「金融庁 ✕ ひろゆき」コラボ! 金融庁が本気出した!? 「NISA」恒久化の要望も ――「NISA」の本家ISA化、「GPIF」の年金運用、救国の「金融立国」戦略

本文冒頭にある、「金融庁 ✕ ひろゆき」コラボ動画をきっかけに、まとめ主の金融政策に対する、コメントをまとめました。 金融庁はまた、「NISA」の恒久化などの要望を出しています。そして、岸田政権の「資産所得倍増」計画とも関連しているでしょう。 こうした動きが出てくるのは、なぜか? 「兆円」単位の巨額の試験が動く、「GPIF」の年金運用も絡めて、現在の日本の財政/金融政策を考察していきます。 ※投資に関して、どのような損失があっても、一切責任を負いません。投資は自己責任で。
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しろうと @sirouto

しかし、これはおそらく、今の国民の通念と大きなズレがありそうだ。そしてだからこそ、冒頭に戻って、金融庁は、人気のひろゆきを引っ張り出してまで、国民にNISAを普及しようとしていると。

2022-08-27 23:22:39
しろうと @sirouto

さて、ここまでわりと政府側の視点から、NISAに擁護的な論調で、話を進めてきた。しかしあえて、NISAに懐疑的な視点からも、少し検討しておこう。

2022-08-27 23:24:45
しろうと @sirouto

NISAに懐疑的な立場からは、「もし、大暴落が起きたら、どうするのか」という疑問が湧く。

2022-08-27 23:25:39
しろうと @sirouto

2年前、「コロナ・ショック」は「リーマン・ショック」以上の影響がある、という話も出ていたし、それにくわえて最近、ロシアの「ウクライナ侵攻」の影響も出ている。

2022-08-27 23:27:00
しろうと @sirouto

とすれば、昔の「リーマン・ショック」や「バブル崩壊」のように、これから大暴落が起きる可能性を想定するのは、別におかしくないのではないか?

2022-08-27 23:28:13
しろうと @sirouto

大暴落が起きたら、NISAはどうなるのか、という話だが、ここでまた、「一括」と「積立」の違いが出てくる。

2022-08-27 23:29:36
しろうと @sirouto

株式を一括で買うと、単調に右肩上がりの相場なら、それが最善だが、逆にもし、大暴落が起きた場合、含み損を解消するまで、長い間「塩漬け」になってしまう。

2022-08-27 23:30:57
しろうと @sirouto

しかし、「ドルコスト平均法」などの長期積立で、分散投資する場合、途中で暴落が起きても、全体で見れば得できる。

2022-08-27 23:33:57
しろうと @sirouto

また、株式だけでなく、国債ポートフォリオに入れておけば、暴落のショックをやわらげることができるとか、細かい話がいろいろある。が、それは投資本を読んで欲しい。

2022-08-27 23:35:38
しろうと @sirouto

長期・積立・分散」投資であれば、途中で暴落しても、最終的には得できる。というのが、「現代ポートフォリオ理論」の教えだ。

2022-08-27 23:38:26
しろうと @sirouto

だから、暴落で大前提は覆えらない。では、「100%確実」かといえば、「ゼロリスク」ではない。

2022-08-27 23:40:02
しろうと @sirouto

大前提を覆す可能性は、主にふたつ想定している。ひとつは日本の問題、ひとつは世界の問題

2022-08-27 23:42:26
しろうと @sirouto

まず、日本が「財政破綻」して、「預金封鎖」や「ハイパーインフレ」になった場合、大前提が崩れる。資産が保全できる、という前提すらなくなるわけだから。

2022-08-27 23:43:50
しろうと @sirouto

次に、もし世界人口の増加が止まった、あるいは減少に転じた場合、バブル崩壊後の日本のような長期停滞が、世界規模で起こる事態も想定可能だ。

2022-08-27 23:45:12
しろうと @sirouto

そんなの百年後の話だろう、と思うかもしれないが、たとえば最近も海外では言われている、「食糧危機」などのリスクを想定すれば、そこまで極端に非現実的な想定でもないだろう。

2022-08-27 23:46:25
しろうと @sirouto

これらの大前提が覆る可能性は、確率としてはかなり低いだろうが、絶対起こらないとも、断言できない。未来のことだから。

2022-08-27 23:47:48
しろうと @sirouto

そして、そういう大破局が心配な人は、ゴールドなどのコモディティを、ポートフォリオに数%くらい混ぜておくと、安心できるかもしれない。

2022-08-27 23:49:26
しろうと @sirouto

ゴールドなどのコモディティは、有事の防衛資産としては強力になる。ただし、株式の配当のように、平時に利益を産まないが。

2022-08-27 23:51:26
しろうと @sirouto

また、極端な破綻でない場合、たとえば円安インフレがどんどん進んでいく場合、米国株など「円建て」以外の海外資産を持つことが対策になる。

2022-08-27 23:52:56
しろうと @sirouto

ということは、ほとんどの場合で、インデックス・ファンド長期積立でなんとかなる。だから、メインの資産はそれで、サブとして、当面の生活資金や、非常時に備えたゴールドなど、残しておけば、ほぼ対応できる。

2022-08-27 23:55:10
しろうと @sirouto

なお、個人的には、「インデックス最強」論者ではなくて、じつは「クオンツ」が上回るのではないか、という考えを持っているが、現時点で最も万人向けなのはインデックスだろう。

2022-08-27 23:56:51
しろうと @sirouto

togetter.com/li/1936034 「テクニカル分析」は本当に有効か? 「テクニカル派 VS ファンダ派」の議論を整理する ――真の最強は、インデックスよりクオンツ!?(前回のまとめ)

2022-08-27 23:57:33
しろうと @sirouto

最近の投資系Youtuberとかが言う「インデックス一択」みたいな話に物足りない人は、クオンツの話を上でしているし、「スマートベータ」のファンドを調べるのもいいだろう。ただし、投資は自己責任で。

2022-08-27 23:58:50
しろうと @sirouto

さて、今回のまとめ。少子高齢化の日本では、「年金の穴を、NISAで埋める」考え方が広まっているようだ。今回の「NISA拡充」とか、「金融庁ひろゆきコラボ」などを見るに、そろそろ、本気で「金融立国」に取り組む時期なのかもしれない。政府も個人も。

2022-08-28 00:03:40
しろうと @sirouto

――といった所で、午前零時なので、これで終わります。お読みくださった方、ありがとうございました。

2022-08-28 00:04:20