BASAMURAI7

自分用。珍しく文しかない。 BASARAとSAMURAI7って一緒にしたらすごく萌えね?って妄想。完全なる夜中のテンションである。 *読む前の注意* ・夢小説的妄想であること 続きを読む
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ねこさん @n_nosuke

BASAMURAI7:時は未来の日ノ本戦国の世。大戦の混乱の世で武侠は地に落ち仁義などもはや夢、弱者は強者からの略奪が横行していた。夢主の住む村も例外ではなく、野伏という武士が山賊化した集団に日々おびえる毎日を送っていた。そんな毎日から脱却するべく侍を雇い野伏と戦うことを決意する

2011-09-27 23:31:25
ねこさん @n_nosuke

村の巫女である夢主は町へ出て理想の侍を探すがなかなか見つからない。そんなある日、チンピラに絡まれた夢主を助けた侍に白羽の矢を立てる。その名は徳川家康。かつて、日ノ本を総べた侍の末裔だった。夢主は家康に村を助けてほしいと懇願する。

2011-09-27 23:41:10
ねこさん @n_nosuke

(続き)家康は夢主の熱情と彼女の村の困窮極まりない状況に心を打たれ、村を助けることを約束する。が、家康一人では心もとない。彼らの仲間さがしが再び始まった。家康の人柄に惹かれてきた真田幸村。と彼の従者の猿飛佐助。家康のかつての友長曽我部元親。

2011-09-27 23:47:20
ねこさん @n_nosuke

(続き)村を支配しそこから再び毛利家の再興を企む毛利元就、ひねくれ者で根はお人よしの伊達政宗。そして、家康と刃を交え村の再興後、復讐を誓う石田三成。仲間は集まった。(そして慶次マジゴメン)。村へと向かう侍達だったが、村人の動きを察知した野伏の襲撃に逢いなかなか到着しない。

2011-09-27 23:52:43
ねこさん @n_nosuke

(続き)はじめは単に外の世界に憧れて侍探しを買って出た夢主であったが、彼らの過去や夢に触れていくうちに侍達に惹かれていく。再び徳川の名を盛り立て日ノ本を総べることにより今の世を立て直したいと願う家康。日の本一の兵となり今は亡き主君に報いたいと切磋琢磨する幸村。

2011-09-28 00:02:07
ねこさん @n_nosuke

(続き)主の成長を支えるも、今の侍の世を儚む心をひょうひょうとした仮面に潜ませる佐助。常に前向きで周囲のムードメーカーな元親の海に焦がれる心、強烈な野心を胸に秘めながら「戦はなくならぬ」とどこか厭世的に世をとらえる元就の孤独。

2011-09-28 00:08:17
ねこさん @n_nosuke

(続き)日ノ本を総べるのは自分だと故郷の娘(イツキ)と交わした約束を話す政宗のまっすぐな心。人間味あふれる彼らは夢主にとってとても新鮮だったが、常に家康に対抗心を燃やし周囲の輪に入らず無口でろくに物も食べずにいる三成は夢主にとってとらえどころのない人物であった。

2011-09-28 00:11:36
ねこさん @n_nosuke

(続き)村に入った侍と夢主は村人に歓待されるかと思いきや侍を警戒して誰も出てこない。そんな中、政宗の経験を生かした起点と説得により村人達は侍たちに心を開いたのだった。そして侍達の指導の下、村は来たるべき野伏との戦いにむけた要塞と化し村人たちも戦いの方法を学んでいく。

2011-09-28 00:23:44
ねこさん @n_nosuke

そして戦いを明日に控えた夜。夢主は夜空の下である侍と語り合う。

2011-09-28 00:26:44
ねこさん @n_nosuke

ここでな!誰と語るかわかれてたらスゴクいいと思うだよねフヒヒ

2011-09-28 00:26:59
ねこさん @n_nosuke

(続き)やって来た決戦の日。押し寄せる野伏と立ち向かう村人たち。侍達もそれぞれの武器を持ち戦いに身を投じる。夢主達女は村の神社にこもり祈るだけしかできない。戦局は村人側が有利となったと思われたその時、一つの武器が流れを一気に変えた。種子島である。

2011-09-28 00:31:23
ねこさん @n_nosuke

(続き)何処からか降ってくる銃弾に倒れる村人達。村人を庇い元親が斃れた。悲しむ間もなく、策を練る家康達。その元をつぶせば形勢が逆転できるはずであるがその場所がわからない。そのことを知った夢主は種子島の場所を知らせるべく社から飛び出した。

2011-09-28 00:37:19
ねこさん @n_nosuke

(続き)早く家康に知らせなければ。その一心で彼らのもとへ向かっていく夢主であったが野伏に行く手を阻まれる。絶体絶命となった夢主を救ったのは三成であった。礼を言う夢主に何も返さずに血を振るい刀をしまう三成。「裏道を教えろ」「えっ

2011-09-28 00:50:29
ねこさん @n_nosuke

(続き)「裏道を教えろ」「えっ」「私をそこへ案内しろ。家康に手柄を渡さない」。うなづく夢主。夢主と共に種子島隊のもとへ向かう三成。三成の速さに追いつけず草履で足を痛めた夢主に舌打ちをして片手で抱える三成。

2011-09-28 00:58:23
ねこさん @n_nosuke

(続き)細い身体にかような力があるのかと夢主は驚きを隠さずに言うと三成は「うるさい」と夢主を睨んだ。

2011-09-28 00:58:56
ねこさん @n_nosuke

(続き)種子島隊は三成と夢主の協力で潰えた。銃弾が止み再び盛り返す村人達。家康は「三成だな」と晴れ晴れとした笑顔を向けた。

2011-09-28 01:02:08
ねこさん @n_nosuke

(続き)視界に家康が飛び込んできた。武器を使わず素手で戦う彼の周囲には野伏ばかり。彼らに気を取られている家康の背後を細く小さな筒が狙いを定めているのを夢主は見逃さなかった。三成が壊滅させる前に見た限りの知識を動員して見よう見まねで火縄に火をつける。

2011-09-28 01:19:02
ねこさん @n_nosuke

(続き)それからどうするのだろうと逡巡していると後ろから声がした。「これを詰めよ」。元就だった。隣の元就に指導されながら、且つ早く夢主は火薬を詰める。「狙いを付けよ。別に当たらなくてもよい。我らが種子島を持っているという脅しだけでもよいのだ」。震える夢主の手にそっと手を乗せる元就

2011-09-28 01:24:42
ねこさん @n_nosuke

(続き)夢主は意を決して引き金を引いた。種子島は乾いた轟音を響かせ、家康の頬を掠めて草むらの中へと飛んで行った。銃口は引き、背を向けて逃げていく野伏の姿を確認するや、二人は危うく家康を撃ちそうになったことに安堵の笑いを漏らした。

2011-09-28 01:28:32
ねこさん @n_nosuke

(続く)火薬がないからもう使えない。しかし夢主の一発の銃弾は野伏をひと時牽制するのに十分であった。ひと時の静寂の中夢主と元就は言葉を交わす。元就は真剣に村を守ろうとする村人達の熱意の理由を夢主に尋ねる。夢主は私たちは村が好きだからであると答えると元就はそうかと小さくほほ笑んだ。

2011-09-28 01:39:53
ねこさん @n_nosuke

なり様それは死亡フラグです

2011-09-28 01:40:05
ねこさん @n_nosuke

(続き)もう駄目だと覚悟したが、刃が彼女の体を貫くことはなかった。夢主の前に元就が立ち、野伏の刃から彼女を防いでいた。「早く行け馬鹿者」。元就の言葉に頷き夢主は社へと走り出した。しばらくして銃声が背後から聞こえたが、夢主は目をつぶり走り続けた。

2011-09-28 01:54:34
ねこさん @n_nosuke

アニキ、ごんめー!!!なんかアニキだめえらくあっさりだったね!ほんとごんめー!!!

2011-09-28 01:54:52
ねこさん @n_nosuke

(続き)静寂だった村の空気は野伏の鬨の声で破られた。種子島が村人側にはないということが知られたからだ。さっきよりも多くなった野伏に奮戦する侍達。家康の背後をとろうとした野伏を三成が薙ぎ払う。礼を言う家康に三成は睨んでいった。「貴様は隙が多すぎる。貴様を討つのは私だ」

2011-09-28 02:16:41
ねこさん @n_nosuke

(続き)三成の元へ駆け寄ろうとする家康に三成は来るなと叫ぶ。野伏が倒れた隙をついて三成に斬りかかろうとするが慙悔に斬り倒した。三成は再び立ち上がり野伏の中へと飛び込んでいく。血を流しながら刃を振るう彼の姿は鬼神のようであった。が、力尽き一寸の隙に刃が彼の身体を再び貫いた。

2011-09-28 02:35:08