牛丼屋・毛利家
元春「本当にあの男との勝負は燃えた……本当に敵ながら見事な腕前だった」隆景「なんだろう料理勝負ってことはわかるのに、その言い方だと血湧き肉踊るふたりしかみえない。なんだろうこの違和感」隆元「っていうか寿司と牛丼で勝負しないでよ……」
2011-08-26 20:38:17元春「あともう少しで尼子寿司の権利書を手に入れられたんだが」隆景「寿司屋の権利書もらっても……」隆元「結局牛丼家と平行して始めたの餅屋だし……」元春「山中が腹が痛いからと厠に行ってな。そこから逃げられてしまって……。勝負はお流れと言うか」隆景「えっ」隆元「えっ」
2011-08-27 07:50:27隆景「兄にさっさぐーただ1つのぱーせり♪この安芸にこの安芸に咲き乱れてる♪ぱせり♪ぱせり♪ぱせり♪咲くよ 兄の心にー♪ぱせり♪ぱせり♪ぱせり咲くよ 緑色の草ー♪」元春「俺別にぱせり好きじゃないし何故そこでファンモンなんだよ……!」
2011-08-29 00:15:22隆景「本当は純恋歌でやりたかったんですけど歌知らないので」元春「知るか」隆景「なので純恋歌は隆元兄上にお任せすることに」隆元「えっ聞いてないよ!?」隆景「聞きたいなぁ兄上の純恋歌聞きたいなぁ……駄目でしょうか……?」隆元「え、あ、ど、どうしよう元春」元春「ぱせりうめぇ」
2011-08-29 00:26:36隆景(隆元、元春、元清、輝元……私、元がないですね、名前……でも私だと元景?隆元だと兄上の名前ですし、いいなぁ欲しいな、少し思うくらい……欲しいなぁ名前。ダブル隆元です☆とかいやいや)隆元「……おや隆景。なにか悩みごとでも?」隆景「うーん兄上(の名前)ほしいなぁと思って」隆元「
2011-08-30 19:29:02隆元「いっつも二人だけ仲良しでさ!どうせ私を馬鹿にしてるんでしょう!?」隆景「そんなことは!」隆元「だって二人とも私を無視して父上と話すじゃないか!」隆景「あれはまるもりの芦田さん役をどちらにするかってもめてるだけです!」隆元「……ならいいや」隆景「即納得できる兄上大好き!」
2011-08-30 19:33:36元春「なくよウグイス平安京みたいなのあるじゃん」隆景「何がですか」元春「信長とか秀吉を表すあれ」隆景「鳴かぬなら~ですよそれ」元春「あれの現代版って、“きーみはだれときっすをすーるー”だと思うんだ」隆景「際どくも切ない裏声有難う御座います春兄」
2011-09-03 22:45:25隆景「で?」元春「いや。それを隆元兄上でやるとすると、きーみはだっれときっすをすーるー♪あーのこ、それともあーのこー♪じゃね?」隆景「気弱www」元春「いかにもっぽくね?いかにもっぽくね?」隆元「……………へぇ……?」 二人「兄 上 い ら っ し ゃ い ま し た か」
2011-09-03 22:49:04隆元「ひきこーもりたい(隠居的な意味で)不遇な子で良い 父を愛してーる♪(部屋にこもりながら)」元春「ごめんて!謝るから天照のごとく引きこもらないでくれ!でないと隆景が狂乱ふらぐ!」
2011-09-03 22:59:25隆景「じゃあもういっそ皆で隠居しましょう!」元春「ほーらおかしなこと言い出したよもう」隆元「どうせ私なんかのけ者ですしおすしうまい」元春「変なすね方しないでくれ」隆元「ふたりは仲良しですねー良いですよねー」隆景「そんなことはない」元春「待ってその言い方は兄ちゃんちょっと傷つく」
2011-09-03 23:18:41隆元「じゃあ二人でさっきのを自分らしく歌ってみてよ。それでばらばらなら認める」二人「さっきの?…………きーみはだれときっすをすーる…………わーたしそれともわったーし……」隆元「仲良しですね(襖ピシャリ)」二人とも「なんと!」
2011-09-03 23:28:33元就「……隆景」 隆景「なんでしょう」元就「新しく餅屋を始めるに当たって、ねーむばりゅーではないがやはり何かこう、きゃっちーなものがほしいと」隆景「まるもりはしませんよ」元就「大丈夫、それじゃない。実は先日旅行にいってきたのだが、そこでめぼしいもの……いやめぼしい方を見つけてな」
2011-09-10 12:22:05隆景「めぼしい……?」元就「紹介しよう、……津からお越しいただいた、シロモチく」隆景「父上さっさと津に返して来てください!色々と侵害しておりますそれ!!」
2011-09-10 12:34:26隆景「とりあえず、本気で餅屋を始めるならばそれなりに策を練らなければなりませんね……」黒田「風の噂に聞いたが餅屋と牛丼家と(予定として)寿司屋経営するんだと?この両兵衛と言われたわしが、力を貸してや」隆景「間に合ってます」黒田「即答、だと……!?」
2011-09-10 12:46:02隆景「だってなんか結果見えてますし……深く考えなくても」黒田「考えようよ!秀吉の両兵衛だよ!!貴重だよ!?ほらもっと熱くなれよ!ほらほらほら!」元春「うるさいと思ったらまさかの黒田殿ぇ……」隆景「兄上」黒田「手土産にさけ」元春「俺死んだ」隆景「兄上よく見て、鮭じゃない、酒です」
2011-09-10 12:57:22隆景「兄上」元春「なんだ」隆景「いめぇじきゃらくたーの件なのですが。餅屋だけでなく牛丼屋部分にも必要かな、と考えたのですが」元春「うん」隆景「黒田殿で良いのではと」元春「………ごめん、お兄ちゃん、ちょっと今の隆景の思考回路理解できないな」
2011-09-11 22:29:39元就「尼子寿司も討ち果たし(買収)たと言うことで、まずやることがある。契約書だ」元春「今更か」元就「で、だ!契約書を作ってみたんだが、これをどう思う、息子たちよ!」元春「……すごく、太いです……」隆景「え、これ何頁あるんですか」元就「6000枚は書いた」隆景「えっ」元春「えっ」
2011-09-11 23:14:38元就「安心しろ。6000枚と言ってもそれ以降数えてないから、実際の内容はもっとながい」元春「どこに安心しろと言うのか今の俺には理解できない」隆景「尼子寿司……可哀想に……」
2011-09-11 23:17:56元春「尼子寿司から送り返されて来たんだが」隆景「でしょうね」元春「しかし、……父上には言いづらいんだがな……その、ご丁寧に山中の字で訂正が入れられている、しかもこれまたご丁寧に朱で……」隆景「や、優しい……!(ぶわっ)」元春「いや多分、これも七難八苦だと思ってそう、あいつ……」
2011-09-11 23:23:00元春「ってことで父上、推敲されて戻ってきたぞ……」元就「(´・ω・`)」隆景「これどうしましょう、不要ですよね、もう」元就「わかった捨てよう……」隆元「私がもらいます」元就「え」隆元「私がもらいます」
2011-09-11 23:28:51元就「いや、いらない書や文は捨てよう?何が漏れるか分からないし」隆元「いいえ、貰います……!」元就「いやいや、捨てた方がいい普通に、大体何に使うつもりだ」隆元「枕に!枕にしたら夢で父上に会えるかもしれないじゃないですか!!」元就「父上ここ!目の前にちゃんと父上いるよ!?」
2011-09-11 23:33:28元春「ちょ……」隆景「……マジ、ですこれ」元春「なんでこんな時に限って父上旅行中なんだよ!」隆景「そんなの私に訊かれても……」元春「うわぁ……もう面倒なことに」隆景「まぁ、全国展開するだろうな、とは思いましたが……ついに来ましたね……」元春「羽柴ェ……!!」
2011-09-11 23:56:54元春「っつーか織田だよな、織田!なんでこんなところにまで展開しやがんだ、くっそー……!」隆景「あの早さで領地を広げた方ですし、いつかはこうなったでしょう」元春「しかも支店長寄越すとか!」隆景「まぁここに作るのは本社でないのですし、支店長なのは多目に見るとして。……弱りましたね」
2011-09-12 00:04:04元就「江の合間にこまーしゃるしたら売れるんじゃないかな……牛丼」元春「ねーよ」隆景「むしろ父上出てないですしおすし」元就「父上は毛利あるところ、その後ろでちゃんと見守ってるよ?」元春「なにそれこわい」隆景「なにそれこあい」隆元「なにそれうまい」元春隆景「よかったいつもの兄上だ!」
2011-09-18 20:52:01