『ラブライブ!スーパースター!!』2期感想メモ

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

で、ここまでの"結ぶ"有り様の話というのは、方々で言及されてるけど、"みんなで叶える物語"の部分なんですよね(文脈的にラブライブで勝てるというのはそういう面もある)。1期11話までで顕著だった"私を叶える物語"から、一旦物語がシフトチェンジしてたんですよね、2期のここまでは。

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

それが、最終2話でもう一度"私を叶える物語"に戻ってくるんですよね。ウィーンが誰よりも私を叶えようとしていたことと、かのんの留学と将来の夢の話で。そこで、皆に背中を押されたかのんは自分の夢のために留学を選び、ウィーンもそれに乗っかることで自分の夢を叶える、と着地するわけで。

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

だけど、将来とその夢を見据えないといけないのは、かのん1人の話ではないと思うんですね。3年になる1期生全員にかかる話で。それに、かのんがいなくなっても残ったメンバーでLiella!を続けていくことも、3年目が終われば1期生全員がいなくなるわけで。2期生もそこを念頭にしていかねばならない、と。

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

なので、この最終2話は、やはり1期の12話同様に、次の期のポイントとなる要素(1期生がいなくなった時に2期生はどうしていくか／1期生は将来と夢に向けてどうしていくか)、を先行して描いてる話と受け取った方がいいのかな、と。 mobile.twitter.com/the_final_R_CR…

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

スパスタ2期、ラスト2話が3期へのブリッジ的な話になってるとは思ってて(1期11話でかのんの話が一段落して12話があるのと同様)、話の主軸がかのんの将来の夢(その実現の為の留学)になっちゃってるから(曲もそっち寄り)、決勝に勝って優勝は割とおまけみたいな扱いになっちゃってはいるんですよね…。

2022-10-11 23:08:19

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

なので個人的には、3期でその辺が描かれていくのを期待して、3期の放送時期発表を待ちたいな、と思ってます（だいぶぐだぐだしてますが、概ね以上です）

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

この連投でも触れたけど、スパスタ2期は10話までずっと"みんなで叶える物語"を描いてたので、キラセンやWBNW的な集大成曲としてはSSSの方が強くも思えて…でも、未来の音が聴こえるも、1期までの"私を叶える物語"まで含めた曲として、相応の強さはあると思うんですね(最終2話がそれまでとズレるので…) twitter.com/the_final_R_CR…

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

スパスタ2期、個人的な感想としては、勝つこと・優勝することが軸の物語ではなくて、1期ラストの「勝ってみんなで喜びたい」の"みんな"に2期生がLiella!の一員として加わっていくのが物語の軸だったと思うので、それが真に実現されたSSSの結果で物語の主軸は実質的に終わってるんだと思うんですよね…

2022-10-11 23:22:08

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

ぐだぐだで書き損ねてたんですけど、ここでの"みんなで叶える物語"から"私を叶える物語"へシフトするような物語の軸って、(OPで力強く歌われるような)「絶対負けない！勝つんだ！」みたいな方向性とはズレてるんですよね…決勝曲の方向性と結果としての優勝とがズレてるのもそういう所でないかな、と。

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

あと、この軸の取り方(見方)自体が、1期前提≒1期生中心なので、その辺はもう一歩強く2期生たちの物語を見せてほしかったな、というのはやっぱりありますね。それもあるので、3期は2期生中心の物語として描いていって欲しいな、とも思ってます(1期生には卒業という一大イベントもありますしね)

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

それから、留学中止になったかのん、せっかく音楽学校志望のウィーンもいるのだから、3期の始まりに音楽科に一緒に編入すれば良いんじゃないかな？(ちぃちゃんが一緒に出戻るのもありかも？) mobile.twitter.com/the_final_R_CR…

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

かのんが推薦もらったことにしっくりきてないの、自分自身だけの力で成したことへの評価じゃないからなんじゃないかな…10話で歌えなくなった日のリベンジは決められたけど、結女の音楽科落ちた時のリベンジはまだ出来てないはずで…（2期ラストで音楽科への転入試験受けるみたいなの、あるかな？）

2022-10-02 20:27:48

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

スパスタ2期は、繰り返してるけど、10話までと最終2話とで話の軸が変わってる上に、決勝の舞台にかかるべき「勝つ」という意思の物語とも、2期全体としてズレを持ってしまってるんですよね。それが、決勝曲の未来の音が聴こえるを、曲そのものとは別に、弱くしてしまってる。 mobile.twitter.com/the_final_R_CR…

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

でもそれは物語の一貫性がないという事ではなく、1話から「勝つ事だけではない」という話だったのがスパスタ2期でもあって。結局その「勝ちが目標であっても彼女らの大切にしたい部分はまた別にある」という捩れがある以上、描写如何に拘らず、あの曲は決勝の舞台では直線的な強さは持ち得ないんだと。

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

でも同時に、1期からのかのんの物語の集大成的な曲でもあり、つまりは2期が紡いだ"みんなで叶える物語"と1期が描いた"私を叶える物語"とが統合・昇華された立ち位置の曲なんですよね、未来の音が聴こえる（未来は風のように→追いかける夢の先で、と続いたその先にある曲、という立ち位置でもあり）

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

にもかかわらず…というところで、何度も繰り返しになってしまうけれど…より強く言ってしまうと、目指せ優勝、にもかかわらず、徹底して、勝つ＜結ぶ、なんですよね、スパスタ2期。そういう捩れがある以上、物語の流れとして、楽曲もまた勝つ為の直球の力強さは持ち得ないんじゃないか、という話。

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

なんか今更感ありつつ、せっかく書いたので放流しました…

相楽 @sagara1

@the_final_R_CR3 全体としてそういう話で以降書かれていることも特に10話まで大体似たような捉え方していると思えますが（リンク及び添付）、 togetter.com/li/1917448 だからこそSSSという曲やそのライブ映像にもっと圧倒的な力、これがLiella!の見出した「本当の歌」という説得力があってくれていればなあ……と。 pic.twitter.com/1eUiTp5cfp

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相楽 @sagara1

@the_final_R_CR3 あと、10話でクライマックスは越えていて11話12話は「次の期のポイントとなる要素(1期生がいなくなった時に2期生はどうしていくか／1期生は将来と夢に向けてどうしていくか)、を先行して描いてる話」というのも大体そうかな、と思えますが。 そのためにラブライブ全国大会の決勝を

相楽 @sagara1

@the_final_R_CR3 見る側からすれば結果が観え過ぎあまり盛り上がりもしない消化試合にしてしまったり、かのんの留学騒動を一種茶番じみた印象で宙ぶらりんに持っていったの、何考えてるのかなというか、さすがに酷いんじゃないかなとは思えましたね……。

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

@sagara1 ごもっともというか、そこでまだ燃えてる感じはしますね…>消化試合と宙ぶらりん　サンシャインの話がこちらには少し流れてきていますが、やはり物語として「決勝(決戦)での勝利」にフォーカスするかしないかで、大きく印象が異なっている気がします。 mobile.twitter.com/the_final_R_CR…

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

ちょこちょこ流れてきてたWATER BLUE NEW WORLDの話。あれはそれまでのAqoursのサンシャイン1期2期通じた物語(廃校を阻止すべく0から頑張り続け、でも阻止出来ずに、せめて大会優勝で学校の名を刻み込むべく決勝に望む)が、12話で語られた9人個々の想いまで込みで乗って成り立ってる強さじゃないかと。

2022-10-12 22:43:56

禍原 無紘 @the_final_R_CR3

@sagara1 昨日からずっと書いてるんですが、あんなOPなのに、話は勝ちに重きを置いてない流れと思うんですよね、スパスタ2期。SSSもそうで、言うほど「勝つんだ！」って話じゃないので、印象が損なわれるのかな、と(「本当の歌」というのも、ある面ではウィーンに勝つための解ですし） mobile.twitter.com/the_final_R_CR…

相楽 @sagara1

@the_final_R_CR3 SSSも最後のも、"自分たちはどう在りたいのか、なんのため歌い、勝ちたいのか"といった問いを重ね確認を続けてきたことの証明となるもので。かのんはSSS前に確信できていて、勝利はその裏書きだったという感じですね。

相楽 @sagara1

@the_final_R_CR3 ラブライブ決勝は立つ舞台の大きさを描くことにかなり力を入れもすれば強調もされてはいて。そこに立ち、伝えてきた音楽の喜びや楽しさが反響となって返ってくる様を目の当たりもすれば、揺るがず堂々と受け止められている自分たちの姿も実感する……

相楽 @sagara1

@the_final_R_CR3 この作品が繰り返してきた"問いと確認（、再確認）"の総決算という形が組まれていたことはいたかとは思えます。私たちは大丈夫（だから、かのんも堂々と送り出せる）、といった風情ではありましたね。話の筋は通るは通っています。その後、なんかなんもかも茶番みたいになるわけですが……うーん……。