋いで帰りませんか」「…珍しいね、撫子からそんなこと言いだすなんて」「…そういう日も、あります」

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[@sawa214]「…へーまさぁん」『何情けない声出してんの』「う、だって」声聞くの、久しぶりだったから。思わず涙ぐんだのも、仕方ないと思うんだ。『…まぁ、俺も』そう言いかけて電話の向こう、声がとぎれる。『やっぱ、なんでもない』…平馬さんも同じ気持ちだったって期待しても、いい？

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[@htc_fst]「…遅い」「あ、ごめん」扉を開いてすぐ、ため息のお出迎え。「連絡くれれば、迎えに行くって言ってるのに」「うん、でも今日は何時になるかわかんなかったし」先に寝ててよかったのに、と言えば。「常陸が心配なのに先に寝れるわけ、ないだろ」ぽん、と頭に触れた手が、温かい。

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[@oracle310]「お、茂くん茂くん！」「…どうした」「今日の占い、茂くん１位だよー！やったね、いいことあるよ！」テレビから振り向いて、笑顔でそう告げてくる遥に、ふ、と笑みを向けながら、一言。「遥がいるなら、12位だろうとラッキーに決まってる」そんなこと、当たり前だろう。

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【@siiba66】「…眠そうな顔してんな」「ん、ねむい」「ほら」ぐい、と頭を半ば強引に引っ張られて、「膝枕？」「…いいからおとなしく寝てろ」あんまり寝心地良くないね、笑って言えば拳が軽く降ってくる。「うっせぇよ」「…はーい」緩やかな、時間を。

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[@yauzzz]「…やづ？」「んー…」テレビを並んで見ている途中、不意に静かになった隣りを覗きこめば。「…寝てるな」器用にソファの上で体育座りをして、丸くなったまま、顔を腕に埋めて。「…ったく」起こさないようにそっと立ち上がり、小さな体を抱える。軽いな、呟いた声は小さく消えて。

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[@kkmkna417]「…俺じゃ、ダメなのかな」苦しそうに眉を寄せる英士の顔を見つめる。「うん、ごめんね？」でも、ありがとう。なるべく綺麗に笑うように意識して、口の端を持ち上げる。（わたしの笑顔が好きだと言ってくれたから）「―ミサキ！」翼さんの呼ぶ声に、わたしは席を立ち上がる。

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[@achuuuu8]「…なあ、」耳元、低い声、吐息混じりで。見つめてくる瞳の中には、焦りと、「ゆず、」「こ、すけ…」孝介の緊張が伝わってきて、こっちまで声が掠れてしまう。「俺、もう限界なんだけど」熱いのはわたしの頬なのか、触れる孝介の手なのか、もうわからない。「お前が、欲しい」

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[@senax25]「…何だよ」「…いや、何でもないです」だって、あんたがこっち見てたんじゃないか。言おうとした言葉は喉の奥に溜まって。鈍感だと散々言われてきた俺が気付くほどってすごいと思う。…その視線に敵意以外のものが混じっているんじゃないかと思い始めたのはここ数日のこと。

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[@siiba66]「寒い」「始まったよこの寒がりが」「寒いものは寒いんですー」急に冷え込んできたここ数日、コンビニへ向かう道の途中で笠井がぼそりと呟く。「お前すぐ風邪ひくしなあ」「誰かさんと違って繊細なので」「…可愛げねえ」じゃーおでんでも買って帰るか。呟けば隣で笠井が笑った。

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@kawo48 「痴漢プレイって何？」「ちょっと翼さんそれどこで聞いたんですか」「さーあ？それより何、かをは俺との仲を色んな人に見せつけたいってこと？」ああ、眩しい笑顔がなんだか、怖い。（とは言えないけど）「でも俺、正直言って、かをのこと他の奴らなんかに見られるの嫌なんだよね」