個人的まとめ

りん🍸 @ruins36

【@Hibiki0510】「今日飲み会だから、遅くなると思う」電話の向こうにそう告げれば、数秒の沈黙のあとに、少しだけ落胆したような声色が返ってくる。『気をつけるんだぞ？遅くなるようなら、迎えに行くから』…今日は少し、早めに帰ろうかな、なんて。（だって、早く会いたいじゃない？）

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【@RroKku】「あ、三上」久しぶりー、へらりと笑うその姿は記憶の中のものと何一つ変わらず。「え、お前、」「あれ？覚えてない？」「いや、吉住だろお前」何だ覚えてるじゃーん。「…何してんの」引っ越したんじゃなかったのかよと問えば。「…」「…？」「…会いにきちゃった？」「何だそれ」

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【@Jclavellina】「…怒ってる？」「別に」怒ってない、と言う顔はいつも通り無表情だけど、隠しても無駄なんだから。「…怒ってるじゃん」わからないと思ってるんだったら失礼な話だよね。ちょっとむっときたから珍しくわたしから唇を奪ってやったりして。わずか見開かれた瞳が、揺れた。

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【@yauzzz】「やざわ」「はいっ」「背、少し伸びたか？」久しぶりに会った松下さんは、髪を切って少し爽やかになったように見える。少し背は伸びたけれど、相変わらず見上げるには大きくて。「５㎝も、伸びたんですよ！」「お、よかったな」いつか絶対振り向かせてみせるって、その背中に誓う。

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【@4t_u】「し、いな、」ちょっと待って。回らない頭で、どうにか椎名の体を押し返す。押されるままに体を起こした椎名と目が合って、顔に熱が集まるのを感じる。「なんで」「何でって、」口ごもったまま返事ができずにいると小さく、舌打ち。「…お前のだめ、は聞かないよ」（もう限界なんだ、）

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【@beni708】「ねーシゲちゃん」「どしたん？」「ここができない」画面を指差して、首を傾げる様子がかわいい。「貸してみー」「はーい」後ろから紅を抱きかかえるようにして、コントローラーを握る。「あ、すごい」「任せときー」腕の中はしゃぐ彼女が可愛くて、その頭にそっと唇で触れた。

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【@hina_sunohara】「妃那、」コーヒーでいいか、と低い優しい声。「いーよお」と返事を投げたあと、キッチンへ飛び込む。「あっ」「ミルク無しに砂糖は２つ、だろ？」「…さっすが！」笑いながら言えば、苦笑まじりの、わたしの好きな笑みを浮かべて。「お前の好みくらい、わかってる」

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【@siiba66】ねえ聞いてよ三上がさっき珍しくプリンおごってくれたんだけど！笑いながら、でもちょっとだけ嬉しそうに椎葉が教えてくれた。ちり、と心の中に嫌な感情が一瞬だけ、渦巻く。「どしたの？」「…なんでもない」このまま彼女が気付くことがないように、と願いながら小さく、笑った。

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@metalwing6434 「ちょっ、なに、」珍しくうろたえている翼さん。慌てた様子も可愛いね、なんて。「どしたの、めた」「えー？」どこも変じゃないですよー、と。「たまにはわたしから、翼さんにキスしようと思って！」高らかに宣言すれば、顔を真っ赤に染めた翼さんが、動きを止めた。

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【@yauzzz】呼ばれて振り向けば、笑みを浮かべた小林先輩と松原先輩。「なー今度の試合、どっちがいいプレーできるか勝負しようと思うんだけど、やざわはどっちに賭ける？」「えー」逡巡。そして、「みんな、かっこいいプレーすると思います！」大きな声で言えば、返ってきたのは苦笑。…あれ？

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【@Hibiki0510】「お、響」「柔造さん、おはようございます！」「おん、おはよう」朝の挨拶。その一瞬だけでも会えるのが嬉しくて、自然張り切った声が出てしまう。「響は朝から元気やなあ」優しく笑うその顔は、わたしだけに向けられたものじゃないとは知っているけれど。（いつか必ず、）

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【@beni708】「…あれ？」ふと漂ってきた美味しそうな匂いにつられて、キッチンを覗き込んでみれば、珍しくエプロン姿の彼がそこにはいて。「どしたんー？」「今日はシゲちゃんがご飯作ってくれるの？」「たまには腕ふるったろか、と思ってな」楽しみにしときや、自信ありげにシゲが笑った。

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【@4t_u】「…あのー」「なに」「近いです」何がって、顔が。綺麗な顔が目の前にあると、なんだか落ち着かなくてつい視線を逸らそうと試みるものの、敵わない。「だって久しぶりだから近くで見ておこうと思って」「わけがわからないです」ひたりと合わせた瞳の中、映るのは真っ赤な顔のわたし。

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@naginooon ピッチに立てない悔しさを押し込めて、ぎり、と密かに爪を食いこませた感触や、幾度となく落とした涙や汗。色んなものを見ているのだと、不意に思ってみたり。「―真田、準備して」「はい！」かけられた声に気合を入れるように一度、軽く膝を叩いて、今日もピッチへ駆け上がる。

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【@siiba66】「なあ辰巳、」「…何だ」「今日の紅白戦で」より多く点に絡んだ方が、明日、椎葉に話しかけるってことで、どう？三上の口が意地悪く持ち上がる。それをしばらく見つめて、「…望むところだ」楽しそうな三上に肩を竦めてみせると、いつもよりも心なし強く、スパイクの紐を結んで。

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@m10mkm 「なーんか」先輩と向かいあってるって、変な感じ。藤代がそう言って、にやり、笑う。「…あっそ」「うわっ冷た！」「うるせえよバーカ」久しぶりの掛け合いもぽんぽん弾んで。「うーんでもやっぱり俺、先輩とプレーするなら同じチームがいいな！」「…言ってろ」「あ、先輩照れた？」

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【@mzrmxxx】「わざわざ呼び出してまで水野の話題かよ」「いいじゃん別に！だって他に話聞いてくれる人いないんだもん！」「藤村がいるだろ」「いや三上呼べっつったのシゲだからね？」「だって俺一人じゃとても相手できないんやって」本当変わんないなお前ら、と諦めたように三上が項垂れる。

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【@xxrei_sxx】『こっちに残っちゃえばよかったのに』「…まだ言ってんの…」深く、息を吐き出せばごめん、と笑う声。「言ってるじゃん、亮がいるって」困るよ、と言えば知ってるよ、と。『だから、』「ん？」『今度は僕から会いに行くね』待っててね、と不穏な予告を残して、電話は切れる。

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【@siiba66】「ねえここ行きたい！」ウェブページを指差した先、そこに目を止めた三上が嫌がるのなんて想定内。「俺に喧嘩売ってんの？」「亮が行かないなら別の人と行くからいい」「…はいはい付き合えばいいんでしょレナさん」その返事を待ってた！そう言えばさらに眉間の皺が深くなった。

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【@Jclavellina】さっきから、ちらちらと。視線がまとわりついてきて。「…うっとうしい」そう呟けば、「何で？」「集中できません」「そう？」「そうなの」「…ねえレナ。それってつまりさ」俺のこと、気になって仕方ないってことだよね？「…自意識過剰って言われない？」「さあ？」

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【@oracle310】えーと、この子の名前はエリザベス。トカゲだっけ？「…ひんやりしてる」勧められるままに触れれば、想像よりもおとなしいのに驚く。「…」「どうしたの？」「いや、エリザベスは俺以外に触られるのを嫌がるから」珍しいこともある、と。お互いに少し、驚いた顔を見合わせた。

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【@20fairytale10】「梅華は、もっと自分を知るべきだよ」お願いだから、耳元で。そんな低い声を、出さないで！そう言いたいのに強張る体は言うことを聞かない。（きっと、真っ赤になってる）「…レ、レン」頬に小さく音を立てて触れる口づけ。「こんなに素敵なレディなんだから、ね？」

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【@yauzzz】「なあ、」サッカー、続ける気はないのか、と。いつになく自信なさげな翼の声。「…何で？」俯いた横顔からは、いつもの真っ直ぐな視線を捉えることはできず。「…俺、お前の背中見てるの、好きだったんだけど」そう言い捨て立ち上がった彼の耳が赤かったのには触れないでおこう。

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【@4t_u】「椎名、ちょ、歩くの早いって」人混みをするり通り抜けていく椎名の足取りは早く、少しでも気を抜けば見失ってしまいそうだ。「…真田が遅いんだよ」「わ、悪かったな」呆れたような顔の椎名に、むっとすれば。「ほら」「…え、」手、出せよと。「こんな人混みだし、誰も見てないだろ」

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【@siiba66】「ちょっとシエル、聞いてるの！」飛び込んできたリジーの声に、意識が引き戻される。「…ああごめん、」「もう！」綺麗な眉を歪ませて、目に涙を浮かべる彼女を眺めながら。「そうだリジー」特別に取り寄せたケーキがあるんだけど。そういえば彼女の顔がほころぶのを知っている。