【アニメてにをは～耳をすませば／前夜祭】

アニメてにをは＠石曽根正勝 @animeteniwoha

【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０１】アニメてにをはの出番でしょうか？ 明日は『耳をすませば』放映。 でもこの作品を【てにをは】したら、興が削がれるかなって… 甘酸っぱい話に、演出や技術が云々は合わないような。 だから今回はちょっとだけ。 ここ、道が『背景動画＝セル』ですね… pic.twitter.com/7iKZHn6krh

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０２】ここ裏道階段を昇っていくんですが、そうすると、雫の衣服の色が変わって、陰の中に入ったとわかります。 pic.twitter.com/80N2XWsJHt

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０３】色変わりましたね。本編で観ると、すうっと色が変化していると思います。 これは色Aパターンと色Bパターンを２回、フィルムに焼き付けることで出来る、専門用語で『ダブラし』という手法です。 また機会をみつけて基礎講座でご紹介したいと思います。 pic.twitter.com/HjnIIn4lFJ

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０４】この２箇所は本編で確認してください。 背後の両側の壁がどんどん狭まっていって、裏道の狭さが強調されます。 これは壁の背景部分だけ別に描かれて、可動可能な状態になっているのです。 詳しくはまたの機会に。今回はこのマジックに驚いてください pic.twitter.com/TTdDnfaZG0

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０５】ここは『セルと背景の協力関係』を見ましょう。 足や紙袋が、手前の道に接する部分に「実線～トレース線」があるのが見えますか？ これは「この線に沿って足と道が重なるので、線を越えて描かないようにしてくださいね」という目印です。 pic.twitter.com/4z8TnMTkyo

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０６】足が全部現れると、セルと背景がお互い干渉しあう危険性もなくなったので、目印の「実線」が消えましたね。 こういう、セルと背景が干渉する危険を回避する目印の線を「組み線」もしくは「組み」と言います。 pic.twitter.com/ZBXK9n9MtS

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０７】雫が裏道から表の坂道に出て、地球屋のネコと『並行』して走っています。ふたつの運動が並行してるわけですね… 一応、『運動の複数性』ではあるのですが… pic.twitter.com/Rf5edvdvC3

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０８】でも、こう言っては何ですが、あまり『運動の複数性』が表現されている場面に見えないんですよね。 pic.twitter.com/APGewrZNps

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【０９】こうやってネコと雫が、「運動として交錯」しているのに、あまり運動がそれぞれに起こっている「ダイナミズム」が感じられない。 これやっぱり、絵コンテは宮崎さんでも、演出が近藤喜文さんなので「見せどころ」が微妙に違うんでしょうね。 pic.twitter.com/Fdl8mdNfnP

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【耳をすませば～アニメてにをは前夜祭】 【１０】よく考えると、これまで『てにをは』をやってきたのは全部、宮崎駿作品だったんですよね。 だから演出が違うと、こうも『手触り』が違うんだなと戸惑ってしまって、今回の『てにをは』は苦しまぎれ。 これで今日は終わります。 失礼しました～。 pic.twitter.com/Jq2GrJHIwg

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