「AI」と「画風」に関する論考ツイート集

湖西晶@怖い４コマ💀単行本発売中 @akikonishi

画風を学習して新画像を作るAI、 自然の生物の画像を山ほど学習させて、 「さあ…生きとし生けるものを創造せし神のセンスを学習したAIよ…まだ存在しない新しい命の姿を描き出しておくれ…！」 とかやるホラーがむしろ善良な気がする

深井涼介 @fpworks

AI「深井涼介の画風を学習しました。ふとももが太い！」 深井「お前もかーーい！！！！！！」

にょんここ @2455DG

そも今流行りのお絵かきAIは『他人の絵（画風）を真似てそれっぽい別の絵を出力している』のでトレパクでもなんでもないのよな（画風に著作権は適用されない）。「何かの絵を真似て描く」こと自体を否定すると真っ先に二次創作が即死ぬ。

ZEN（P） @ZEN45548809

『イラストの画風・タッチをAI学習して似たイラスト生成できる』例のアプリを、「絵師様が食われてしまう！」「無断転載や自作発言が横行するからダメ！」って糾弾するのは最もだけど、「AIなんてけしからん！」はちょっと違うと思うので言いそうになったら留まってほしい。AI学習を悪用するんが悪い。

ウェンディ@ナ夕ーリアP @df_wendy

今話題になってるAIイラストサービス。幾つかのイラストを読み込ませるとその画風を解析して近い絵柄のイラストを出力するという、ドラえもんの「まんが製造箱」にも近い夢のサービスなんだけど。やはりと言うか…トレパクや版権の問題で危惧されているみたい。 pic.twitter.com/Ag4FiC34rg

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ポラン@ゆっくり実況者🐕25万人 @polan9009

このようにAIによる機械学習を罪に問うことはできず(「AI学習禁止」などの文章も効力なし)、画風や絵柄を似せて生成されても著作権侵害にはなりません。 しかし、AIによって生成されたものが既存の著作物の表現と一致するのであれば、著作権侵害になる可能性があるという話です。

ポラン@ゆっくり実況者🐕25万人 @polan9009

ちなみに、どの程度で「既存の著作物の表現と一致」になるかは難しい問題です。二次創作であっても既存の絵柄とかけ離れたデザインは、著作権侵害に当たらないという判決はあります。(キャラクター設定や背景情報などは保護されない) 参考：bunshun.jp/articles/-/412…

ポラン@ゆっくり実況者🐕25万人 @polan9009

画風や絵柄に関する考察で、興味深いツイートツリーも参考にリプライに載せておきます。 twitter.com/fladdict/statu…

深津 貴之 / THE GUILD / note.com @fladdict

なんで「画風」が著作権で保護されないか…というと、著作権は「死ぬほどパワフルすぎる利権」としての側面もあるので… 「画風」を保護しちゃうと、「印象派」「キュビズム」「点描画」「厚塗り」「チビキャラ」とか、ジャンルレベルの表現が、100年ぐらい個人に独占で封印されちゃう。

2022-08-24 15:15:19

深井涼介 @fpworks

これは僕も思う所で、近いうちにおそらく「特定のクリエイター」ではなく「一定の画風」から…例えば「20XX年の人気イラストレーターの作品を集めた画集」とかから絶妙な画風の作品をAIが生成するようになるのではと思うんで、多分将来的に何悶着も起きるのではなかろうかな～(RT

深津 貴之 / THE GUILD @fladdict

画風コピーAIの健全な使い方は、ベルセルク画風を学んで資料を大量に生成して、ベルセルク引き継ぎチームの仕事を楽にしてあげることだと思う。

SmokingWOLF@片道勇者2開発中/ゲーム開発者 @WO_LF

「AI学習禁止」がトレンドに入っててすごい時代の風を感じる （※「自分のイラストを学習データに使わないで」という話題。個人のイラスト複数枚を入力することで画風をまねた顔イラスト画像を生成できるサービスが今日リリースされた影響） SF小説もびっくりのとんでもない世の中になってきた。

深津 貴之 / THE GUILD @fladdict

イラスト業界とAIエンジニア業界の文明衝突。騒動の根っこには「改正著作権法、第三十条の四のニ」というのがある。 「大量の情報から、当該情報を構成する言語、音、影像その他の要素に係る情報を抽出し、比較、分類その他の解析を行う」ケースでは、著作者の許諾はいらないというもの。つづく

深津 貴之 / THE GUILD @fladdict

要は、ネットのビッグデータを漁って、AIを学習させる行為は、「著作者の権利を不当に害する範囲」でなければ、引用とかみたいに合法でやって良いよん。というもの。 で、これから「著作者の権利を不当に害する範囲」とは、どの辺までか… というのが争われることになるんやと思う。

深津 貴之 / THE GUILD @fladdict

で、「著作権者の利益を不当に害することとなる場合」というのは、おそらく「ジョジョ画風特化で学習して、ジョジョジェネレーター作りました。これでスピンアウト作ります」みたいなやつは100%アウト…だが、どこから不当に害するに該当するのか…というのが、まだ定まってない。

深津 貴之 / THE GUILD @fladdict

一方で、具体的にその作者の作品の完全コピーや、売上の低下が証明できない場合、現行法だと合法な感じ…ぽくて、ここで著作権法と、気分的な著作権と、心情的な問題がグチャグチャに混ざってえ、落とし所がなくなってる感じになってるのだと思う。なので、着地点が見えずとても難しい感

Aryn @aryn_ra

他人の絵を見ることで学習して新しい出力をするというのは人間が絵を描くプロセスと変わらないので、機械にそれをされるのが嫌というのはなんかお気持ちとしては分かるけど論理としては「Excel のマクロはズル」だよな

湖西晶@怖い４コマ💀単行本発売中 @akikonishi

画風のAI再現についてぽやぽや考えた末に、 わたしの「絵」を剽窃するひとはいないしメリットもないな… という残念な気づきと 困るのは「ネタ」を奪われることだな…と うん、がんばろう

Aryn @aryn_ra

もしかしたらそもそも「そもそも画風・作風は法的に保護されるものではない」ってところがあんまり受け入れられていないのかな。手塚治虫風や水木しげる風のイラストや漫画を描いてる人とかいるけど、ああいうのは人間がやっても AI がやっても合法ですよ

ikanoshigai @ikanoshigai

多分今後10年くらい経つとAIを作画作業で使う事は当たり前になり、その上でやはり「うまい人」「うまくない人」が分かれるのだろうし、「うまい人」たちがどんな表現を切り開いているのか本当に楽しみ。

dragoner@2日目東サ46a @dragoner_JP

3年以上前に改正著作権法が施行された時、ネットで収集した浜風とマシュ画像から、浜風とマシュを判定するAI作ったけど、それから進歩して作家の画風コピーするような問題が出るとはなあ… → グーグルの機械学習プログラムで浜風・マシュ判定システムを作ってみた。 togetter.com/li/1306420

深津 貴之 / THE GUILD @fladdict

ちな某サービスは、設計99%同じでも「自分の絵を5枚アップしたら、苦手な角度や顔バリエーションを作ってくれる、作画支援ツール」というプレゼンテーションにしてたら、もっと平和に受け入れられてたんじゃないかと思う。

Aryn @aryn_ra

あ、もちろん画風を真似るのは合法ってだけで手塚治虫の作品だと勘違いされるような形で売るのは不正競争防止法とかに引っかかるぞ (念のため)

デビノレマソ @DEVINOLEMASO

画風を覚える例のAI、「悪用される気がする」んじゃなくて「最初から悪用するの前提で開発した」が正しいんじゃないの？🤨

深津 貴之 / THE GUILD @fladdict

で、この問題の真にムズイところは、「著作権法とネットは世界に接続されている」点。たとえ日本で法律変えて禁止にしても問題は解決せず、「アメリカか韓国かフランスか中国あたりで、超アニメ系イラストAIが完成する」という流れになり、国内のアドバンテージが全ロスとするだけで終わる。ムズイ。