個人的まとめ

りん🍸 @ruins36

@4t_u 「譲、ちょっとこっちおいで」「？　はーい」呼ばれるままに行くと、「…あの、」「なに」「わたしは何で抱きしめられてるんでしょうか」腕の中、見下ろす顔は赤く。「…寒かったから？ってことに、しとく」「…変な翼さん」笑う譲の肩が揺れる。（本当は口実が欲しかっただけ、なんて）

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[@mzrmxxx]「あ、」ちょっとコンビニ、寄っていい？と聞かれたから、頷く。「ジャンプ、読み忘れてた」部室に置いてあるんだけど、部誌つけてたら読み損ねてさあ、なんて。「…何笑ってんの、なつお」少し眉を寄せた水野くんになんでもないよ、と返して。いつもより、ちょっとだけ遠回り。

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[@yuntim]「お嬢さん、ちょっとストップ」「え、何？」「頭、葉っぱひっかかってますよ」嘘、とぱっと頭を抑える様に笑みがこぼれる。「取ってあげますから、動かないでください」ありがとう、素直に笑う彼女に、ただその目の覚めるような赤に触れたかっただけだなんて、言えるわけもなく。

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[@yauzzz]「リュウ、起きてください」もー、室長が呼んでますよー。遠慮がちに揺すられる体と、頭上から降ってくる、白雪さんの声。その声がなんだか心地良いから、もう少しだけ寝たふりをしてようかな、なんて。いつまでたっても起きない彼の耳元で白雪が声を張り上げるまで、あと、５秒。

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@4t_u 「翼さん！」ほら見て！パンダー！とはしゃいでいる譲に呼ばれてみれば、なんとも嬉しそうにパンダのぬいぐるみを抱きしめている姿。「今日ゲーセンで取れたの！可愛いでしょー！」バーカお前の方が可愛いし、と言うのは恥ずかしかったので、黙ってそんな彼女を抱きしめてみることにした。

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[@RroKku]「吉住さんに会いたい…」ぽろり、電話中にこぼれた言葉は紛れもなく本音で。つん、と鼻の奥が痛くなるのをこらえる。やっぱり関西は、遠いよ。『…六、』「…ごめんなさい」『何で六が謝るの？』電話の向こうの彼は優しくて。それがまた更に涙を誘うのだけど。『俺も会いたいなあ』

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@kawo48 「あっ翼さん翼さん」「どうしたの？」「肉まん！食べたい！」制服の裾を引っ張って、かをが指差したのは少し先のコンビニ。「えー…」「いいじゃん食べましょうよー！」どうせ家帰ったら夕飯あるし、と言おうとして。「じゃあ、半分こ！しましょ！」その笑顔に、今日も僕は勝てない。

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[@Hibiki0510]「大人の女性に見えるって言われた」「…響が？」そう聞き返した俺は余程驚いた顔をしていたらしく。「…そこまで驚かなくても」響が拗ねたように頬を膨らませる。「はは、悪い。俺には、響は可愛い女の子にしか見えないから」笑いながら言えば、響の顔が真っ赤に染まった。

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@metalwing6434 「体調悪いの？」そう聞いてくる声は厳しいけど、心配してくれてるってわたしは知ってる。視線を合わさないままに頷けば、ぽん、頭を一回叩かれる。「ほら、今日はもう休みなよ」眠れるまで、傍にいてあげるから。続けられた言葉に顔を上げると、翼さんの、優しい笑み。

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[@xxx_rom]「ねー陛下ー」こっち向いてよー。呼びかけても当の陛下は手元の本に夢中で見向きもしない。静かな部屋にぱらり、本をめくる音だけが響く。「もういい。こっちからいくから」そう宣言して、傍へ近づく。相変わらず無反応の彼の頬に掠めるようにキスをすれば、部屋から音が消えた。

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[@toma0125]「わたし、英士のこと好きじゃないもの」「何でそんな嘘、吐くの」撫子、と名前を呼ばれ顔を上向かせられる。「…嘘じゃないもん」「嘘だよ」だって、ほら。真っ赤な顔してそんなこと言われても説得力なんて、ないよ？「…そうやって笑うの、きらい」「はいはい」俺は好きだよ。

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[@4t_u]ひたり、と首筋に触れる冷たい感触に悲鳴をあげる。「な、んだよゆうと、」振り返ったところで言葉は勢いをなくして。「…悪かったね若菜じゃなくて」「し、椎名、」片眉を器用につりあげて、手にはりんごジュースが握られたまま。何で椎名が、浮かんだ疑問は口から出ずに静かに消えた。

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[@Hibiki0510]「いいなあ三上は克朗と同室で」うらやましい。そしてずるい。と拗ねたように響が呟いた。「そんなの仕方ないだろう？」「むー…じゃあ、これで我慢してあげる」そう言って響がこちらへ身を乗り出して、ちくり、首筋に走る痛み。「…克朗はわたしのだもんね？」「…ばか」

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[@l_asami]「疲れた」「はいはい」「ねえ疲れた」「わかったっつの」面倒そうな顔と、声。そんな言い方しなくても。「…これでも食えば」投げられた包みは、わたしが好きなチョコ。「もらったけど食わねえから、やる」駅前のコンビニのシールが付いたままなのには、触れないでいてあげよう。

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[@Jclavellina]「…えーし」隣りに座るとまこが小さく名前を呼んだ。黙って俺を見つめてくるから、言いたいことはわかってるけど、ついつい意地悪したくなってしまう。「…英士のいじわる、」拗ねたような顔をして、彼女の方から触れる唇。重ねられていた手が、きゅ、と強く握られた。

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[@yauzzz]「やーづっちゃん」自販機で何を買おうか悩んでいたら、後ろから呼ばれて。「あ、小林先輩」「何してんの？」「え、あ、喉が渇いたのでジュースを」「おごってあげようか？」にこにこ、楽しそうな先輩に何て返そうか。迷っていると。「先輩、俺のに手、出さないでよ」「…柾輝」

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[@siiba66]「わたしも好きって言われたい」「…いきなり何だ」「だって」たまには、そっちから言ってくれたっていいじゃない。こういうときの彼女には何を言っても無駄なのはわかっている。「…椎葉」「…なぁに」好きだ。わざと小声で囁いてやる。「！」ほら、そうやって顔を真っ赤にして。

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[@RroKku]「六は小さくて、かわええな」「え、こ、子供扱いしないでくださいっ」横を歩く柔造さんが不意にそんなことを言ってくるもんだから、思わず照れつつも言葉を返すと。「…子供扱いしてるつもりはないんやけど」笑顔はそのままでさらりと告げられる。「だって、六は俺の恋人やろ？」

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[@ntsn_a]「おかえりなさい～」「ただいまぁ」先に帰っていた寿樹が出迎えてくれる。「なつなは今日もお疲れですね」「うん、疲れてるよ」ため息を吐けば、手の甲にキスされる。「…何？」「何って、お疲れ様のキスですよ～」口の方がよかったですか、なんて。聞かなくてもわかってるくせに。

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@a_10n 「翼さん？」寝ちゃった？と顔を覗きこめば、閉じられた瞳、長い睫毛が目に入る。「…いいなあ、睫毛長くて。うらやましいよ」そう呟いてから、そっと立ち上がろうとしたら、「…ちょっと」翼さんの頭が肩にもたれかかって、動けない。…少しだけなら、小さな幸せを味わってもいいかな。

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[@okome_t]「なあ、渋沢」「ん？」「俺、思ってるよりもすごく渋沢のこと、好きみたいなんだけど」口からこぼれ出た言葉は無意識の、でも確かな本音。「…山口」「…え？」あっ。唖然としつつ頬をわずかに赤くする渋沢と、つられて顔を真っ赤にした圭介と。沈黙の後に二人、苦笑を浮かべた。

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[@oracle310]こんこん、と窓を叩く小さな音。「…三上!?」同室の友達を起こさないように、窓の外、犯人の名前を呼ぶ。「何してんの、こんな時間に」「いや、」なんか、会いたくなったから。珍しく素直に、へらりと笑った顔に文句を言う気も失せて、呼ばれるままに窓の外へ身を躍らせた。

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[@a_10n]「なー、チカちゃん…いつまで怒ってるんだよ…」俺が悪かったって。許してよ。「…貴志なんかもう知らない。バカ。アホ！」ドアの向こうから聞こえてくる声は涙混じり。ああでも、君の前でならいくらでもかっこ悪い男になれるから。（だからお願い、またその笑顔を見せてください）

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[@harucyaso]「克朗？」「んー…？」帰ってくるなりわたしのことを抱きしめて離さない克朗に照れつつ戸惑いながらも、その頭をぽん、と軽く撫でる。「どうしたの？疲れてる？」肩に埋められた顔が小さく頷く。珍しいこともあるなあ、と思いつつそっと背中に手を回して、腕に力を込めた。

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[@20fairytale10]普段制服姿を見慣れているせいか、久々に見る真斗の和服姿は新鮮で、眩しい。「…梅華」「…ん？」「その、お願いだから、あまり見ないでくれ」「えー、なんで」「見られてると思うと、恥ずかしい」耳まで赤く染めた横顔が可愛くて。思わず抱きついてキスをした。